イケブクロラベットラダオチアイ/池袋

銀座のオチアイは恐ろしく予約が取れないというか、もう予約することが面倒なくらい人気なので、支店のコチラへ。土日は10:30オープンなので10:25ぐらいに着くと10人近く既にシャッター待ちしてて焦りました。なんとか1stロットに食い込めましたが。
 本日の前菜盛り合わせ。値段が値段なだけに豪勢にはなり辛いですが、それなりに上手にまとめてきて好感度大。
 アスパラにモツァレラチーズと卵、トリュフオイル。トリュフオイルの香りが抜群で食欲をほんとそそります。味はまあ別に普通。
 フォカッチャはあまりオリーブや塩の香りが感じられる。パンに近い。パン?
 スペシャリテのウニのスパゲティ。落合さんが何かで話していたんですが、これ、ソースはウニじゃないんですって。生クリームとトマトで色合いを出して、アンチョビで魚介の香りをつけているらしいです。ただ、てっぺんにのっけるウニはホンモノで、それが思いのほかゴロゴロ入ってて美味しかった。
 カツレツ。イマイチでした。肉がペラペラで食べてる感が薄い。
 連れのミックスグリル(自家製ソーセージ、ラム、豚)のほうが美味しそう。あまりに美味しそうだったのでソーセージを一口頂いたのですが、肉汁全開でコクがあってすごく良かったです。

美味しかった。どの皿も平均的に仕上げてくる感じ。3,000円以下でこのクオリティを出せるのはすごいと思います。家の近所にあったらしょっちゅう通いたい。

食べログでは3.10と恐ろしく評価が低いのですが、なんなんでしょう。いやこれが客単価10,000円を超える店であれば仕方ありませんが、3,000円ですよ、3,000円。こんなに有意義な3,000円の使い方は中々ないと思います。予約もいらないし。ヒマなら3,000円を握り締めてブランチがてら当店に。良い週末じゃないですか。



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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。

ピッツエリア ファッブリカ トクマル/元住吉


聖林館出身の方が元住吉に独立。以前、ランチでピザを食べたところかなり美味しかったので、夜のアラカルトにも興味を持ちました。金曜夜20:00時、住宅街なのに満員。期待大。

色々野菜のサラダ。観てるだけで嬉しくなりますね。コーンの甘みがアクセントになってすごく良い。

テリーヌ。若干雑な感じではあるものの、わしゃわしゃ豪快に食べる系でOK。
海老のニンニク的な炒め物はイマイチ。海老がスーパーで売ってる一番安いエビみたいで全然美味しくない。味付けもはっきりせず。

自家製サルシッチャ。これは太くて肉汁がたくさんで刺激的な美味しさ。これだけで赤ワイン一本空けてもうた。

〆にマルゲリータ。チーズはきちんと水牛。トマトはソースというよりフレッシュなものをそのまま。ただ、ナポリピッツァは生地を食べる食べ物で、その生地がちゃんと美味しいので何を載せても美味しいと思います。つまり、うまいんだ。

一昔前までこういうイケてるお店は全て都心に集中しているイメージでしたが、最近は郊外に急増していますよね。素晴らしい。都心の高い家賃が料理代に転嫁されるなんて、料理人にとっても客にとっても不幸なことなので、いい流れだと思います。



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東京はピッツァのレベルが恐ろしく高い都市です。世界的に見てもナポリの次の世界2位ではないでしょうか。百花繚乱の東京ピッツァ市場をまとめました。
本格的なピッツァ指南書。読むと論理的にピッツァを理解することができ、店での愉しみが広がります。もちろん家でピッツァを作る際のレシピにも。2,000円でこの情報量はお得です。



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オリエンタルヒルズ沖縄 vol.3/恩納村

カーテンを全開にして寝たので朝日で目が覚める。5時30分の出来事です。

写真撮ったり、ぼーっと空を眺めていたり。気がつくと1時間も経過していました。
やはりこのホテルの醍醐味はプライベートプールにあると思います。宿泊料金のうち3万円ぐらいは水道代なんだと自分を納得させることにしました。
完全に日が昇り、コーヒーを楽しみながら再びぼーっと。
ところでどうして朝食に行かないのかというと、なんと朝食は8時からとな。ゲストを完全にナメていますね。
どうにもヒマなのでモテキを観る。朝食前に映画を観たのは生まれて初めてです。この映画はセンスいいなあ。森山未來の演技も抜群。長澤まさみも化け物みたいにカワイイ。しかしあんな娘どこにいるのでしょう。そういう意味ではとても現実味に乏しいですね。
待ちに待った朝食!「お飲み物はいかがなさいますか?」いや、ゆうべマンゴーって言ったやん。何のために聞いた?伝達してない?残念なことが続きすぎるとこういった些細なことまでカンに触るようになってきます。

