ル ペルゴレーズ/西新宿

クリスマスディナー!と言っても3連休は不当に高くて手に負えないので、12月27日(火)という変則的クリスマス。ホテルの入り口に門松がいました。

ヒルトン東京のメインダイニングと言えば、ミシュラン2ツ星を獲得しながらも、牛肉産地偽装、無農薬野菜偽装、魚介類の偽装の三重苦で不祥事閉店突然死した「トゥエンティワン」。数ヶ月にわたってホテルにメインダイニングが存在しないという異常な状態が続き、満を持してオープンしたのが当店、ルペルゴレーズ。

デビューしてすぐにミシュラン1ツ星を獲得して、グルメ界では大きな話題。 こりゃチェックせにゃならんということでお邪魔して参りました。ランチ無し、月曜定休という、ホテルの割に強気な営業スタイルに期待大。 
コース料理にオススメワインをあわせてくれるプランをお願い。 すると、食前酒がドンペリでびっくらこいた。ありがとうございます参りました。
ロブスターの何かとカリフラワーのムース。ムースなのにちゃんとカリフラワー味でおもしろかったです。
牡蠣牡蠣牡蠣!超でけー!ホースラディッシュのムースも美味!本日一番のお皿です。
ニンジンのスープにターキーのラビオリ。ザラっとした舌触りが最高でした。ニンジン嫌いの子どもにはコレを食べさせれば良い。
魚と肉はまあどこにでもよくある料理です。カリフラワーと牡蠣が印象深いだけに、もっと驚きを期待してたのですが。色々求めすぎるのもアレですね。贅沢言ってすんません。

デザートは全然ダメ。
コニャック漬けのスポンジからはコニャックしか感じられない。罰ゲームの味がしました。
総括。お店の雰囲気も、スタッフのサービスも文句ナシ。食事は美味しくゆるやかに独創的。しかもそんなに高くない。ものすごくバランスが良い、お気に入りのレストランです。ヒルトン華麗なる復活!

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