イルギオットーネ/東京

京都で最も有名なイタリアンレストランが東京に進出。京野菜を多用した料理が評判です。
グリッシーニ(硬いクラッカーみたいなパン)がすごく美味しい。ガーリック風味。
アンティパスト(前菜)はカボチャのズッパ(スープ)、サーモン、バーニャカウダ。ズッパは単体だとすごく美味しいんですが、カボチャの甘みが強ぎるので前菜向きではないと思いました。サーモンには紅茶のエスプーマ(泡泡)が添えられていておもしろいのですが、全く風味を感じられず。バーニャカウダのタレにはサザエが入ってるらしいのですが、これも風味を感じられず。料理人はきちんと味見しているのでしょうか。
プリモピアット(第一の皿)は秋野菜とトマトソース、ガルガネッリ(マカロニみたいなの)。私はトマトベースのパスタがそんなに好きでないので意見差し控え。レンコンは美味しかった。
セコンドピアット(第二の皿、メイン)は鯛を焼いたやつ。美味しいけれど、印象には残らない。

鳴り物入りで東京進出した割に、普通のイタリアンです。そこそこ美味しいけれど、3ヶ月もすれば忘れてしまう味。欠点はどこにも無いのに申し訳ない。たぶん、京都京都って前面に押してくるから斜に構えてしまうのでしょう。普通に真面目なイタリア料理店です、って言ったほうが、ヘンな反発を受けなくて良いんじゃないかなあ。


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イル ギオットーネ 丸の内店
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