石川、福井 vol.4


ゆうべはあんなに食べたというのに、朝食もしっかりと摂取。旅館の朝食パワーはすごいのです。 
チェックアウトまで時間があるのでお散歩。川沿いの遊歩道を散策します。
昭和ふうな橋や前衛的な橋、苔や川と、絵になる箇所がいくつかあったので満足。

旅館に戻り、ひとっぷろ浴びてからチェックアウト。昼間は生ビールサービス無いんだってさ、ちぇ。 

■ヨーロッパ軒
https://tabelog.com/fukui/A1801/A180101/18000015/
電車で福井まで行き、福井名物「カツ丼」を食す。福井でカツ丼と言うと、卵でとじたものではなく、ソースカツ丼を指すのです。私は普通に卵でとじたほうが好きでした。


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石川、福井 vol.3


加賀温泉郷山中温泉へ。せっかく石川に来たんだから、本当は加賀屋に泊まりたかったのですが満室。加賀屋は「プロが選ぶ日本のホテル旅館100選」で28年連続1位でいつかはお邪魔したいところです。

山中温泉に話を戻しましょう。このあたりは実は人種のるつぼです。標準語、関西弁、名古屋弁、現地の方言など、様々な言語が耳に飛び込んできます。東京で標準語じゃないと田舎者扱いされるし、関西で関西弁じゃないと苛めにあう。このように、様々な言語が自由に入り乱れる土地は意外と珍しいのではないでしょうか? 

■吉祥やまなか/
早速温泉へ(写真は公式ウェブサイトより)。極楽じゃ。「タオルは部屋からお持ち下さい」ではなくて、浴場に何十枚もでーんと積んでいて好きなだけ使いやがれ方式。シャワーやカランもいちいちボタンプッシュ→時間切れ制度ではなく、ハンドルを捻って好きなだけ流しやがれ方式。大らかな旅館です。ロビーへ向かうと「湯上り生ビール1杯サービス」。最高かよ。
食事は海鮮メインのコース料理。
仕組みがすごい。「とりあえずこのおしながきにあるコース料理は持ってくるけど、気に入ったメニューがあったら言って。おかわり持ってくるから」方式。
つまり刺身も天ぷらも何もかも、作り置きではない食べ放題。
大らかです。
〆のデザートは部屋を変えてバナナをフランベ。うかい亭みたい。

そんなわけで、今年一番刺身を食べた日となりました。大満足でおやすみなさい。部屋のLANがPLC(コンセント内をネットが走るやつ)でした。

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石川、福井 vol.2


06:55起床。休暇で早起きは気持ちが良い。しかしどうして旅館の朝食はあんなにもおいしく感じるのでしょうか。

窓から外を伺うと見事な豪雨。しかし私には行かねばならない所がある。朝市です。輪島の朝市は日本三大朝市のうちのひとつで、これに参加しないと輪島に来た意味がありません。
傘をさしさし勇んで行くと、おお、豪雨ながらもきちんと露店が出てるではないか。おお、カニだ。おお、アワビだ。輪島塗のお土産も出てる。市場って良いですね。無条件で楽しい。豪雨だけど。
結局は朝市では何も買わず、店舗型のお土産物屋さんで輪島塗のお椀とお箸を買いました。一目惚れした素敵なものです。
バスで2時間、金沢へ。小学校の頃は2時間車に乗るとか苦痛でしかなかったのに、今回はあっという間に感じました。人間成長するものです。
さて金沢。まずは市場です(またかよ)。金沢にある市場は日本でも有数の市場(またかよ)なのですが、どちらかというと観光色が強い。どの店もカニや海鮮丼の値段は横一線で談合の兆しが。味も東京で食べるそれと大差なし。ゆうべの鮨が割安すぎたのかもしれません。
ひがし茶屋街を散歩しつつ、
日本三大庭園の兼六園を散歩し、
21世紀美術館でプールの下の知らない人たちに手を振ったりと中々充実した一日でした。

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石川、福井 vol.1

羽田に着いたのは離陸の2時間前。楽しみでどうしても早く着いてしまう。待ち時間の多い人生です。ちなみに飛行機の出発時刻は離陸時刻でもドアが閉まる時間でもなくて、車輪が動き出す瞬間なんですって。

■東京ラーメン天/ 羽田空港第2ビル
https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131504/13020617/
ランチはラーメン。飛行機仲間がオススメに従うと、なるほど空港レストランにしてはなかなか旨い。

土産物屋をひやかしたり、本屋で立ち読みをしていると離陸時間間近。空港は楽しいな。旅行で一番楽しい瞬間は出発前の空港かもしれない。

あっという間に能登空港近く高度が下がり、眼下に広がる山と森。ゼルダの伝説みたいな風景です。地図通りの形に能登半島があって、険しい山々の中にぽっかりと能登空港。絶景かな。好きな景色リストに加えよう。
ターンテーブルを抜けるとウェルカム干し海老を頂きました。どうやら本日77,777人目の空港利用者が出たとのこと。夜のニュースでも流れていたほどの大ニュースでした。
公共交通機関が全く無いので相乗りタクシーで輪島市街へ。25分乗って700円と安い。街には木造瓦屋根が多く日本風。ソフトバンクまでが純ジャパでした。
街一番の大通りへ。さすがに輪島塗のお店が多い。50万円超のお椀に腰を抜かす。職人さんの工房もあって、「見学OK」という看板が掲げられていたので見学していると嫌な顔をされました。嫌なら山奥で塗りなさい。

