カヌチャベイホテル&ヴィラズ/名護 vol.1

ハトポッポーが大暴れしたため辺野古の行く末がさっぱりわからなくなったのですが、アベノミクスになった途端にこれですよ。
是非はともかく、実行力というか執行力というか、物事を前に進める彼のパワーはすごいなあと感心しました。
ご覧のとおり、辺野古の埋め立ては既存のキャンプシュワブをちょちょいと延長する工事。「辺野古埋め立て」ばっかりクローズアップされてるけれど、どこがどれぐらい埋め立てられるのかはきちんと理解しないといけない。「辺野古反対!オスプレイ!」と盲目的なのはよくありませんね。

で、どこが埋め立てられるかというと、大浦湾を挟んでカヌチャの目の前なんですね。もちろん現在もカヌチャの対岸にはキャンプシュワブの街並みが広がっているのですが、そこにデデーンと飛行場ができるとなれば、カヌチャにとってもさすがに厳しい。

ということで、辺野古がマジで埋め立てられた場合には防衛省がカヌチャをまるっと買い上げてくれることになってるんですって。カヌチャ的にもそろそろ古くてダサいリゾートになりつつあるから、うまいこと高値で買ってくれないかなー、なんて希望があるとかないとか。

お買い上げの後にどうなるのかまでは存じ上げませんが、有名で評判も良いリゾートなんだから、無くなる前に行かなきゃ!!というわけで、大急ぎで飛行機とホテルを予約し、土日だけの1泊沖縄旅行でございます。
私は極度の心配性なので、出発2時間前に空港着とかザラ。
7時からビールで背徳的な雰囲気がたまりません。
機内でも酒盛りは続く。近所の人たちみんなスパークリングワイン頼んでました。みんな仲間である。
食事は美味しいんだけれども、なんとなくショボイ。朝と昼と夜とで食事の豪華さが異なるのは納得がいかない。同じ料金なのに。
クリームチーズとエビのスープが美味しかったけれど、こういう写真って難しいですね。
羽田から那覇まで2時間30分ですが、食前酒を楽しんで、ゆっくり食事をとって、コーヒーまで飲んでいたらあっというまに着陸態勢。もうちょっと飲みたいのに。
那覇からはカヌチャのシャトルバスで2時間。沖縄って広いですよね。チェックインしてすぐに和食レストランで沖縄そば。旨し。
しかしなんとも言えないダサさである。ロビーに入った瞬間、「あ、ムリかも」って感じてしまいました。スタッフの服装に統一感が無く、ごちゃごちゃと置物飾り物が多く、スタッフからは笑顔が感じられずメッシである。あ、メッシってのは「目が死んでいる」の略です。
ロビーだけで全てを判断するのもアレなので、滞在中は自由に使えるカートでリゾート内を探検。カートでぐるりと一周した10分弱でそれほど広いってわけじゃなかったです。カートいらん。
コンビニ的なお店にはなかなかきちんとワインを揃えてありました。

目玉のガーデンプール。うーん、なんとなく汚い。使わなくなったテーブルとかを重ねて端に置いていたり、ヒビ割れやシミをそのまま放置してあったりと、脇が甘すぎる。
ビーチも葉っぱやら木の枝やらが散乱。掃除しろ掃除。遊泳可能区域をフロートで小さく小さく区切っていたのがイマイチ感に拍車をかける。

部屋は広いんだけれども、なんとなく薄汚れてる。
ジャグジーは取ってつけたようなオモチャ。ぜんぜんブクブクしなかった。
1泊何万円も取るくせに、このアメニティの貧弱さは酷い。東横インのシャンプーみたい。
無駄に風呂場が広いのも意味不明。
ゴルフコースはさすがに美しい。
コース内を普通に散歩したかったです。
結婚式用のチャペル。リゾートでの結婚式って、新郎新婦とその友人の品は良くて、親族では血の繋がりが薄くなっていくにつれ下品になりますよね。じーさんばーさんおっさんおばはんあたりがレストランで騒いでて悲しくなった。
ご当地アイスとビール。ブルーシールってビッグディップなのかフォーモストなのかはっきりして欲しい。サーティーワンだのバスキンロビンスだの、アイス業界はほんとややこしい。

辺野古に沈む夕日。たくさんのゲストが浜辺でうっとりしていました。
さてさて夜の始まり。こうやって写真だけ見るとすっげーイケてるリゾートなのになあ。

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この年は1年で10回沖縄を訪れました。1泊15万円の宿から民宿まで幅広く手がけています。
TACが世に出した一風変わった沖縄本。もはやガイドブックではなく参考書の域です。非常に情報量が多く、かつ、うまく整理されており読みやすい。大判ではないので持ち歩きやすいのも素晴らしいです。オールカラーの割に高くない。数多ある沖縄ガイドブックの中では突出した存在です。