八重山~竹富島~

新空港が開港し、ANAの羽田石垣航路も再開されたので、ミーハーな私は行かなければなりません。

しかし今回も近くの座席に幼児が…。私は客層と静寂を求めてプレミアムクラスを買っているのに台無しじゃないですくゎ。そもそも幼児だからって座席買わずにお母さんのヒザの上とかずるくねーか?まあ、私が子連れだった場合もたぶん同じことすると思いますが。人に厳しく自分に甘くて申し訳ない。
ミシュラン三ツ星、鮨よしたけ監修のばらちらし弁当。今回は当たり!乗る時間帯によって差がありすぎるこのドキドキ感がたまらない。
羽田と石垣の間に時差!?
このお茶菓子がものすごく美味しくて、二個ももらっちゃいました。

ちなみに前述の幼児が狂ったように騒ぎっぱなしで周辺の座席が殺伐とし始め、降機の際にお母さんが「皆さんほんとお騒がせしてすみませんでした~」と形だけ謝っていましたけど、誠意が全く感じられなかったので、全員からものすごい白い目でみられてました。広辞苑の「白い目」項目に挿絵にできるレベル。
新空港はキレイなんですが、ものすごくイケてないですね。市街地から遠すぎる。旧空港は10分チョイだったのに、新空港は45分もかかる。ラウンジもないし、wifiはスタバのを使わないといけません。新空港になって滑走路が長くなって、オーバーラン問題も無くなり、機材の制限や積載制限も緩和され、給油のために那覇に立ち寄る必要もなくなるらしいのですが、観光客にとってはあまりメリットがないなあというのが正直な感想。いずれ空港と市街地を結ぶ直線道路や電車もできる予定らしいので、アクセスの面では多少改善されるとのこと。
離島桟橋から竹富島へ。
超キュートな小中学校。
こういう学校で育ちたかったぜ。

竹富島は島全体が国定公園に指定されており、建物を建てる際にも色々と細かなルールがあるみたいです。屋根は赤瓦にしないといけないとか、石垣を作らないといけないとか、看板は出しちゃだめだとか、毎朝白砂の道路を掃除しないといけないとか。その対価として、建物を建てる際にはいくらかの補助金が出るらしいです。

民宿のばんごはん。ものすごい量。到着初日から郷土料理をたくさん食べることができて嬉しい。
お椀にソーキがぶちこまれていて、沖縄の実力を垣間見た気がします。

夕暮れ時には島の西側にある桟橋に大勢の人が集まってきます。おそらく島全体の観光客が集まっていました。

朝から暴力的な食事量である。揚げ物とかマジかよ。
デザートまで。満腹じゃ。

コンドイビーチ。美しい。
遠浅なのでお子様連れでも楽しめるでしょう。
海がキレイで世の中の人が思い浮かべるザ・沖縄的な風景が広がり、すごくのんびりできる島。裏を返せば非常に退屈。1泊しただけでヒマと感じてしまいました。

「竹富島は退屈だ」なんて言うと、ものすごく性格が悪い人みたいですが、実際ガチで退屈です。というか世の中は沖縄を美化しすぎだと思います。「時間があればオジィの三線を聞き、オバァと語らえば良い」なんてことをガイドブックは提案してきますが、ちょっと待て、迷惑にも程があるだろう。ノーギャラで演奏させるだと?彼女たちにも日々の生活があって、いちいち観光客の暇つぶしに付き合ってられるか!だいたい他人の女性とお話するのにはクラブやキャバクラのようにお金がかかるのが当然なのに、沖縄のご年配に限っては無料という発想が図々しい。てゆーか年寄りと話してそんなにおもろいか?「オバァとお話しました☆」みたいな事実だけが欲しくて話してるだけとちゃうか?そもそもオバァの定義って何?何歳から?田中眞紀子は70歳前後なので立派なオバァなのにどうして周囲の風当たりはこんなにも強い?

なんか盛り上がってきたからもう少し。「80歳のオジィとオバァが作る豆腐」こんなの全然ダメですね。どう考えても美味しくないし、実際美味しくない。「75歳のオバァが50年間揚げ続けているサーターアンダギー」これもアウト。ミスドのほうが絶対美味しい。質の悪い油を使いまわしていることが明らかだし、100円前後の菓子に上等な材料が使われているわけがない。ほんの少しだけ客観的に考えてみれば誰でもわかることなのに、沖縄・オジィ・オバァというだけで全てが神聖視される風潮はちょっといかがなものかと思います。「そんなことない!オバァの手作りは素朴な味で…」とか言う奴に限ってマカロンが大好きだったりするからタチが悪いですね本当に。

最後に。「○○さー」っていう方言、ほんとに実在するの?ナマで聞いたことがない。