ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ/洞爺湖 vol.3

ゆうべは完全に食べ過ぎだったので、きちんとした朝食はパス。ベーカリーが美味しそうだったのを思い出し、
生ハムサンドと
ウインナロール。美味しいのですが、パン4つ買って1,500円とはいかがなものか。
本日もクラウド型。天候に恵まれず、結局敷地内から一歩も外にでませんでした。
エントランスアプローチ。都心のラグジュアリーホテルは土地の関係上、むりくり車寄せを作った感がありますが、リゾートホテルのそれはとてもゆったりと設計されていてまるで映画のよう。
ブルーローズ。作り出すのは不可能とされていたのに、いつのまにかよく見かけるようになりました。ところで、英語で"blue rose"は絶対に不可能の意だと教わったのですが、そんなこと言ってる外人に会ったことがありません。
使用していないチャペルも空調ガンガンの全開放。こういう自由で大らかな雰囲気、とてもクルーズ客船。しつこいようですが、本当にクルーズ船のよう。

こんなに自由であっても誰にも咎められたりはしません。
昼食をあらし山吉兆で楽しんでいるうちにクラウドも去ったため、食後のお散歩。
ロープウェーに乗って山のふもとまで降りてみることに。
洞爺湖が見える。二日目にしてようやく見えた。しかし山を降りてみたらただの森林だったので、そのままトンボ帰りすることに。あ、冬は雪が積もってプライベートスキー場なんだからね!
併設されたゴルフ場へ行き、セグウェイをレンタル。スノーボードに感覚が似ている。後ろに体重をかけるとスピードが落ち、前にかけると進む。ゴルフ場の凹凸も物ともせず、結構な傾斜を登りきる。最高速は20km/h!意外と速くて驚きました。
洞爺湖を模した池。遊び心がありますね。
夜のロビーはこんな雰囲気。あああタキシード着たい!
ディナーで史上最悪の体験をしたので、口直しにバーへ。
当ホテルでは一貫してメロンが美味しかったので、生のメロンを搾ってラムで割ってもらいました。
オセロで圧勝。
緑豊かで空気も水もキレイ。したがって、やたら虫が多く、夜はロビーのガラスの光に引き寄せられて、蛾だらけに。しかもキツネがその蛾を踊り食いし始めるものだからちょっとしたホラー。
温泉で一息ついて、おやすみなさい。

翌日は〆に再びミシェル・ブラスへ。良く食べよく引きこもった2泊3日でした。

非常に素晴らしいホテルだと思います。自然の豊かさや人間界と隔絶された雰囲気がとても気持ちよい。その割にインフラやレストランはしっかりしていて不自由は何も無い。ただ、サービスはあと一歩といったところ。都心のホテルに比べれば若干どんくささが残ります。

帰りに乗る予定だった飛行機が遅れそうだったので、急遽ひとつ前の便に変更してもらうと、たまたま偶然友人のCAが乗務していて驚きました。なにかこう、娘の発表会を見ているように気持ちになって緊張してしまう。彼女は美しいだけでなく、品の良さ育ちの良さ(彼女が18歳の時に、「おとーさんが」ではなく「私の父が」と話しているのを聞いて感激した)が滲み出ている素敵な女性です。そんな彼女に「キャー○○さんじゃないですか!」みたいに機内で親しくされて嬉しいですねえへへ。

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国内旅行もすごく大事にしています。なんてったって安い。みんなハワイなんか行くだけでなく、日本の名所と美食を巡る人生の豊かさも知って欲しいな。