早速お目にかかったのは、カメラの放列に晒される半裸のメス半魚人。世界三大ガッカリのうちのひとつです。確かにがっかりだ。というか、狙ってがっかりさせているとしか思えない。コメントする気も失せるほど雑な銅像なんですもの。
しかもこの銅像、今までに2回その首をもぎとられ、1回腕をちぎりとられ、しまいには爆破されその胴体は海に打ち捨てられた経験があるとのこと。なんと壮大で執拗なイタズラ!ここまで来ると、コペンハーゲンの観光協会が話題づくりのためにマッチポンプしてるとしか思えない。
王宮ではヘータイさんが割と近い距離で歩いてました。このバイト結構つらそう。
サンドアートが本格的。
コペンハーゲンの象徴的な景色と言えば、ここニューハウン。運河沿いにカラフルな建物が並び、おとぎ話のようです。
アンデルセンはここが大のお気に入りで、このあたりで3回も引っ越したんですって。
デンマークはチャリが発達してると聞いてはいたのですが、ここまで整備されているとは!車道とチャリ道は完全に分離されていて、幅員もたっぷり。逆走なんてとんでもない。日本で運転していると、車道を逆走してくるチャリがたくさんいてすごく怖い。あれ、チャリの人、怖くないの?ちょっとひっかけただけで即死ですよ?
ナントカボー。デンマークのお城は○○○ボーってのが多くて、響きがふざけていて中々覚える気にならず、結局覚えきれないままでした。
王立図書館。通称ブラックダイヤモンド。デンマークの先鋭的なデザイン集団の設計らしいのですが、私は品川のNTTデータを想起してしまう。
しかし内部は抜群である。公共の図書館のトイレでこれはすごい。
ランチに図書館内のレストランで食事。詳細は別エントリにて。
しかしデンマークの付加価値税(消費税みたいなもん)は25%と強烈である。
さらにデンマークはカード使用料を別に請求するのが一般的。360DKKの食事をしたのに、支払いは結局460.80DKK。鼻血でそう。
デンマークデザインセンターに寄ったのですが、「素材展」が催されており、全然デザインと関係ないやんけ。
入場チケットとカフェだけが素敵でした。
チボリ公園に入ろうと思ったら結構入場料が高くて断念。倉敷のチボリ公園、懐かしいなあ。クソつまらんかったなあ。
ストロイエという、コペンハーゲンで最も栄えている通りへ。知らないブランドの洋服屋ばかりで新鮮。しかしそのつくりはとてもチャチ、かつ、値段は結構高い。ユニクロはすごいなあ。
レゴショップ。レゴはデンマーク発祥なのですよ。
ニューハウンをレゴで再現。
歩行者天国なので、ストリートパフォーマーも結構います。しかしそのレベルは驚くほど低い。唯一、このネズミだけがおかしかった。何もせず突っ立ってるだけ。絶対にミッキーとは違うはずなのに、何が違うかは明言できない。
ニューハウンに戻ってビールを飲みながら休憩。
夕食まで時間があったので、ボートで巡るコペンハーゲン運河ツアーに参加。1時間かけてじっくり巡ってくれました。半魚人の近くまで船で近づいたのですが、少年が気軽にオッパイタッチしてました。
夕食は伝説としか言いようがない。詳しくは別エントリにて。
夕食後、船に戻るために海岸線沿いを歩いていると、ビシっとキメた30前後の美男美女とすれ違う。しかしそのカバンは
ピカチュウでチュウ。
船でのミュージカルにうんざりしたので、今夜は小ぶりなシアターでカルテットの演奏会に参加。うーん、いいですねぇ。観客も、こういう音楽が好きな人たちばかりが集まってるから、気持ちが一体になって盛り上がる。ただ、いつも疑問に思うのですが、ビオラとかチェロを自分の生涯の楽器として選択する心境を知りたい。絶対主役になれないじゃないですか。私なら必ずヴァイオリンですね。必ず。
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