10分も歩くと見所を制覇できてしまったので、予定を繰り上げて夕食へ。

■寿司処 伸福
https://tabelog.com/ishikawa/A1704/A170401/17000847/
5,000円でおまかせします、飲み物で、と注文。このオーダー方法は中級店において威力を発揮します。その店の善し悪しをはかるのに非常に便利。結論から言うと二重丸でした。
アラの煮付け、カニの酢の物から入り、
刺身盛り、
サザエのつぼ焼き、
地物の握り。サイコーだ。輪島の魚は素晴らしい。

今、思い出しただけでもヨダレが出てきます。「カニの酢の物」とあっさりと書いてしまいましたが、足が10本分ぐらい大量に入っててすごく贅沢です。「ノドグロ」「バイ貝」「○○エビ(忘れた)」が最高の味覚。「能登牛炙り」も面白い。器も素敵で手抜きなし。お会計はお酒を入れても7,000円。東京なら18,000円ぐらいではなかろうか。旅は良いですね。


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栃木 vol.2


鬼怒川温泉へ。ここはびっくりするほど寂れていますね。「田舎で風情がある」とはまた違って、「寂れている」。

宿泊するホテルにつき、建屋は立派なのですが、ロビーのカーペットにシミが多いなど、所々ヘタっているのが残念です。

温泉もイマイチ、食事もイマイチ、何もかもがイマイチです。先日山中温泉にお邪魔したばかりなので、ついつい比較してしまうのです。

翌日は日光猿軍団へ。ここも鬼怒川温泉同様、時代から取り残され化石化が進んでいます。サル山には病気なんじゃないかと心配してしまうほどのガリガリの猿が3、4匹いるのみ。 
なぜかサル山の裏手にはアヒル小屋があって「アヒルレース」が開催中。1回200円。猿を見に来ているのにアヒルに賭ける奇特な人などおらんだろうと笑っていたのですが、次第に人が集まり始め。なんと10人ぐらいが馬券(?)を買っていました。
アヒル小屋の隣にはなぜか「名古屋コーチン」の鳥小屋が。美味しそう。

■そば処 大黒家
https://tabelog.com/tochigi/A0903/A090303/9002385/
昼食にこれまたガイドブックに大きく取り上げられていた蕎麦屋へ。大混雑。入店するやいなや、てんぱったおばちゃん店員に「あー、もう、いっぺんに来るからぁ。ちょ、ちょっと外で待ってて!」と怒られました。

しかしながら店内に待つスペースがあり、そこに空いている椅子もあったので、ここに椅子があるので、外じゃなくてここに座って待ってて良いですか?と訊ねても「すいませんねぇ、すいませんねぇ、あー」と半ば発狂気味。

あくまで誠実に、謝らなくて結構ですから、ここに座って待ってて良いですか?と引き続きお伺いを立てると無視されました。仕方無しに黙って座って待つことに。

店内をじっくり観察。店の実力を超えた人数の客を受け入れすぎです。10テーブルぐらいの客が食事に何もありつけず、全員が全員不機嫌そう。日本一不機嫌な蕎麦屋かもしれません。

ようやく座れて名物の「かきあげそば」を注文。「温かい方でよろしいですか?」と尋ねられたので、冷たいほうで、と回答。すると「冷たいのはありません」何このひっかけ問題。 良い思い出となりました。



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栃木 vol.1


私の趣味のうちのひとつは世界遺産巡り。ただ、これだけ燃油サーチャージやユーロが高いと、世界へ飛び出すのには納得感に乏しいので、最近は専ら国内の世界遺産を巡っています。

さて今回は「いつでも行ける」と思いながらいつもいつも後回しにされていた「日光の社寺」をお送りしたいと思います。 
新幹線で宇都宮へ。今月だけで12回も新幹線乗っている。バスに乗り換え日光着。華厳の滝。想像以上にダイナミック。エレベータを降りてからの滝の裏側が妙に涼しく自然って不思議。
昼食はガイドブックに大きく取り上げられていた食堂へ。鮎の塩焼き定食1,380円。しかし残念ながら、遅い・不味い・高いの三重苦でした。近くにあったカフェで250円のホットドッグを追加注入。

中禅寺湖が素晴らしい。水が大量にあるというシチュエーションが好きなのです。水も澄んでるし、波もない。泳ぐと気持ちよいだろうなあ。
さてメインイベントの日光東照宮へ。ギラギラしてて、見ようによっては趣味が悪い。
三猿は真ん中の奴が吐きそうで、周りが見ないように聞かないようにしているように見えて、なんだか大学生の飲み会みたいだと苦笑い。



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