カリブ海クルーズ vol.10~ジャマイカ~


安定のゲロマズ朝食。お前は目玉焼きすらまともに作れんのか。
ジャマイカのファルマスへ寄航。港はクルーズ客向けのショッピングモール状態で、ジャマイカらしさは皆無。
モンテゴベイ(Montego Bay)という所のビーチが綺麗とのことなので、タクシー乗り場を探す。しかしタクシーの定義がわからなくなりました。
ファルマスの街を抜けてモンテゴベイへ。車窓から街並みをじっくりと見ましたが、ダメだ、危ない。私の中の海外旅行危険感知センサーは鳴り響きっぱなし。自分の足で出歩かなくて本当に良かった。これまでメトロマニラティファナ、カンボジア、ボスニア・ヘルツェゴビナなどそれなりに危険な地域を旅してきましたが、その中でもトップレベルの恐怖を感じました。
途中、土産物屋的な所に強制的に寄られる。タクシーの定義がさっぱりわからない。ブルーマウンテンの豆が信じられないほど安すぎて怪し過ぎる。
試しに一杯だけ飲んで見ましたが、私の直感は正しかった。仮にホンモノだとしても超いらない。
5ドルの入場料を取られる柵で囲われたビーチへ。相乗りしたアメリカ人はこんなところじゃなくて本物のジャマイカに触れたいとドライバーにゴネていましたが、危険すぎるからやめておけと、いなされていました。
くつろいでいると音楽の押し売りが来る。
3m級の巨人の押し売りも。
ヒマなのでジャマイカ名産のビールを飲み続けることに。
これまた名物のジャークチキン。悪くはないけれども良くもない。恵比寿のアラウィのほうがマシ。
デザートにフローズンカクテルを注文すると、ガツンとアルコールが効いていてヘロヘロに。
帰りの車窓から女学生を盗撮。
美しい海。日本の中古車を転用しているのですね。タクシーの定義(ry
壁内に戻ると記憶の巨人がお出迎え。
暑いのでラウンジに戻ってビール。私を含めてスイート客が理由も無く飲みに集まり妙な連帯感が生まれます。
夕食にはスープ(内容失念)から始め、
にんにく海老。シンプルで美味しい。真ん中の謎の米には手をつけなかったけど。
メインにはラザニア。アメリカのデリにあるラザニアクラスで悪くない。
シュガーフリーのアイスがあったのでお願いしてみることに。そうそう、一昔前のアメリカではトランス脂肪酸フリーが流行っていましたが、今回はやたらとグルテンフリーが目に付きました。お前ら焼け石に水だってまずはコーラやめろよコーラ。
部屋に戻るとなぜかテレビがついており、おそるおそる歩みを進めると、ゾウがテレビを見ていました。
芸が細かい。

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カリブ海クルーズ vol.9~船長と飲み会~


ハイチのビーチは満喫できたので船に戻る。
地味に船にペンキ塗ったりしてました。なるほど、寄港地ではこういう作業もしているのですね。
シュレック氏がお出迎え。ロイヤルカリビアン社はドリームワークスと提携しており、ドリームワークスのキャラがそこらへんにいます。写真も一緒に撮ることができる。
ロッククライミングにチャレンジ。カンタンなコースを選択し、なんとかてっぺんまで登りきることができました。しかし私は細身ではないので向いていない。
心疾患アイスで休憩。うめー。
部屋に戻るとスイート客向けに船長と宿泊責任者主催の飲み会のお誘い。
ワインバーでシャンパンやら赤ワインやらをたらふく頂きました。キャプテンはヒゲもじゃで海の男らしかったです。それにしても、ロイヤルカリビアン社は末端のサービスレベルは良くないものの、スイート客の特別扱い感はすごい。スイート客自体の人数をものすごく絞ってるんですよね。4,000人中50人も居ないのでは?今回と同等の飲み会は他のクルーズ会社でも開催されるのですが、200~300人があつまって壇上で船長が挨拶して終わりですもん。当社のように、マジで船長がひとりひとりに挨拶にまわるは偉い。
夕食にはこれまたピザの具のタレみたいなもの。
クリーム系のスープは大体外さない。
ホタテやらカニやらのほぐし身。こんなのもはや料理じゃありませんが、シンプルに美味しいのが悔しい。
牛のカルパッチョはカピカピに乾燥しててあからさまに作り置きでアウト。
船長主催の飲み会で知り合った、ロイヤルカリビアンのクルーズ滞在累計1,100日の猛者に「今夜のディナーは餃子が美味しかったよ」との情報を得たので挑戦。百聞は一見にしかず。多くは語るまい。タンパ在住で絵に描いたような富豪でありお金にも時間にもゆとりがあるのですが、舌はこんなもんか。
食後にはDrew Thomasというマジシャンのショー。America's Got Talentのファイナリストであり2009 Most Influential Magic on Television。すごいなこういう人引っ張ってくるって。そしてそれらの賞に恥じず、めちゃくちゃ面白かったです。金払っても良いレベル。でも込み料金なのオホホ。ほんとロイヤルカリビアン社のエンタメレベルは高い。
深夜にグラビティの上映があるので観に行くことに。日本のIMAXで観たことがありましたが、まあ、無料ですし、もう一度観てもよかろう。それにしても日本で公開した際にはなんで「ゼロ・グラビティ」としたのでしょうか。意図が良くわからん。

