カリブ海クルーズ vol.14~ケネディスペースセンター~

目覚めると既に母港に接岸済み。
部屋専属のバトラーやスイート客のコンシェルジュが我々のチェックアウトを出待ちして下さっており、お別れの挨拶。名残惜しい。そう、彼らは間違いなく一流で素晴らしいサービスマンでした。底辺の従業員と上級の従業員の差がありすぎるんですよね当社は。もちろんスイートは値段が高いですが、それに充分に見合った質だったと思います。他方、普通クラスで参加していると、クルーズなんてこんなもんかと失望し、次は無いと判断するのかもしれません。
港からホテルへ向かうシャトルバスの運転手が露骨すぎる。
ホテルに荷物を預け、タクシーでケネディ宇宙センターへ。公共交通機関が無いためレンタカーかタクシーでしか行けないのです旅行者は。ドライバーが往復80ドル一括で先に払えと嫌な要求。片道づつだと、帰り迎えに来て他のタクシーで帰られた場合、こんな遠いとこまで来ておいて待ちぼうけはダメージ大きすぎるからですって。たしかにおっしゃる通り。妥協案として領収書をきちんと貰い、ドライバーの写真を車とセットで撮らせてもらうことに。疑ってごめん。こっちにはケイマンの悪夢があるのです。
オープン直後のケネディス宇宙センターへ。ヘンにチケットカウンターが行列してて、よくよく見ると、毎度毎度購入客が販売員と数分話しこむ。何をそんなに話すことがあるんだこいつらは。私はチケットの種類と枚数を伝えるのみで数秒で処理完了。ほんとアメリカ人はおしゃべり好きなんだから。
ホンモノの打ち上げ台。宇宙兄弟で観たやつや。
ここでロケットを組み立てています。全てがいちいちデカい。
ワニに遭遇。敷地内バスツアーでも最も盛り上がった瞬間。
男子的にはワクワクしますねこういうの。
IMAXで宇宙のお話を上映してくれるのですが、冷蔵庫のような温度設定で、今回の旅で最も辛かったひとときでした。
ランチにチーズバーガーとテックスメックスバーガーを注文すると、チーズバーガーが2つ来た。1つ違うと申し入れるとすぐにテックスメックスバーガーを持ってきてくれ、間違いのチーズバーガーも食べて良いとのこと。
完食したけどな。
最近完成したアトラクション、スペースシャトルのアトランティス。
退役したホンモノ。
なんやわからんがロケット群。

というわけで、マニアにはたまらんテーマパークだと思います。入場の際に、50ドルって高いなあと思いましたが、これだけの展示品や映像を維持する料金としては妥当かも。しかしだからといって一般人の感性に見合った金額というわけでもない。難しいところです。

ちなみに、タクシードライバーはきちんと迎えに来てくれてました。帰り際にチップを10ドル渡すと、私の経験上最も盛大に感謝されたので、いやそんなに感謝しなくていいから半分返して、とは言えませんでした。
なんとなくテックスメックスに火がついてしまい、夕食にはブリートー。
大味で雰囲気を楽しめました。

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