エスペランザ/栄

7~8人しか入れないフレンチ(?)の鉄板焼き屋。料理人がたった一人で一生懸命作って下さいます。
コレ、何かわかりますか?フォアグラのソテーなのです。これで一人前。なんという量。「フォアグラを腹一杯食べる」という夢がかないました。痛風確定。江戸前風と言って、酢メシとワサビで食べる。新しい味。
一見フツーのハンバーグですが、これが驚愕の美味しさ。箸でつっつくとブルンっブルンって反応で、切り込みを入れるとドゥバー!って肉汁が飛び出して来ます。小籠包かお前は!

連れも「すっげ、うめえ、すげー、うっめ」と、感激のあまり賞賛する言葉が見当たらないもよう。

ソースが3種ありましたが、結局何にもつけませんでした。そのままで旨い。単に肉が旨いだけじゃなくて、なんなんだろなー、調理法なのかなー。とにかく旨い。 

スズキのタルタル、サラダ、キノコとホタテのソテーにゴルゴンゾーラソース、ガーリックライス、グラニテ、フォンダンショコラなどなど、他のどの料理も全部美味しかったですが、写真の2品が特にお気に入り。

今のところ名古屋ベスト5に入るレストランです。オススメ! 


このエントリーをはてなブックマークに追加 食べログ グルメブログランキング

関連記事
仕事の都合で年間名古屋に200泊していたことがあり、その間は常に外食でした。中でも印象的なお店をまとめました。

食通たちが鰻の魅力とこだわりを語り尽くす一冊。よしもとばなな、沢木耕太郎、さくらももこ、椎名誠、村上龍、村上春樹、島田雅彦、五木寛之、遠藤周作、群ようこ、などなど最強の布陣が送るアンソロジー。

エスペランザ

尾花/南千住

行列と知名度では東京一の鰻屋。ちなみに私は鰻がそんなに好きではなく、スーパーの中国産をレンジでチンしたやつで満足できてしまうのです。名古屋の有名店"あつた蓬莱軒"や"いば昇"でも無感動。そんな折に友人が「先週尾花行ってさー。14時に並び始めて入店したのが16時だぜ~。でも、信じられないほどうまかったなぁ。今までの鰻はなんだったんだ。」といたく感動していたので、私もチャレンジしたくなったのです。

それにしても本格的な鰻屋は回転が悪いですな。注文を受けてからさばき始めるので、席に着いてから1時間待ちは当たり前。その待ち時間で、"白焼き"や"う巻き"で一杯やって、ほろ酔い加減の所でうな重!ってのが粋らしいですが、白焼き3,300円、う巻き1,800円、うな重4,000円と、粋になるにも色々とお金がかかるようです。


私はおとなしくうな重だけを。うん、確かにウマい。ホクホク。超柔らかい。今まで食べた鰻の中ではダントツ一番だ。でも、やっぱりテンションがあがらない。確か蓬莱軒の際も似たような感想だったので、やはり私は鰻がそんなに好きではないのだ、と確信しました。

このエントリーをはてなブックマークに追加 食べログ グルメブログランキング

関連記事
和食は料理ジャンルとして突出して高いです。「飲んで食べて1万円ぐらいでオススメの和食ない?」みたいなことを聞かれると、1万円で良い和食なんてありませんよ、と答えるようにしているのですが、「お前は感覚がズレている」となぜか非難されるのが心外。ほんとだから。そんな中でもバランス良く感じたお店は下記の通りです。
黒木純さんの著作。「そんなのつくれねーよ」と突っ込みたくなる奇をてらったレシピ本とは異なり、家庭で食べる、誰でも知っている「おかず」に集中特化した読み応えのある本です。トウモロコシご飯の造り方も惜しみなく公開中。彼がここにまで至るストーリーが描かれたエッセイも魅力的。

