「サワーソップ」という日本になじみの薄い果物のジュース。ヤクルトみたいな味でした。
朝のメニューに赤米ナシゴレンは無かったのですが、お願いすると快く作ってくれました。そう、融通が効くのです。色々とワガママを言ったもん勝ちなリゾートです。というわけで、今回のアマンリゾーツ滞在はこれにて終了。
チェックアウトし、空港近くのプランバナンという世界遺産へ。
こちらはヒンズー教の寺院です。
10年近く前に地震で崩落した箇所につき、未だに修復を続けているという、のんびりした遺産です。
そうそう、こっちの女子は裏ピースを良くやる。裏ピースはイギリスにおいてはファックユーの意味らしいですよ。
一通り観光を終え、車に戻るとキンキンに冷えた飲み物が供されます。こういう気遣いは嬉しいですね。
空港使用料が必要とのことで、帰国日にしてATMで現地通貨を出金。単位がデカくてお金持ちになった気分。ちなみに現地の人も単位がデカすぎて困ってるらしく、下3桁は省略して値段表示をするのが一般的です。
余ったルピアで空港食堂のナシゴレン。全く美味しくない。アマンジオのレベルの高さをここに来て思い知らされる。
ジャカルタのスカルノ・ハッタ空港のラウンジはクソだと色々なブログに書いてあるのですが、
思ったほど悪くない。
というか食事は結構充実していて
生ビールまで完備。充分じゃないか。
wifiの電波は最強なのですが、速度が信じられない程遅く、ヤフーニュースすら見ることができませんでした。
これにて今回の旅はおしまい。
冒頭の「アマンで人生が変わった」的な衝撃は全くありませんでした。色々盛り過ぎですね、色んなガイドブック。これからアマンに挑戦しようとする方は、客室数が少なく融通が効くリゾート、ぐらいに期待値を留めておくのが良いと思います。
それでも現地の文化を強く意識・尊重し、リゾート全体でローカルに溶け込もうという姿勢は素晴らしい。欧米系のホテルはどこの国においても機能的なホテルを強要しますが、アマンリゾーツはとにかく現地に馴染む馴染む。そういった意味で、リゾート界においては革命的な存在と言って良いでしょう。
今回のように、その土地に独特の魔力がある場合には、アマンリゾーツのホテルに泊まるのが吉。一方で、ワイオミングのスキーリゾートにおいてアマンに泊まる必要があるかは疑問。使い分けが重要なリゾートです。日本だと、京都や沖縄に進出すると成功するかもしれません。
「アマンジオ」シリーズ目次
- アマンジオ/ジョグジャカルタ vol.7
- アマンジオ/ジョグジャカルタ vol.6
- アマンジオ/ジョグジャカルタ vol.5
- アマンジオ/ジョグジャカルタ vol.4
- アマンジオ/ジョグジャカルタ vol.3
- アマンジオ/ジョグジャカルタ vol.2
- アマンジオ/ジョグジャカルタ vol.1
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