高級レストラン"また行きたい"偏差値【2026年最新版】

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  • 私の主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の優劣ではありません。


高級レストランでナメられないためのマナー集

高級レストランには一種独特の雰囲気があります。「なんだか店に値踏みされているようで居心地が悪い」と感じる方が多いかもしれませんが、その通り、店は客のことを値踏みしています。

「お客様は平等に扱う」なんてのは大ウソです。レストラン業界には『ソワニエ(大切におもてなしするべき客)』という言葉があるくらいであり、一流の客や金払いの良い常連・重い客に対しては恭しく接し、どう見ても場慣れしていない一見客に対しては、人間だもの、おざなりな対応になるものです。

そこで、「高級レストランにあまり行ったことは無いが、ナメられたくはない」と考えるワガママな貴方のために、高級レストランにおけるマナーを整理しました。結構な長文となってしまったので是非ブックマークして頂き、必要に応じて読み返して頂けると幸いです。

近江牛専門店 近江かど萬(かどまん)/大津(滋賀)

滋賀県大津市にある創業120年以上の老舗近江牛専門店「近江かど萬(かどまん)」。A5ランクの近江牛(特に雌牛)にこだわり、質の高い肉を手頃な価格で提供するお店として地元の方から観光客まで幅広く人気を集めています。「バナナマンのせっかくグルメ」において滋賀県大津市の絶品グルメとして大々的に紹介され、食べログでは百名店に選出されています。
店内は基本的に半個室であり、壁を取り外し繋げることで大人数での宴会にも対応するそうです(写真は公式ウェブサイトより)。ただ、団体客の取り扱いはもう少し上手くやって欲しいところ。あまりにうるさいのでスタッフにクレームを入れたところ、苦笑いが返ってきただけで状況は何も変わりませんでした。つまりは騒いだもん勝ち、静かに過ごしたもん負けの弱肉強食の世界であり、根暗で小心者の私はパっと食べてすぐに帰ることとしました。
ちなみに酒は思いのほか安く、アサヒ大瓶が900円と実に良心的です。さらに6名以上の宴会利用時には飲み放題オプションを追加可能としているため、なるほどやはり飲み放題でどんちゃん騒ぎするのが当店の正しい使い道なのかもしれません。
すき焼きコースのアミューズ(?)として供される「近江牛しぐれ」。濃厚なビーフの旨味と脂の甘味が感じられ、また、アクセントとして山椒をきかせており美味。山ほど買って、自宅の冷蔵庫に常備したいくらいである。
さあ、すき焼きパーティーの始まりです。当店は「はり重」などとは異なり調理の全てを顧客に委ねています。もちろん焼肉屋も考え方は同じなので、肉の質さえ良ければ調理は大まかでOKという、素材に対する自信の表れなのかもしれません。
我々はロース肉が210グラムのすき焼きコースでお願いしました。2人でお邪魔したので写真のお肉で420グラムという計算です。ステーキでひとりあたり210グラムは中々のボリュームに感じますが、すき焼きだと余裕に感じるのはどうしてだろう。
牛脂を温め鍋に脂を馴染ませたのち、大判のお肉をジュジュウ焼いて行きます。仕上げに割り下を注ぎ、生卵を絡めて大口を開けて頬張る。口の中でふわっととろけるような柔らかさを堪能しつつ、噛みしめるほどに肉の脂と旨味がジュワジュワと滲み出て来ます。
ゴハンは地元の「近江米」で、濃厚な肉と割り下をガッチリと受け止めてくれます。コースを注文していればお代わりOKなのが地味に嬉しい。
肉の美味しさは当然として、鍋を彩る野菜のの質も上々。近江牛から溶け出した上質な脂と濃厚な旨味、そしてコクのある特製割り下を野菜がたっぷりと吸いこんでいます。
デザートはバニラアイス。ごちそうさまでした。うるさい団体客と、それを注意しない店側の姿勢は困ったものですが、すき焼きとして総じて旨い。ひとりあたり210グラムの近江牛のすき焼きを食べて1.3万円というのは良心的と言えるでしょう。シンプルに旨い肉をリーズナブルに楽しみたい場合には間違いなくおすすめできます。琵琶湖疏水船・ミシガン・三井寺とセットでどうぞ。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【ふるさと納税】近江牛「かど萬」すき焼き用モモ肉 約250g
価格:10,000円(税込、送料無料) (2026/5/25時点)

