勝どきの再開発でできあがったでっかいマンションの1Fに入ってる、元祖高級立ち飲み屋。エルブジのフェラン・アドリアが来日した際に、ミシュラン三ツ星の和食店を差し置いて真っ先に訪れたお店ということで一躍有名になりました。
酒はハイボールとビンビールと黒生と日本酒のみという、潔いセレクション。普通の生ビールが無くて黒生が置いてある店は私の知る限り、ここだけです。
濃いことで有名なハイボールを注文。確かに他店より2倍ぐらい濃いと思う。ちなみにハイボールなら恵比寿のバーマーサというバーが美味しいですよ。氷が入ってないハイボールです。新鮮。
蒸しアワビ。ちゃんとしたアワビである。旨し。
ウニの牛肉巻き。なんですかこのレアルマドリードみたいな組み合わせ。美味しくないわけがない。ずるい。反則すぎる。
箱寿司。寿司というものの、ごはんは申し訳程度にうすーく敷かれているだけで、殆ど海鮮盛り合わせ状態。エビが特に良かったです。
アナゴ焼いたやつ。うまーい。
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和食は料理ジャンルとして突出して高いです。「飲んで食べて1万円ぐらいでオススメの和食ない?」みたいなことを聞かれると、1万円で良い和食なんてありませんよ、と答えるようにしているのですが、「お前は感覚がズレている」となぜか非難されるのが心外。ほんとだから。そんな中でもバランス良く感じたお店は下記の通りです。
- くろぎ/湯島 ←吉野川の天然鰻に悶絶。ただちょっと割高かも。
- 温味/すすきの ←旨い!多い!安い!完全無欠の三ツ星和食店。
- 龍吟/六本木 ←モダンスパニッシュとさえ感じる前衛的な和食。外人にオススメ。
- えさき/青山 ←こちらも創作気味。ミシュラン三ツ星和食にしては圧倒的な安さ。
- 季節料理なかしま/白島(広島) ←同じくミシュラン三ツ星和食にしては圧倒的な安さ。
- 歓盃 人形町田酔はなれ/人形町 ←飲んで食べて1.5万円。このあたりが分水嶺。
- 日本料理TAKEMOTO/代官山 ←2万円を切ってくる。私にはこれぐらいがちょうど良いです。
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