ただし、新しくできた、と言っても、ゼロから作り上げたわけじゃなく、喜瀬別邸という沖縄随一のエクスクルーシブなホテルをまるっと取り上げて、運営がリッツカールトンに変わったとのこと。
喜瀬別邸はマリオット系列の運営だったらしく、リッツもマリオットグループの一員ですし、そこらへんうまくやってるのかもしれません。あ、リッツがマリオットグループってのは意外と知られていませんね。ただ、リッツはさすがに別格というかなんというか、なんとなくマリオットとは距離を置いてるところが面白いですね。アビームはNEC傘下だけれども、意外とそうだとは知られていないのと少し似ているかもしれません。
ハードは喜瀬別邸時代とほとんど変わっていない、らしいです。喜瀬別邸は開業してたった4年でクローズ。「子供宿泊不可、大人のカップルのみ宿泊可」というなんとも言えないしきたりが厳しすぎたのでしょうか。そういうスノッブな雰囲気に引き寄せられた熱烈なファンも多かったみたいです。
チェックイン時間の4時間前に到着したにも関わらず、快く迎え入れて下さいました。チェックアウト時間は正午なのですが、次の客まで余裕があるから14時ぐらいまで使ってくれて良いとのこと。うーん、太っ腹。
ロビー。雰囲気いいですよね。喜瀬別邸の客層を引き継いでいるためか、ゲストは立派な大人ばかり。子供もいることはいるのですが、みんなとてもお上品。ギャーギャー騒いだりなんか絶対にしない。子供ってちゃんと見てますよね。ちゃんとしたホテルとかレストランでは場の雰囲気を感じ取って絶対騒いだりしない。ファミレスとか食べ放題に行くともうおしまい。ギャーギャーです。というわけで、ファミレスとか食べ放題ばっかし連れて行くと、品の無い子供に育つので気をつけましょう。
ロビー横がセンスいい。葉っぱひとつ浮かんでない。完璧なメンテナンス。
眼下には有名なゴルフコース。遠くに見えるのは名護湾。沖縄のホテルまで来てビーチが無いのはちょっとアレですが、ここまで素晴らしい眺望であればオッケー!
ここもバスルームはいやーんのび太さんのエッチ状態。
やたらタオルが多いので、試しに数えてみると合計16枚ありました。ゆとり!
ご丁寧に風呂でゴロンするための枕まで。
寝室もとても落ち着いていて良いカンジ。派手じゃなくてシンプルなのがすごくいい。
備え付けのiPodとGENEVAのドック。iPodには沖縄民謡を始めとして、落ち着いた音楽がたくさん詰まっていました。そしてGENEVAの音が恐ろしく良い。さすがスイスが誇る最高音質スピーカー。mp3ですらこんなに良い音響かせるとは…衝撃でした。帰ったら買おうっと。
ビジネス用のデスクもばっちり。LANは有線も無線も両方OK。
部屋飲み用のグラスたち。手抜きナシ。
ネスプレッソとか紅茶は自由に飲んでOK。好きなタイミングで美味しいコーヒーを飲めるのは嬉しいですね。
完全に丸見えである。
ちゃんとブラインドもあるけどね。バルコニーにトカゲがいた。
アメニティはAsprey。Aspreyと言えばイギリス王室御用達の宝飾店。映画タイタニックのでっかいダイヤあったでしょ?あれです。東京のリッツカールトンではクラブフロアとスイートルームのみでの導入ですが、沖縄では全室完備の模様。
トイレットペーパーにまでライオンさん。こだわるねえ。
このアメニティだけで何千円するんだ。
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従業員の面接を、宿泊客と同様にもてなすリッツ・カールトン。ドアマンとピアノの生演奏が志願者を迎えるとか冗談みたい。そりゃあ凄いサービス集団が生まれるわけです。