なお、当店は大津市のふるさと納税の返礼品提供事業者としても参画しており、実質的な自己負担額を考えれば悪くないディールでしょう。お店でも結局セルフで調理するのだから、ありよりのありです。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。

太田屋(おおたや)/不動前

不動前駅近く、品川百景の桜並木通りである「かむろ坂」沿いに店を構える「太田屋(おおたや)」。創業50年以上の歴史を持つ老舗であり、品川区屈指の名店として知られています。軒先の大きな赤提灯が目印です。
店内は壁一面にメニューがびっしり貼られた正統派の酒場スタイル。カウンター席とテーブル席があり、ひとり飲みからグループ、さらには地元の家族連れまで幅広い層に愛されています。17時の開店直後からすぐに満席になることも珍しくありません。
とは言えアルコールは結構高く、大ビンは千円を超え、サワーやハイボール類は600-700円あたりの価格設定です。雰囲気に飲まれると思いのほか高くつくのでご注意を。
サラダ代わりに注文したお新香。おそらく自家製でしょう、瑞々しい食感とシャキシャキとした歯ごたえが心地よく、余計な雑味がなくすっきりとした後味。濃厚なもつ焼きや揚げ物の合間に口に運べば、お口の中を上手くリセットしてくれます。
煮込み。暖簾をくぐる多くの客がまず注文する看板メニューです。丁寧に下処理されたモツを味噌ベースの出汁でじっくりと煮込んでいます。思いのほか量も多く、白ゴハンが欲しくなる濃厚な味覚です。
串焼きは左から豚ハツ、鶏つくね、鶏ねぎま。中でも豚ハツがいいですね。噛むとサクッ、プリッとした独特の小気味よい弾力があり、溢れる肉汁から血肉の力強い旨味がダイレクトに伝わります。
しろ。豚の大腸であり、クニクニとした脂の甘みとジューシーさが特長的。「多少、臭みがあるのでタレのほうがいい」とスタッフより案内がありましたが、タレでお願いしたこともあってか私はそれほど気になりませんでした。
タコ唐揚げ。プリプリと弾力のある新鮮なタコに、薄付きの衣を纏わせてカラッと黄金色に揚げられています。歯を立てると衣のサクサクッとした軽快な食感のすぐ後に、タコ特有のグッと押し返すような弾力と、噛むほどに溢れ出す濃厚な磯の旨味と甘みを堪能できます。これはビールにピッタリだ。
イカ焼き。「生イカは時価で、今夜だと冷凍に比べて200円増し」との提案があり、もちろん生イカでお願いしました。炭火の芳ばしい薫りが食欲を刺激しつつ、生イカならではのパツッとした弾けるような歯ごたえと柔らかくしなやかな食感が心地良い。
お会計をお願いすると、サービス(?)でアサリの味噌汁をお出し頂けました。お椀を近づけた瞬間に豊かな磯の香りと出汁の香りがふわりと鼻腔をくすぐり、口にすると滋味深いエキスがジュワッと五臓六腑にしみ渡ります。何とも魅力的な締めくくりです。

以上を食べ、軽く飲んでお会計は7千円ほど。何とも言えない満足感と「これぞ大衆酒場」という熱気がここにはあります。ちなみにドジョウ料理も有名なので、次回は鍋や唐揚げを試してみたいと思います。

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目黒は焼鳥やトンカツ、カレーにラーメンと生活に密着した飲食店が多く、そのいずれのレベルも高い。地味ですが豊かな食生活が約束されている街です。
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UNE IMMERSION (ユヌ イメルシオン)/幡ケ谷

