BIER REISE'09 vol.05

前日同様、参加者が少ないのでツアーは開催できないとのこと。じゃあ、たくさんお金払うから、私だけのためにツアーを開催してくれアイアムアリッチマンフロムジャパンと交渉すると、16,000円で運転手兼ガイドを雇うことができました。大人はお金で問題を解決できるから便利。
本日はボスニアヘルツェゴビナ。知り合いに当地へ行ったことがある人がおらず、"地球の歩き方中欧"にほんの数ページだけ掲載されているという完全なTerra incognita。紛争ばっかりで、良いニュースを聞いたことがありません。
モスタルという、世界遺産指定されている街へ到着。

教会とかが見当たらず、モスク(イスラム教のタマネギみたいな寺院)だらけです。雰囲気がヨーロッパとかけ離れていて不思議な気分。
家のつくりとかも、トルコ形式(平らな石を瓦とする)が多いらしいです。

ビールはこの地方の地ビールで死ぬほど不味かった。質の悪いアルコールがホッピーに混ざってる感じに近い。
食事はプレートランチ。そこそこ美味しくて驚きました。南米の、肉・豆・ジャガイモ、的なノリですね。


墓や砲弾の跡が所々目に付き、紛争の爪痕が生々しく、色々と考えさせられました。超おおざっぱに言うと、関西出身のアナタは敵、関東出身のアナタは味方、東北地方は中立で、さあみんなで独立戦争しましょう。え?関西人と関東人が結婚してたら?子供は?兄弟姉妹は?宗教が違うとどっちにつけば良い?みたいなことをつい最近までやってたのです。


見所が中々多く充実した時間を過ごせたのですが、ガイドの英語が酷くて何を言ってるかわからず、思いっきり集中して、前後の文脈から理解する必要がある。その割に大したことではない、どうでも良いことばっかり言ってくるので、ものすごく心が閉じてしまいました。ガイドもガイドで、こいつなんでずっと黙ってるんだろう?俺何か悪いことしたかな?と心配している風で、お互いに不幸な関係でした。

夕食はドブロブニクに戻ってピザ。ビールは安心安全安定のアイルランド産。
素材が活きる料理から絶品だろう、という読みがあたり、今回の旅行でトップクラスに美味しい食事でした。カニ・スカンピのうまみ。ムール貝・イカのプリプリ…。生地もべたべたせずザクっとしていて…。あそこまで美味しいピザにはめったに出会えないと思います。
ここまでのお土産。クロアチアはネクタイ発祥の地なのですよ。クリスマスツリーに飾るオーナメントがお気に入り。

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