土曜日の昼から夕方にかけてカクテル3杯にグラスワイン2杯、2時間ぐらいダラダラしてお会計。10,000円~12,000円ぐらいかなあと財布を用意していると、驚愕の7,400円!!これは絶対会計ミスに違いない!気づかれる前にダッシュで立ち去りました。
その後、六本木にあるお友達のバーに移動してこの話をすると「ああ、あそこは確かに安い。サービス料とかそういうの、何も取らなかったはず」と言うのでレシートを確認すると、確かに各カクテル1,500円、ワイン1,600円と1,300円で、ホンマヤン。
おそらく都内のホテルでダントツに安いバーだと思います。若者が背伸びするための足がかりとしては最高のお店(パークハイアットに5,000円飲み放題のバーもあるけど、それは趣旨が違う)。ただ、雰囲気が抜群に良いかというと、それは少し違うかも。ホテルロビーに隣接した1階でなんとなく騒々しいし、スタッフもなんとなくあか抜けない。客層もバラバラつまり眉をひそめたくなる客もたまにいる。
しかし、値段の安さは何事にも替え難いのである。
「バーなんか気取った店、行ってもリラックスできないし、カクテル1杯2,000円なんて信じられない」という人がたまにいますが、それはどうでしょう。
そりゃあ飲み物だけを見てその値段を払うとなると高く感じますが、なんとも言えない荘厳な雰囲気と客層、バーテンダーの洗練された身のこなし、それらをパッケージとして2時間5,000円で味わうと思えば妥当な値段だと思います。高級ホテルで2時間サービスうけて5,000円ですよ。HUBなら2,000円。その3,000円の差があなたの人生に暗い影を落とすことなんて絶対に無いんだから、迷わず高級ホテルに行きましょう。
そりゃあ飲み物だけを見てその値段を払うとなると高く感じますが、なんとも言えない荘厳な雰囲気と客層、バーテンダーの洗練された身のこなし、それらをパッケージとして2時間5,000円で味わうと思えば妥当な値段だと思います。高級ホテルで2時間サービスうけて5,000円ですよ。HUBなら2,000円。その3,000円の差があなたの人生に暗い影を落とすことなんて絶対に無いんだから、迷わず高級ホテルに行きましょう。
「おすすめをお願いします」こういう下駄を全部預ける行動は慎むように。主役はあなたです。「僕の気分にぴったりのやつ、お願いします」これもだめ。バーテンダーは超能力者ではありません。「何を注文して良いかわからない。でも慣れてないのを悟られて足もとを見られたくないからビールにしてしまう」これも止したほうが良いですね。確実に足もとを見られます。お里が知れるってやつです。だいたい、客がカクテルに詳しくないなんてあたりまえですから。というか素人がやたらくそカクテルに詳しかったりすると、逆にかっこ悪くねーか?勉強頑張ったんだな 必 死 だ な w 的な。
せっかく目の前にバーテンダーという酒のプロがいるんですから、彼らにじっくり相談すればよろし。私も知ってるカクテルなんてカシスオレンジとカルーアミルクぐらいです。だから注文するときはいつも「ごはん食べてきておなかいっぱいだからショートのカクテルで度数の強いさっぱりしたものを」「ロングの柑橘系、炭酸ナシ、度数が低いものを」「生の果物をそのまま潰してウオッカで、ただし酸っぱくないやつ」「デザートになるこってり甘いもの、チョコレートパフェみたいなやつ」のように、自分が置かれている状況と好みと気分をそれなりに伝えれば、まともなバーであれば大きく外れることのないものを提供してくれるはず。
仮に口に合わなくても黙ってるんじゃなくて、「ちょっとアルコールが強すぎ、酸っぱすぎ。もうちょっと甘くて度数の低いものが良かった」とか具体的に伝えればバーテンダーはより一層燃えて今度はこれでどうだー的に次のもの、頑張ってくれますから(おまけに少し割り引いてくれたりして)。それが自分のツボにハマって美味しかったのであれば、そこで初めて「このカクテルは何と言うのですか?」と聞いて覚えればよろしい(この前見つけたお気に入りのカクテルの名前が"ガルフストリーム"でびっくりした。飛行機屋!?)。
あ、ちなみにショートってのは足の細い逆三角形のグラスで飲む、シェイカーでシャカシャカする類のカクテルのこと。一般的に度数が強くてぬるくなる前にさっさと飲むことが多いです。他方、ロングってのは円筒形のグラスに氷が入ってるカクテル。氷が入ってるから相対的に長く飲める。なので、ショートかロングかを指定して、あとは甘い辛い酸っぱいショッパイ度数が強い弱い炭酸ありなし果物の有無とかをテキトーに指定すれば組み合わせは無限大。
仮に口に合わなくても黙ってるんじゃなくて、「ちょっとアルコールが強すぎ、酸っぱすぎ。もうちょっと甘くて度数の低いものが良かった」とか具体的に伝えればバーテンダーはより一層燃えて今度はこれでどうだー的に次のもの、頑張ってくれますから(おまけに少し割り引いてくれたりして)。それが自分のツボにハマって美味しかったのであれば、そこで初めて「このカクテルは何と言うのですか?」と聞いて覚えればよろしい(この前見つけたお気に入りのカクテルの名前が"ガルフストリーム"でびっくりした。飛行機屋!?)。
あ、ちなみにショートってのは足の細い逆三角形のグラスで飲む、シェイカーでシャカシャカする類のカクテルのこと。一般的に度数が強くてぬるくなる前にさっさと飲むことが多いです。他方、ロングってのは円筒形のグラスに氷が入ってるカクテル。氷が入ってるから相対的に長く飲める。なので、ショートかロングかを指定して、あとは甘い辛い酸っぱいショッパイ度数が強い弱い炭酸ありなし果物の有無とかをテキトーに指定すれば組み合わせは無限大。
そうやって場数を踏んでいけば次第にサマになり始め、いずれはジェームスボンドのように「ウォッカベースのマティーニをシェイクではなくステアで」と言える日も訪れることでしょう。完全にバカ丸出しだから止めたほうがいいと思うけれど。
最近は"ミクソロジー"が流行ってるけど。それについてはまた折を見て。
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恵比寿も十番に負けず劣らず良い街ですよね。1度住んで、片っ端から食べ歩いてみたいなあ。余所者ながら印象に残ったお店は下記の通り。
- ガストロノミー ジョエル ロブション/恵比寿 ←やはり最強。季節ごとにお邪魔したい
- ラ ターブル ドゥ ジョエル ロブション/恵比寿 ←超高級ファミレス
- ビストロアム/恵比寿 ←フレンチの出オチ最強選手
- ユーゴ・デノワイエ/恵比寿 ←3,000円切るランチでこのレベルなら大満足
- レストラン間/恵比寿 ←日本で最もカリテプリに優れたお店なんじゃないか
- ビストロエビス/恵比寿 ←うちの娘もああいうふうに育つと良いんだけれど
- 恵比寿くろいわ/恵比寿 ←料理学校の和食クラスの生徒の料理を食べてるみたいな気分
- 博多もつ鍋 蟻月/恵比寿 ←玉石混交。うまく注文しましょう
ザ・バー (バー / 恵比寿駅、目黒駅、白金台駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5