渋谷区本町。下町の趣を残した静かな住宅街に佇む「UNE IMMERSION (ユヌ イメルシオン)」。ミシュランではセレクテッドに位置付けられており、「東京最高のレストラン」でも好意的に掲載されています。店名はフランス語で「没頭する」という意味です。
商業主義とは真逆の極小フォーマットで、昼夜ともに2組ぐらいしか入れないのではなかろうか。シェフがワンオペで料理から接客まで全てに向き合うため、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

早田 六月シェフは「ル スプートニク」「 ラール・エ・ラ・マニエール」などで経験を積んだのち、 2023年に当店を開業。モダンなスタイルのフランス料理が得意なようです。
ワインはフランス産を中心に取り揃えており、いずれも良心的な価格設定です。日本ワインも推していて、やはりオーナーシェフのワンオペは本人がやりたいことを全部できるのがいいですね。
まずは釣りアジ。下に敷かれているのは貝出汁を蓄えた茄子のなす揚げ浸しであり、青魚特有の風味と貝のシャープな旨味が心地よい相乗効果を生み出します。加えて初夏を告げるフキの爽やかな苦味とシャキシャキとした軽快な食感がリズムを与え、全体を上品に引き締めます。
蕎麦のラビオリに鯉を置き、揚げたゴボウをトッピングしました。山椒の風味もきいており、これが鯉かと感心するほど華やかな味わいです。ただ、ラビオリはフニャフニャして食べ辛い割に風味に乏しいので余計に感じました。
白いバラに見立てたアオリイカとカブ。どこがイカでどこからがカブかと一見してわからないほど自然な構成。土台としてアーモンドミルクのムース(?)を配し、そこにキャビアのシャープな塩気と海のミネラル感を差し込んでおり、計算し尽くされた味わいの重なりに思わずため息が漏れます。
シャルキュトリの盛り合わせ。様々な種類の肉を用いており、私は特に羊のやつがお気に入り。これだけバラエティに富んだシャルキュトリをワンオペで用意するとは恐れ入る。このひと皿でグラスワイン2杯案件である。
自家製の天然酵母のパン。小麦本来の豊かな風味と、天然酵母特有の穏やかで心地よい酸味が感じられ、素朴ながらシャルキュトリやソースと合わせて食べるに最適解。今夜の偉大な名脇役である。
ホタルイカとグリーンアスパラ。ぷっくりと膨らんだホタルイカには濃厚なワタのコクと海の旨味が詰まっており、野性味溢れる行者にんにくのソースと共にパンチのある味覚。こちらも、このひと皿でグラスワイン1杯案件である。なんなら日本酒もあり。
お魚料理はオオモンハタ。皮目はサクッと香ばしく、身はしっとりと弾力を持たせて焼き上げられており、ハタならではの上品でクリーンな旨味が特長的。ソースにはお魚や貝類のエキスがきいており、サフランのエキゾチックで華やかな香りで全体を取りまとめます。添えられた様々な青豆たちも、それぞれ異なる甘みと弾けるような食感をもたらしています。
メインはエゾジカ。部位はシンタマ(モモの芯)で、同じシンタマの中でも食感が異なる箇所を食べ比べるのが面白い。赤身肉らしいキレのあるピュアな旨味と鉄分の香りが赤ワインに良く合う。ソースも王道の赤ワインソースであり、やはりモダンなスタイルはクラシックを極めてこそだと納得させるひと皿です。
デザートはメロンにフワフワのヨーグルト(?)とシャーベット。底には緑茶のジュレが潜んでおり、緑茶特有の穏やかな苦味と凛とした上品な香りが全体をキリリと引き締めます。
お茶菓子も手が込んでいて、ほろ苦くしっとりとしたカカオのスポンジにチェリーが綺麗に並び、キルシュの芳醇な風味で全体を整えています。ビッグライトを照射すればこのまま立派なスイーツとして成立するでしょう。
ハーブティーでフィニッシュ。ごちそうさまでした。終わってみれば4時間の長丁場でしたが、それを微塵も感じさせない料理の流れと空気感は特筆に値します。シェフは良い意味で商売っ気がなく、「僕の作った料理、美味しいでしょ?いっぱい食べていって!」という、料理人としての純粋で本質的な情熱に満ち溢れています。店名である「没頭する(イメルシオン)」のは、実は客側だけでなく、誰よりもシェフ本人なのかもしれません。

