トリュフ。丸々トリュフというわけではなく、チョコのトリュフがトリュフ風味(ややこしい)のような味わいです。全然美味しくないぞ。
クリのビスケットに至ってはビスコ以下。意図がわかりませんでした。
気泡がたくさん入ったトリュフパン。美味しくないを通り越して不味いです。どうして最初からなぜこんなに小麦粉で攻めてくるのか。
牡蠣にタピオカ。うーん、グロテスク。生きたままの牡蠣をオーブンに入れてややこしい調理を施しており、自称「絶妙な火加減」らしいですが、私としてはぬるいだけに感じました。キリっと冷やすかジュウジュウ焼くかにすればいいのに。
白子。盛り付けが引き続きグロい上、美味しくありません。
パンは一般的なものです。
マナガツオも別に普通。ソースに味がしない。 シャケ弁のシャケのほうが美味しい。
マッシュルームのパスタ。どうしてこんな鰹節みたいにするかなあ。良いと思ってやってることが、私にとっては全て裏目に出ています。メインはクッパ城から直送、血の池地獄です。
デザートはなんとか美味しかった。
どの皿も一貫して不気味でした。これらは果たしてスペイン料理だったのでしょうか。独創的で独自性があるものの、そのいずれもが全くもって美味しくなかった。
ポールボキューズは言いました。「美味しいもの、それが、料理」。彼の定義に当てはめると、当店の食事は料理ではない。面白さ先行で色々と工夫をする前に、まずは「美味しい」を目指して欲しいです。
シェフが挨拶に来て、割と長くベラベラ話しかけてきたのですが、これが苦痛で仕方が無かった。全く満足してないのに「美味しかったです」とか言って嘘つきは泥棒の始まりだし閻魔様にタン抜かれるし。でもまさか正面から「美味しくない。陶芸家なら自分で割るレベル。奇をてらわず、まずは美味しいものを目指して下さい」とは言えないし。
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Fujiya 1935