ボルダリング

ボルダリングとはロッククライミングの姪っ子みたいなもの。ロッククライミングは命綱をつけて結構な高さまで昇ったりしますが、ボルダリングは高さは抑えて何の装備もなくゴツゴツを頼りに壁に貼り付いていきます。ただし、難しくするために掴んでいい石とか、乗って良い石を限定したりもします。
恵比寿にあるボルダリングジムで初チャレンジ!マンションの一室を改装したぐらいの小さなジムですが、平日昼間で空いてたので、お店の人がつきっきりで教えてくれました。

毎回お題が提示されて、壁を見てどうやって攻めるかじっくり考えてからスタート。うぎゃー!全然のぼれねー!女の子なんて軽々クリアしていくのに。うぐぐ、腕がパンパン。握力が消えていく。しまいにはペットボトルも閉めることができなくなる。

聞くと、クライマーは細マッチョ体質がどうしても多くなるとのこと。「ま、体重あってもそれだけオモリを抱えてトレーニングしてると思えばいいんじゃない?」とポジティブシンキングでした。

男はどうしてもパワーに頼ってすぐに消耗するけど、女性は軽くて楽にスイスイ行っちゃうので、意外と女性のほうがレベルが高い。お店の人はほんとすごい。天井に貼りついたり、足つかわずに手だけでホイホイ移動したり。スパイダーマンみたい。参りました。

とんでもなくチカラを使うから、3分トライして10分休憩、みたいな間隔でゆとりです。その間、他人のトライを眺めたり、休憩中の人と談笑したり、「岳」を読んだりと、かなりゆるめに時間を過ごせます。
難しいコースに挑んでる人がいるとみんなの注目をあつめて、一歩一歩進むたびに「ナイス!」「もうちょい!」「カモン!(←外人がいた)」「ああ~(←落ちた)」みたいな雰囲気なので、自然にみんなと仲良くなれます。新規の友達が欲しいかたは是非お試しください。

「ね、今週末、恵那(岐阜にある山)行かない?寒い?大丈夫だって~。この前行って寝袋忘れちゃったけど、ギリギリ死ななかったよ~」みたいな電話をしてる人がいた。あ、やっぱ外でもやるんだ。死ぬんだ。


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