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カリブ海クルーズ vol.8~ハイチ~


サーモンとかハムとかチーズとか既製品は美味しいのですが、
相変わらず調理が全くダメの朝食。ウェイトレスの態度も良くないし、なんとかならんかね。
連れのパンケーキも「ゴムみたい」とのこと。

今回のクルーズ初の寄港地、ハイチのラバディ。
ハイチと聞くと恐ろしく治安が悪い国という認識しかなかったのですが、ラバディはロイヤルカリビアン社の所有物(?)であり、隅々まで整備が行き届いており快適そのもの。「そんな作られたリゾート、ホンモノのハイチじゃない」と、本気の旅行者に怒られるかもしれませんが、楽しいのはたぶんこっちなので耳を貸さない。
我々はベアフットビーチという、スイート客専用のビーチでゴロゴロと。特にすることも無いのでひたすらビールを飲む。
お土産物屋さんとかもちゃんとあります。完全にロイヤルカリビアン社によって演出されたものですが、ハイチの人々の雇用機会を生み出しているのです。CSRってこういうことですよね。日本企業のCSRはペットボトルのキャップを集めたりゆるキャラを派遣したりと、かなりピントがズレている。
ビールたち。これ全部船から降ろしてくれているんですよ。ゴミも全て船に持ち帰る。
おとなりさんは赤ちゃんをベビーカーに放置し、夫婦仲良く海水浴していました。ほんとアメリカって大らかな子供の育て方をしますよね。日本で同じことやると全然関係のない色んな大人がめちゃくちゃ怒り出しそう。
おまちかね、ランチです。
BBQをバフェ形式で。
私は大量のエビとステーキ、スペアリブにギリシャ風サラダ。素直に美味しかった。これまでの船内のどの食事よりも良い。
あまりに美味しかったでおかわり。食べ過ぎである。さらに、隣のテーブルのオッサンが食べてたハンバーガーがとても魅力的だったので10分ぐらい悩みましたが朝からビール漬けだし我慢しておきました。
オフロード仕様の車椅子。脚が悪くなっても人生を謳歌し続けるアメリカ人に敬服。しかしその脚の悪い理由が単なる食べ過ぎだったりする。

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カリブ海クルーズ vol.7~アイスショウ~

当クルーズの目玉イベント、アイスショウ。
ゲスト全員が楽しみにしており大人気大混雑。スイート客は良い席が事前に予約されており、列に並んだりする必要が無くワハハハハ。
ディズニーオンアイスで10年近く演ってきた人など、パフォーマーはちゃんとしたプロで、素晴らしいショーでした。このモーフィアスみたいな人が個人的にはお気に入り。スケートと全然関係ないけど。
パフォーマーの中に日本人も数名。嬉しいですね。それにしても船内イベントとしては非常にレベルの高いもので、自然発生的にスタンディングオベーションでした。ロイヤルカリビアン社はとにかくエンターテインメントのレベルが高い。エンタメの人はエンタメ専門で、基本的に他の仕事をさせない所が良いのでしょう。他のクルーズ会社はダンサーと言えども他の仕事を兼任させられるらしいです。

ラウンジでお酒を飲みながらコンヘルジュに明日以降の寄港地におけるアクティビティについて相談。このコンシェルジュがほんと仕事ができる人でとても頼りになりました。
DVDを借りて部屋で見る。キックアス2。日本では公開終了したばかりなのに、アメリカでは既にDVDが出回ってる模様。1に負けず劣らず面白かったです。あの終わり方、絶対3も出ますよね。楽しみだ。それにしてもクロエ・グレース・モレッツが魅力的すぎる。じっくり見ると、鼻とか口とかすごくヘンな形してるのに、全体としてみるとどうしてあんなに美しいのでしょうか。しかもこれで16歳だなんて末恐ろしい。ちなみに私はロリコンではありませんからね。
話は前後しますが船内にはゲーセンもあります。子供たちが溜まってた。
それからルームメイクのたびにタオルでアート。これは犬?
ディスコ。一応昼間も開けていますが、盛り上がるのはてっぺんを過ぎてから。
さて、ディナー。本日はフォーマルナイトであるため、タキシードでバッチリキメ、、、るはずが、なんとカマーバンドを自宅に忘れるという失態。なんかもう忘れ物大杉。仕方ないのでおなかを極力見せないように努めることに。
これは、、、何でしょうか。ピザの上の具だけみたいな味。しょっぺえ。
安定のシュリンプカクテル。
オマールのスープ。美味しいですが、人工的な味に感じました。おそらくレトルト。まあ、船の上だし、マジで作るとしたら死ぬほど手間がかかるから仕方ないか。
肉はさすがのアメリカ船、上手に仕上げてきており美味しく頂けました。
スフレが良いとしつこく薦められたので試してみると鼻血が出るほどまずかった。だって注文して5分ぐらいで出てくるんだもん、スフレじゃないよ。なんかマグカップで作るふわふわあーりんカップケーキに限界まで砂糖を溶かし込んだ液体をぶっかけるだけ。

ところで、気になったのはフォーマル率の低さ。プリンセスクルーズだとフォーマルナイトは全員が気合を入れまくってオシャレするのですが、ロイヤルカリビアンでは3割ぐらいしかそういう人がいない。写真撮影のブースも心なしか空いている。やはりプリンセスのほうが格上とされているのはこういう所なのかもしれません。

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