毎日がパーティで読んでいて楽しい気分になるカリスマブロガーの
ドラミちゃんが足繁く通ってらっしゃるお店なのでずっと興味を持っていました、晴山。気が付いたらミシュラン二ツ星まで、、、ミシュラン毎年更新するのやめてほしい。全然追いつかない。4年にいっぺんとかにしてください。
じゅんさいやら何やら。沈んでいるウズラの卵がとても美味しかった。ウズラの卵で半熟ってどうやるの?
えびしんじょう。えびしんじょうって、ザクザクした歯ごたえであることが多いのですが、当店のそれはふんわりふわふわ新触感。不思議体験。面白い一皿。
イサキのたたき。抜群に美味しかった。軽く炙っているところにほのかに炭の香りが漂って上品さが押し寄せてくる。
ナスを宮崎牛のローストビーフで炙ったもの。非常にわかりやすい一品。文句なし。
太刀魚にトウモロコシの天ぷら、ゴボウ餅。太刀魚は普通でしたが、トウモロコシが意欲的、ゴボウはうまみが抜群です。
ジャガイモを細く細く刻んで固めたもの。これは意図がよくわからん。すごく大変なのはわかるのですが、何の役にもたっていない、会計士の開示チェックのような一皿。
アナゴ。味付けは薄いのですが、素材の味が濃い。焼きの風味も良い。このお店は火を使うのが本当に上手。
お食事は岩海苔のお茶漬け。上質な海苔です。と思いきや、下のほうに鯛?の身が結構詰まってて意外性があって嬉しかったです。
デザートは夕張メロン祭り。美味しいけれど、もうちょっとポーションが欲しい。あと他にアンミツ的なのも欲しい。色々食べたい。和食はフレンチに比べてデザートが貧弱なのです。
良いお店です。今回は奥のテーブル席でライブ感に乏しかったので、次はカウンター席であれこれ焼き物をアラカルトで注文しようかなあ。
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和食は料理ジャンルとして突出して高いです。「飲んで食べて1万円ぐらいでオススメの和食ない?」みたいなことを聞かれると、1万円で良い和食なんてありませんよ、と答えるようにしているのですが、「お前は感覚がズレている」となぜか非難されるのが心外。ほんとだから。そんな中でもバランス良く感じたお店は下記の通りです。
黒木純さんの著作。「そんなのつくれねーよ」と突っ込みたくなる奇をてらったレシピ本とは異なり、家庭で食べる、誰でも知っている「おかず」に集中特化した読み応えのある本です。トウモロコシご飯の造り方も惜しみなく公開中。彼がここにまで至るストーリーが描かれたエッセイも魅力的。