右上のマグロをどないかしたやつがうまかった。
シャケ焼いたやつもうまかった。

朝食自体はまあまあですかね。和食悪くないあるね。ゆうべの食事も和食とか鮨にすればよかった。後ほどwebサイトを見返してみると、なんと鮨ネタは築地から直送らしい。なんと潔い。テロワールに真っ向から立ち向かうホテル。

天気がサイコーに良かったので再びスイミング→ジャクージ。なんかずっと水に漬かってます。基本的に部屋にひきこもってる限りは快適なホテルです。ちなみに、最初にお迎えに来てくださった運転手さん、彼は唯一価格に見合ったサービスを提供していたと思います。ホテルに戻ると支配人的な服装と立ち振る舞いだったので、実はすごくエライ人なんじゃ?そういう方を運転手として向かえに寄越すのは良いアイデアだなあと思いました。
チェックアウト後はどこにでも送ってくれるとのことでしたので、時間も多少あったのでアウトレットまで。LS600hLイケてるぜ。内閣総理大臣専用車じゃないか。一貫してハードが立派。
アウトレットにはあまり期待していなかったのですが、中々イケてるラインナップでした。ドレスシャツ3枚と水着とラッシュガード。紙袋両手持ちとなり、若干ウカれている人のようである。こんなところでゼニアなんて買う人いるのと思いきや、中華系の方が羽振り良くお買い求めになられていました。いいなお金持ち。
そうそう、ホテルからお土産としてお弁当を頂きました。味は普通。もうちょっとおかずが欲しいな。

747で羽田へ。今年度いっぱいでANAの747は全て退役。747は最前方がとてもゆとりある座席配置ですごく好きだっただけに残念。初めて乗ったのは十数年前、飛行機なのに2階建てという事実にものすごく驚いた記憶があります。まあ、A380は総2階建てという変態的なつくりでさらにスカイマークはその全席をプレミアムまたはビジネスクラスだけにするクレイジーな戦略なので、それに比べたら747の2階席なんてかわいいもんですが、好きな飛行機が日本の航空会社からいなくなるのは寂しい限り。
周りの客が飲みまくってるのに自分だけオールフリーは辛かった。毎回このタイミングで「次は必ず電車で行く」と決意するのですが、時間が経つとそんなことすっかり忘れてしまい、いつのまにか車で来てしまう。女性が「あんな痛いのもういや二度と産みたくない」という割りにその数年後にちゃっかり二人目を出産する感覚に似ています。いや似てない。



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この年は1年で10回沖縄を訪れました。1泊15万円の宿から民宿まで幅広く手がけています。


オリエンタルヒルズ沖縄 vol.2/恩納村

プールで泳いでデッキチェアでゴロゴロした後はホテル内を散策です。
それにしても静寂。我々以外にゲストは居ないのではないか?
本館に行く近道の橋。ヒール用、すごいある。
図書館にあまり蔵書はなく、DVDやCDがメイン。

フィットネスルームは全然小さく、オマケみたいなもんですね。
一方でゴルフシミュレーターは本格派。
バー。グラスはすべてバカラだと。
ところで、実は若干居心地悪い。スタッフがやたら多くそこらへんウロウロしていて、じっと見つめてくる。すごく挨拶したそうにしてる。仕方なしに目をあわせると満面の笑み。かなりうんざり。洋服屋に入ると店員がジロジロ見てきていつ飛びかかるか機会を窺ってるじゃないですか。あんな感じ。非常に落ち着かない。ホスピタリティの押し売り。スタッフってのは黒子なんだから、気配を消して風景に溶け込むぐらいにして欲しい。


ホームページを閲覧した際に感じたのですが、何か、ダサいですよね。例えばこのロゴとか。そしてその心配のタネは見事に花開き、ディナーで散々な目にあいました(詳細は別エントリ)。
ハコ自体はこんなにイケてるのにもったいない…。


サービスに見切りをつけ、バーに飲みに行く気にもなれなかったのでひきこもってDVD。しかしこのニィニィ、とんでもなく役立たずで甲斐性なしですね。シスコン過ぎてガチでキモい。台風で迎えに来るシーンなんてキモ過ぎて鳥肌が立った。ああ、イケメンでもこんなダメ男がいるんだ、と、自分に自信が持てる作品です。
一方で、海猿はやっぱりおもしろい。すごく力を入れて観てしまう。地味に全作品観ているのです。マンガからね。

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この年は1年で10回沖縄を訪れました。1泊15万円の宿から民宿まで幅広く手がけています。



