高級レストラン"また行きたい"偏差値【2026年最新版】

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  • 私の主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の優劣ではありません。


高級レストランでナメられないためのマナー集

高級レストランには一種独特の雰囲気があります。「なんだか店に値踏みされているようで居心地が悪い」と感じる方が多いかもしれませんが、その通り、店は客のことを値踏みしています。

「お客様は平等に扱う」なんてのは大ウソです。レストラン業界には『ソワニエ(大切におもてなしするべき客)』という言葉があるくらいであり、一流の客や金払いの良い常連・重い客に対しては恭しく接し、どう見ても場慣れしていない一見客に対しては、人間だもの、おざなりな対応になるものです。

そこで、「高級レストランにあまり行ったことは無いが、ナメられたくはない」と考えるワガママな貴方のために、高級レストランにおけるマナーを整理しました。結構な長文となってしまったので是非ブックマークして頂き、必要に応じて読み返して頂けると幸いです。

弥助(やすけ)/堺(大阪)

堺の地で80年以上の歴史を持つ老舗鮨店「弥助(やすけ)」。三代目である現店主は「祇園 川上」で経験を積んだ後、40歳で当店を継いだようで、店名は歌舞伎の演目「義経千本桜」に登場する鮨屋の折平が「弥助」と名乗ったことにちなんでいるそうです。ちなみに四代目はお向かいで超高級店「鮨おおが」を手掛けています。
高級旅館を思わせる威風堂々とした一軒家の門構え。暖簾をくぐると美しい白木のカウンター席がお出迎え(写真は一休公式ページより)。他にもテーブル席や掘りごたつ式の個室座敷の用意もあるようです。
飲み物のお品書きは無く、当然に値付けも不明です。ただしランチはにぎりだけパパっと食べるスタイルなので、長っ尻して酒代が嵩むこともないでしょう。最終支払金額から逆算するに、恵比寿の小瓶が千円ぐらいだった気がする。
お通しにマグロの角煮。脂ののった部位を醤油ベースのスープでじっくり煮込んでおり、繊維がほぐれて口の中でとろけていきます。脂の甘味と旨味が濃厚で、これはいきなり日本酒が欲しくなる。
コースの開幕を飾る一貫はノドグロ。いきなりコッテリするもん来るなあと思いきや、皮目を香ばしく炙っているためか脂っこさは感じさせません。身はきめ細かく柔らかで、脂のコクと旨みが絶妙なバランスを保っています。
続いて鰻。ノドグロを超えるコッテリとした味覚であり、もちろん美味しいのですが、いきなり食事が終わってしまいそうな不安を脊髄反射で感じてしまう。もちろん決まりなどは無いのでしょうが、私はどうも慣れませんでした。
ガリは小さな器に上品に盛り込まれます。隠し味に実山椒が含まれており、ピリリとした辛みと爽やかな清涼感が生姜の甘酸っぱさと組み合わさることで、より印象的な味わいに。

ちなみにシャリは伝統の白シャリで、赤酢推しの四代目とジェネギャでひと悶着あったそうです。そのストーリーは「鮨おおが」をお邪魔した後に改めて整理しましょう。
剣先イカ。細やかな飾り包丁が幾重にも施されており、ねっとりとした甘みと口内で繊維が一本ずつ解けるような舌触りを実現しています。
トロが美味しいですねえ。舌の上でとろりと溶ける脂は上品で甘く、しつこさがなく後味がきれいに消えていきます。ちなみに関西の店舗としては珍しく豊洲の「やま幸」から、「鮨おおが」と「弥助」で共同仕入れを実現しているという噂を耳にしました。
春子鯛。皮目に独特の風味と旨みが凝縮されており、口当たりは繊細で上品。脂は少ないものの、そのぶん素材そのものの澄んだ旨みが際立ちます。
車海老。身にプリプリとした弾力があり、酢飯の仄かな酸味が海老の甘みをより鮮明に引き立てています。見た目の美しさも含めて華やかな存在です。
コハダ。酸が強くバシッと思い切りの良い〆が施されており、身全体にしっかりと酢が染み渡り、輪郭のはっきりした酸味が口の中に広がります。その力強い酸の中に、コハダ特有の青魚らしい旨みと脂の風味が溶け込んでおり、味に深みがある。
赤だし。色が濃く深いコクと独特の渋みが特長的で、余韻が長く続きます。具材は海苔で汁に浸ることでとろりと溶け、磯の香りが赤だしの旨みに溶け込んでいます。
ヅケ。漬け込むことで身の色は深みのある赤褐色に変わり、表面にしっとりとした艶が出ています。生の赤身とは異なる質感や凝縮された味わいが印象的で、余韻の長さが心に残りました。
あなご。柔らかく炊き上げておりフワリとした口どけが最大の魅力。身はホロホロと崩れるほど柔らかく、噛む力を殆ど必要としない繊細な食感が印象的です。序盤の鰻にに比べて脂が少なく上品で、後味がすっきりしています。
ネギトロ。たくあんも組み込まれており、トロのトロリとした脂の旨みとネギの辛みと清涼感が絡み合い、そこにたくあんのコリコリとした歯応えと独特の甘みと塩気が加わります。
おいなりさん。関西らしい三角形スタイルであり、俵型とは異なる角のある食感が生まれ、油揚げの端部分のジュワっとした噛み応えを楽しみます。上品に炊かれた油揚げの甘味と酢飯がほどけるように混ざり合い、素朴ながら満足感の高いひと口です。
玉子。ふわりとした弾力のある食感と、口の中でじんわりと広がる濃厚な甘みが心地よい。デザート的な役割を担っており、食事の締めとして口の中を優しく整えます。

