オリエンタルヒルズ沖縄 vol.1/恩納村

1泊157,500円~。これまでの長い長い人生において、最も部屋の最低レートが高いホテルです。ややこしいですね。ただ単に高いホテルであれば、ナントカスイートやらカントカの間とかで、100万や200万の部屋があるという意味です。でもそれは半分ネタのようなもので、ハリーウィンストンの時計がやたら高いと思ったらそれはダイヤが散りばめられているだけで、本質的にはパテックには絶対に敵わないようなものです。しかし当ホテルは最も安い部屋が157,500円。これはすごい。この価格設定、ものすごい勇気要りますよね。

最近では山田優と小栗旬が身内だけで結婚式を挙げたホテルとして有名になりました。ニュースサイトの記事では「コバルトブルーに輝く東シナ海が眼下に広がる、小高い丘の上に建つ沖縄の超豪華リゾートホテル。2万平方メートルという広大な敷地に、わずか14室しかないプライベートプール完備のゲストルーム」との紹介。ちなみに私は好きなタイプは?と問われれば「山田優もしくはヨンア」と答えるほどの山田優好きなので、これだけ条件が揃えば行かなければなりません義務として。

ちなみにこの数日前にヨンアから離婚報告がありましたが、別に今回は彼女と行ったわけではありませんので悪しからず。
朝の便だったので、ちょっとしたお惣菜と雑炊でした。
朝だからって気を使わずに、ガッツリしたお弁当でいいのにな。
大大大すきな四角いチョコクッキーみたいなお菓子じゃなくていわてまりに戻ってた。いやべつにいわてまりは悪くない。あのクッキーみたいなお菓子がうますぎた。あれないの?と尋ねると「最近切り替わったんですよー。色んなお客様から聞かれるんですぅ。CAの間でも評判だったのに!」との回答。なるほどツマミ食いですかあなたたち横領罪ですよ。

それにしてもこのCAが素晴らしすぎた。カトパンみたいなイケてる容姿かつ表情豊かですごく気がきく。あ、おかわり欲しいなって時に「おかわりいかがですか?」、そろそろコーヒー飲みたいなって時に「食後のお飲み物いかがですか?」。かといって連れと話し込んでる時にはムリにお皿とか下げようとはしない。ゲストひとりひとりの名前を暗記し、搭乗履歴も把握している。人懐っこくて明るくって、かといって馴れ馴れしくは無い絶妙な距離感。相手の立場になって考えることができる。感激しました。CAのサービスで感激したの生まれて初めて。
那覇空港に到着するとホテルの方がお迎えに。BMWの7シリーズ。ほぼ一番高いやつである。広い広い車内に乗り込むと冷えたおしぼりにドリンク。沖縄の風。素晴らしい。しかも運転手さんも笑顔が素敵かつ絶妙な話術。つかず離れず邪魔せずそれなのに印象的な会話。うーん、今回の旅はサービスのプロフェッショナルに囲まれ非常に気持ちいい。
空港から1時間でホテルに到着。ウェルカムドリンクを楽しんだ後にランチ。
沖縄産の上等な牛肉のステーキ丼。しかし残念なことに全然美味しくない。今回初めてつまづきました。
デザートはフロマージュブラン。普通。
連れはアグー豚を焼いたやつ。美味しい?と尋ねると「別に」との回答。
食事をしている間にチェックイン手続が完了。先ほどの運転手が我々のひととなりを全てホテル内のスタッフに伝達したのか、会うスタッフ全員が我々の嗜好を知っていてちょっと不気味。
部屋まではカートでご案内。いやべつに歩いて5分ぐらいだからカートなんていらんのに。
ホテルオリジナルTシャツを頂きました。若干いらない気味である。
とにかく広い。天井も高い。
掃除が完璧に行き届いていて、思わずスリッパを履くのを忘れ、裸足で歩き回ってしまう。


清潔なタオルにたくさん囲まれると幸せな気分になりますよね。
唯一海が見えない部屋、トイレです。
超巨大なバスタブ。ジャクージ付き。ジャクージです。ジャグジーではありません。どうしてこんなへんてこりんな発音が普及したのか。
アメニティはAINHOAのLUXEシリーズ。なんちゅうレアな。

プライベートプール。結構な深さ、結構な大きさである。しかも全然塩素臭くないので、客ごとにすべて入れ替えているのでは?
マジックミラーっぽくなってるのか、カーテン全開でも外から室内は見えません。
水着乾かす用のあったかいバー。
コーヒーもご自由に。

飲み物も飲み放題です。というか、そもそも料金に含まれているのでしょうが。

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この年は1年で10回沖縄を訪れました。1泊15万円の宿から民宿まで幅広く手がけています。