当ブログの趣旨から大幅に逸脱していますが、"AKB48劇場8周年特別記念公演"という非常にエクスクルーシブな、おそらく現在の日本エンターテインメント界で最も参加が難しいイベントにお邪魔できたのでレポートさせて頂きます。
最初にお断りしておきますが、私はロリコンではありません。
秋葉原のドンキは不思議な構造で、下のほうがパチンコ屋で、真ん中らへんがドンキ、あとメイドカフェとゲーセンもあって、てっぺんにAKB48劇場があります。エスカレーターでひとつひとつ登っていくのですが、ずーっとこんなカンジでデカい写真が貼られている。
AK48といえばドームで何日もコンサートを開催し、何十万人も動員するというモンスターグループ。それですら抽選に外れて観に行けない方が多いのに、本日のゲストはたったの200名ちょっと。その中で我々は前から4列目のど真ん中の指定席ふははは。ちなみに業界人っぽい人が近くに多かったです。
お花はコレ1個だけでした。山ほど集まるだろうから、私が贈る必要は無いと考えていたのですが、これだけなら私からも贈っておけば良かったカモ。
ブロードウェイの劇場のようなつくりで凝っています。待合ロビーみたいな所に、秋元康やら北川謙二やらが普通にいるのに、ゲストは見向きもせず。もうちょっと高まっても良いと思うのですが。
劇場内は2/3ぐらいは座席、残りは立ち見という仕組みです。広さは学校の多目的室ほど。電車3~4車両ぐらいを横に並べたぐらいでしょうか。かなり狭いです。
ゲストは皆お行儀が良く、座席がある人は全員が座ったままというスタイル。すごくいい。私、コンサートとか行って立って観るの、すっごく苦手なんですよね。真面目に真剣に観たい。立って騒ぐ余裕なんてない。なのに座ってると「何コイツ座ってんだノリわりーな」みたいな目で見られるし、前の人に立たれたらもう見えないので仕方なく立つ。そんな人生です。ロックフェスとか絶対に無理。
それにしても出演者と客席との近さがすごい。友人とのカラオケよりも近い。あまり近いと目のやり場に困ります。
公演はチームA→K→B→4という順番で1曲づつ、次に全員(100人弱!)で1曲。その後、神棚(?)やら神社っぽい人やらがわらわら出てきて、9年目もうまくいきますようにとお祓いタイム。唐突に神妙な雰囲気で困惑しました。続いて15期→14期→13期→…→2期→1期と来て、じゃんけんで勝った人たち→全員、でした。全員ってのがマジですごいなんかもう人大杉。みんな仮装してるカオスすぎ。
私はロリコンではないのですが、観客に訴えかけてくるエネルギーを期別に比べると、15期が最も素晴らしく、あとは降順でした。やっぱ入りたての若者はがむしゃら感がすごいですね。そこから段々とこなれて来て、ゆとり世代が悟り世代となり、完全にグダグダになって来ます。会社と一緒。新入社員が一番元気。
顔面偏差値で比べると、これが面白いことに15期が最も素晴らしく、あとは9期までなんとなく降順で、後は全然イマイチといった具合です。
どうしてこのような現象が起こるのか私なりに色々と考えて導き出した仮説は、「最近加入して来る子たちはオリコン1位やミリオンセラー、紅白出場といったランドマークを達成した姿を見てからオーディションを受けているから」です。
8年前に秋元康が当グループを始めた際には怪しさ抜群だったので、オーディションに応募してくる人数も少なく、芸能人予備軍は見向きもせず、来るのは素人ばっかしで質も低かったのでしょう。しかし昨今、一定の社会的地位を得てアングラ感が抜けきった後には、子役などのセミプロたちも平気で応募するようになり、したがって、このような顔面格差が生じているのではないかと考えます。決して私がロリコンというわけではない。
レディー・ガガからのメッセージ。お前絶対他人だろ。
終演後は出演者全員がゲストをハイタッチでお見送り。ここもそれぞれの個性が出て非常に面白い。すげービジネスライクでやらされてる感満載の子もいれば、ハイタッチだと言ってるのにギュっと手を握り締めて釣ってきたり、異常に手が冷たい子もいれば、やたら汗ばんでいる子もいる。どうしてこんなに多様性が生まれるのか。
お土産としてマグカップとハチミツを頂きました。8周年だからハチ?ミツ?
それにしても、これだけ盛りだくさんで3,000円は安い。女性なんて2,000円ですからね。あれだけ出演者抱えて、ギャラとかどーなってんだ。どう考えても大赤字プロジェクト。太っ腹ですねえ。これからもずっと継続してジャニーズみたいになれれば良いなと思いました。
最後に、最も印象に残った2人をご紹介。
大和田南那と
田野優花。
この2人は5年後、芸能界の最前線にいることでしょう。私はロリコンではないのですが、芸能界の次の世代を当てるのが得意なので、楽しみにしておいてください。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。