尾花
関連ランキング:うなぎ | 南千住駅三ノ輪橋駅三ノ輪駅

ラトリエ ドゥ ジョエル ロブション/六本木

ミシュラン2つ星。国内のロブションは名古屋を除いて全てお邪魔しているのですが、やはり恵比寿の2階がダントツで一番。しかしここ六本木もリーズナブルで良かったです。

パルメザンチーズのリゾットにフォアグラのソテーをのせたものが特に美味。
ラムは美味しいのはもちろんのこと、その量がガッツリ大盛で(推定200g)、ものすごい食べごたえでした。
残念なのは、居心地。テーブル席は殆ど無く、意図的にカウンター席をメインとしているらしいのですが、これがまた落ち着かない。フォークとナイフ使ったら、隣の外人に肘が当たる(この店の客はガタイの良いフランス人だらけ)。椅子の高さがとても高く、足がブラブラして落ち着かない。その上カウンター越しに店員に見下ろされるのも何か嫌だ。

重厚なフレンチをじっくり味わうには不向きですが、気軽にサクっと楽しむには良いかもしれません。とは言え値段はそんなに高くないので、使い勝手の良いお店と言えるでしょう。


このエントリーをはてなブックマークに追加 食べログ グルメブログランキング

関連記事
「好きな料理のジャンルは?」と問われると、すぐさまフレンチと答えます。フレンチにも色々ありますが、私の好きな方向性は下記の通り。あなたがこれらの店が好きであれば、当ブログはあなたの店探しの一助となるでしょう。
日本フレンチ界の巨匠、井上シェフの哲学書。日本でのフレンチの歴史やフランスでの修行の大変さなど興味深いエピソードがたくさん。登場する料理に係る表現も秀逸。ヨダレが出てきます。フランス料理を愛する方、必読の書。


ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション
関連ランキング:フレンチ | 六本木駅乃木坂駅麻布十番駅

ロオジエ/銀座

ミシュラン三ツ星。ロブションと並んで東京のフレンチ二大巨頭。常に予約でいっぱい、かつ、三ヶ月前からしか予約を受け付けない。2月に電話したのに、「今ですと、最も予約できる可能性が高い日は5月30日です。ちなみに、その日でもキャンセル待ちは5組いらっしゃいます。」との回答。まさかここまでとは。。。

ダメもとでその日のキャンセル待ちをお願いしました。キャンセル待ちをしていたことなどすっかり忘れたある日、見知らぬ電話番号からの電話をとると「順番回ってきました」との連絡。うおー、めちゃくちゃ運が良い。

入り口にはドアマンが二人。ドアマンが二人いるレストランは珍しいでしょう。名前を告げ、ガラス貼りの螺旋階段を登り、テーブルへ。

第一印象は、「ファミレス」でした。なんだか天井が低くてテーブルの並びも高級感が無い。ロブションの過剰なまでの内装のほうが高級フレンチには相応しいと今更ながら納得。

シャンパーニュで喉を潤してから食事。予約取り辛くて中々来れないのだからということで、一番高いコースをオーダー。





感想は、味が濃い、量が少ない、地味、です。どれもそこそこ美味しいんですけど、これが日本のフレンチの最高峰とは思えません。大体、パンが全然美味しくない。お店のレベルを決めるのは、そのお店で一番安い(もしくは無料の)メニューの質だと私は信じているので、その点でロオジエは全然ダメです。
気を取り直してデザート。デザートの前菜→デザートのメイン→その他食べ放題、という、甘いもの好きな私には最高のシチュエーション。


しかしながらこのデザートもまた普通。盛りは凝っているのですが、味はデパ地下のスイーツと同じかそれ以下です。最後にワゴンにあるお菓子を好きなだけリクエストできるのですが、全く食べる気がせず、社交辞令でいくつかだけ頂きましたが、どれもヨックモック以下でした。

はぁ、がっかりです。どうしてネット上ではあんなに絶賛されているのだろう。

このエントリーをはてなブックマークに追加 食べログ グルメブログランキング

関連記事
「好きな料理のジャンルは?」と問われると、すぐさまフレンチと答えます。フレンチにも色々ありますが、私の好きな方向性は下記の通り。あなたがこれらの店が好きであれば、当ブログはあなたの店探しの一助となるでしょう。
日本フレンチ界の巨匠、井上シェフの哲学書。日本でのフレンチの歴史やフランスでの修行の大変さなど興味深いエピソードがたくさん。登場する料理に係る表現も秀逸。ヨダレが出てきます。フランス料理を愛する方、必読の書。