オリエンタルヒルズ沖縄 vol.1/恩納村

1泊157,500円~。これまでの長い長い人生において、最も部屋の最低レートが高いホテルです。ややこしいですね。ただ単に高いホテルであれば、ナントカスイートやらカントカの間とかで、100万や200万の部屋があるという意味です。でもそれは半分ネタのようなもので、ハリーウィンストンの時計がやたら高いと思ったらそれはダイヤが散りばめられているだけで、本質的にはパテックには絶対に敵わないようなものです。しかし当ホテルは最も安い部屋が157,500円。これはすごい。この価格設定、ものすごい勇気要りますよね。

最近では山田優と小栗旬が身内だけで結婚式を挙げたホテルとして有名になりました。ニュースサイトの記事では「コバルトブルーに輝く東シナ海が眼下に広がる、小高い丘の上に建つ沖縄の超豪華リゾートホテル。2万平方メートルという広大な敷地に、わずか14室しかないプライベートプール完備のゲストルーム」との紹介。ちなみに私は好きなタイプは?と問われれば「山田優もしくはヨンア」と答えるほどの山田優好きなので、これだけ条件が揃えば行かなければなりません義務として。

ちなみにこの数日前にヨンアから離婚報告がありましたが、別に今回は彼女と行ったわけではありませんので悪しからず。
朝の便だったので、ちょっとしたお惣菜と雑炊でした。
朝だからって気を使わずに、ガッツリしたお弁当でいいのにな。
大大大すきな四角いチョコクッキーみたいなお菓子じゃなくていわてまりに戻ってた。いやべつにいわてまりは悪くない。あのクッキーみたいなお菓子がうますぎた。あれないの?と尋ねると「最近切り替わったんですよー。色んなお客様から聞かれるんですぅ。CAの間でも評判だったのに!」との回答。なるほどツマミ食いですかあなたたち横領罪ですよ。

それにしてもこのCAが素晴らしすぎた。カトパンみたいなイケてる容姿かつ表情豊かですごく気がきく。あ、おかわり欲しいなって時に「おかわりいかがですか?」、そろそろコーヒー飲みたいなって時に「食後のお飲み物いかがですか?」。かといって連れと話し込んでる時にはムリにお皿とか下げようとはしない。ゲストひとりひとりの名前を暗記し、搭乗履歴も把握している。人懐っこくて明るくって、かといって馴れ馴れしくは無い絶妙な距離感。相手の立場になって考えることができる。感激しました。CAのサービスで感激したの生まれて初めて。
那覇空港に到着するとホテルの方がお迎えに。BMWの7シリーズ。ほぼ一番高いやつである。広い広い車内に乗り込むと冷えたおしぼりにドリンク。沖縄の風。素晴らしい。しかも運転手さんも笑顔が素敵かつ絶妙な話術。つかず離れず邪魔せずそれなのに印象的な会話。うーん、今回の旅はサービスのプロフェッショナルに囲まれ非常に気持ちいい。
空港から1時間でホテルに到着。ウェルカムドリンクを楽しんだ後にランチ。
沖縄産の上等な牛肉のステーキ丼。しかし残念なことに全然美味しくない。今回初めてつまづきました。
デザートはフロマージュブラン。普通。
連れはアグー豚を焼いたやつ。美味しい?と尋ねると「別に」との回答。
食事をしている間にチェックイン手続が完了。先ほどの運転手が我々のひととなりを全てホテル内のスタッフに伝達したのか、会うスタッフ全員が我々の嗜好を知っていてちょっと不気味。
部屋まではカートでご案内。いやべつに歩いて5分ぐらいだからカートなんていらんのに。
ホテルオリジナルTシャツを頂きました。若干いらない気味である。
とにかく広い。天井も高い。
掃除が完璧に行き届いていて、思わずスリッパを履くのを忘れ、裸足で歩き回ってしまう。


清潔なタオルにたくさん囲まれると幸せな気分になりますよね。
唯一海が見えない部屋、トイレです。
超巨大なバスタブ。ジャクージ付き。ジャクージです。ジャグジーではありません。どうしてこんなへんてこりんな発音が普及したのか。
アメニティはAINHOAのLUXEシリーズ。なんちゅうレアな。

プライベートプール。結構な深さ、結構な大きさである。しかも全然塩素臭くないので、客ごとにすべて入れ替えているのでは?
マジックミラーっぽくなってるのか、カーテン全開でも外から室内は見えません。
水着乾かす用のあったかいバー。
コーヒーもご自由に。

飲み物も飲み放題です。というか、そもそも料金に含まれているのでしょうが。

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