希少食材の乱用といった安易なトレンドに逃げず、旬の素材と確かな技術を実直に積み重ねる姿勢には、「ドゥエ リーニュ プリュス (Due ligne +)」「アンフィクレス (AMPHYCLES)」に近い、心地よい狂気すら感じます。親しい仲間と特別な時間を過ごすという目的で訪れたいお店です。

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「好きな料理のジャンルは?」と問われると、すぐさまフレンチと答えます。フレンチにも色々ありますが、私の好きな方向性は下記の通り。あなたがこれらの店が好きであれば、当ブログはあなたの店探しの一助となるでしょう。
日本フレンチ界の巨匠、井上シェフの哲学書。日本でのフレンチの歴史やフランスでの修行の大変さなど興味深いエピソードがたくさん。登場する料理に係る表現も秀逸。ヨダレが出てきます。フランス料理を愛する方、必読の書。

麺屋 雉虎(めんや きじとら)/牧志(那覇市)

沖縄における二郎インスパイア系のパイオニア「麺屋 雉虎(めんや きじとら)」。店名の通りネコ好きの店主が二郎系や豚骨ベースの創作ラーメンを提供しています。ゆいレールの美栄橋駅から歩いて5分ほど。台湾人が謎に行列する「暖暮(だんぼ)」の角を曲がって少し進んだところにあります。
店内はカウンター席に加え、二郎インスパイアとしては珍しく座敷席があり、トータルでは15席ほど。スタッフもゲストも皆、穏やかで人当たりも丁寧。世界一平和な二郎インスパイア系のラーメン店かもしれません。
いわゆる二郎系のラーメンだけでなく、様々なフレーバーが用意されています。ネコをモチーフとしたネーミングがかわいいですね。ちなみに注文時に「幸多め(サチオオメ)」と告げると、無料で大盛にしてもらえます。優しい世界。
私は二郎系のな食べ応えと煮干しの洗練された旨味が融合した「オサカナノジロー」を注文。前述の通り大盛は無料で、ヤサイマシにも対応してもってお会計は1,200円。ご覧の通りモヤシの量が圧倒的で、当面はチャーシューもやし定食として取り組む必要があります。
スープからは煮干しのビターな旨味が強く感じられ、ブラインドで食べれば二郎インスパイアとは取れないでしょう。それぐらい洗練された味わいです。原理主義者の方にとっては少々物足りなく感じるかもしれません。
存在感抜群のワシワシ極太麺。力強い食感と強烈なコシが特長的で、噛みしめるたびに豊かな小麦の風味が広がります。「幸多め(サチオオメ)」にしてもらったので、食べ応えも抜群です。今夜は晩ゴハン抜きである。
美味しかった。フレーバーによっては純粋な二郎系とは異なるかもしれませんが、1杯のラーメンとしてきちんと完結しており、これはこれでありよりのあり。隣のニイチャンが食べていたまぜそば系も旨そうだったので、次回はそれを試してみよう。

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寒い季節は沖縄で暮らしているので、旅行やゴルフだけで沖縄に来る人よりかは一歩踏み込んでいるつもりです。沖縄の人ってネットに書き込みしないから、内地の人が知らない名店が結構多いです。
沖縄通を気取るなら必ず読んでおくべき、大迫力の一冊。米軍統治時代は決して歴史のお話ではなく、今の今まで地続きで繋がっていることが良くます。米軍の倉庫からかっぱらいを続ける悪ガキたちが警官になり、教師になり、ヤクザになり、そしてテロリストへ。沖縄戦後史の重要な事件を織り交ぜながら展開する圧巻のストーリー構成。オススメです。