ロオジエフレンチ / 銀座駅新橋駅日比谷駅
昼総合点★★☆☆☆ 2.5

プールサイドバーベキュー/ラディソンホテル成田

今年は一度も海やプールに行ってない!と、8月最終週に慌てて計画。とはいえ混んでる海水浴場やプールは嫌だ、都心のホテルのプールは高い割に狭い、ということで、馴染みのある(※)成田空港周辺のホテルへ。

1泊2日、2日間有効のフィットネスジム/屋内外プール券付き、朝夕付き、夕食はプールサイドにてBBQ食べ飲み放題で、驚きのお一人様11,000円!!

高速をカッ飛ばし、自宅から60分でホテル着。ソッコーで着替えてプールサイドへ。おお、ここは外国だ。外人ばっかし。そういえばロビーにもやたら外人が目に付いたなぁ。っていうかフロントスタッフも外人だったなぁ。外人のくせにYokoso Japanのピンバッジをつけてたのがおもしろかったです。
天気は快晴。シャープな雲が所々浮かんで夏全開。コパトーンを塗りたくってサングラスかけて、デッキチェアでゴロ寝。雑誌を読みつつ、眠たくなったら寝る。知らない曲だけれど、洋楽のBGMが心地良い。コレはヘタな海外旅行よりも満足度は高い!心は穏やか、気持ちは安らかになり、今ならあいつとかあいつとかあいつを許せるかも。
プールサイドバーのメニューが充実しており、何を注文するか迷います。アメリカンハンバーガーとやらが魅力的だったんですが、朝マックしたのでパス、焼きソバ1,200円に決定。高ぇなぁ、まぁホテルだからしゃあないか、と、諦めていたのですが、量が屋台の焼きソバの3人前ぐらいあり、具もエビやらアスパラやらとホテルクオリティ。こんなに豪華なソース焼きソバは初めて食べました。
夕食はプールサイドでBBQ。食材は食べ放題味でおいしくは無いんですが、(肉がイマイチなんでホタテとエビばっか食べてた)ステージのフラダンスを眺めながら生ビールをダラダラ果てしなく飲む感じで完全に非日常。良い気分で部屋に戻って即寝です。

翌朝は起きるまで寝てから敷地内をお散歩し(芝生が広大で素敵!)、お腹がすいたら朝食ビュッフェ。目の前で作ってくれるオムレツって無条件で美味しいですよね。雨が降ってきたので室内プールとフィットネスルームで汗を流したあと、ゆっくりと帰宅しました。

今回はラディソンだったけど、日航とか全日空とか、あそこらへんの大手ホテルだと毎年夏の週末には実施しています。来年あたりみんなで行きませんか?芝生の上で準備不要のBBQをしながら浴びるほど酒を飲んで、部屋に戻ってその続き、眠たくなったら寝る。朝は起きたい人は起きれば良し。超楽しいぜ。

※…私が海外に行くときは、だいたい成田近辺のホテルまで車で行って前泊し、車はホテルに預けたまま機上の人となるのです。ここらのホテルはちゃんとしてる割に1泊6,000円程度と非常に安く、宿泊客は無料で車を預かってくれるのです。海外滞在が長期間に及ぶ場合は、フツーの駐車場に預けるよりも割安です。

このエントリーをはてなブックマークに追加 食べログ グルメブログランキング

関連記事
やはり夏はBBQです。ただし準備とか場所取りとかはやりたくない。その問題をお金で解決した記録をまとめました。BBQの良いとこ取りをどうぞ。
そうそう、肉と言えばこの本に焼肉担当として私のコメントが載っています。私はコンテンポラリーフレンチやイノベーティブあたりが得意分野のつもりだったのですが、まあ、自分の評価よりも他人の評価が全てです。お時間のある方はご覧になってみて下さい。