以上のおまかせコースが16,500円で、酒をいくらか飲んでお会計は2万円弱。東京で同等の鮨を食べることを考えればお値打ちであり、ご近所の名店「鮨舟」とはまた違った方向性の楽しみ方があります。
ちなみに四代目が手掛けるお向かいの「鮨おおが」は夜は座って5万円~・一斉スタートの2部制と完全に東京スタイルで客層は全く異なるそう。堺に全国および世界から富裕層を引き寄せる高尖度のプレミアムブランドが存在することは喜ばしいことですが、「弥助(やすけ)」のようなアットホームな老舗ファミリーブランドも、いつまでも続くことを願っています。

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鮨は大好きなのですが、そんなに詳しくないです。居合い抜きのような真剣勝負のお店よりも、気楽でダラダラだべりながら酒を飲むようなお店を好みます。
すしのにぎりについての技術を網羅した決定版的な書籍。恐らくはプロ向けの参考本であり資料性の高い便覧でしょうが、素人が読んでこそ面白い傑作。写真がとても美しく、眺めているだけでお腹が空いてきます。

ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化し◎〇△×と記した

年間を通じて外泊が多いので、ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化しました。

◎〇△×と記していますが、これは私が滞在した時点における感想であり、価格や為替の変動、混雑度合い、当時のスタッフの対応など偶然に因る部分も多いので、話半分に捉えてください。また、ハイアットやヒルトンは最上級会員であり、ひらまつは株主なので、素で予約する場合とは対応が異なるかもしれません。

費用対効果も重要視しています。お金に糸目をつけないお金持ちの方々とは観点が異なることをご承知おきください。

ところで、私は子連れ客とそれをコントロールできない宿泊施設を憎んでおり、そういった客層が支配的なホテルは自然と△や×が多くなります。しかしながら、これは見方を変えれば家族旅行に向いたホテルを選ぶ指標となり得るかもしれません。


【ハイアット】
<北海道>

<関東>
△:ハイアットリージェンシー東京ベイ

洋食キムラ 野毛店

横浜・野毛の「洋食キムラ」。昭和13年(1938年)創業の歴史ある洋食店であり、食べログでは百名店に選出されています。桜木町駅から歩いて7-8分ぐらいかな。新横浜駅直結のビル「キュービックプラザ新横浜」の9階にも支店があります。
店内は昔ながらの洋食屋といった風情であり、おひとりさまはもちろん、家族連れからカップル、年配の方まで幅広く愛される雰囲気です。私がお邪魔したのは1階(メザニン?)でしたが、エレベータで2階へ案内されている方もいました。
ランチに付随するプチサラダ。野菜は新鮮でドレッシングにも主張があり、添え物の枠を超えた存在感を示します。これは単品注文でもっとたっぷり食べても良かったかもしれない、と期待させるクオリティです。
チーズハンバーグ。独特の形状をした鉄板(?)でグツグツしながらの配膳。フォークだけで容易に繊維が崩れるほどの柔らかさがあり、ふんわりとした口当たりが特長的です。
たっぷりのデミグラスソースがいいですね。思いのほか酸味が強く、なんと自家製の梅酒を隠し味として用いているそうです。肉汁のコクに梅酒の酸味と甘みが加わり、濃厚ながら飽きのこない味わいです。
 セットにはライスまたはパンを選ぶことができます。個人的には洋食にライスを合わせるのがジャパニーズ・洋食店の真骨頂と信じており、そしてその判断は今日も正しかった。
以上の「チーズバーグセット」は1,980円。ハンバーグランチとしては少々お高めではありますが、あの独特の唯一無二なデミグラスソースを堪能するという主旨では悪くない支払金額でしょう。ネット上の情報はハンバーグばっかしなので、次回はディナーでコース料理に凸してみたいと思います。

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酒と炭焼 きんべゑ(きんべえ)/首里(那覇市)

ゆいレールの首里駅から歩いて数分の場所にある「酒と炭焼 きんべゑ(きんべえ)」。飲み物は日本酒を主軸とし、調理は原始焼き(炭火焼)、魚介類は豊洲から取るという那覇では珍しいスタイルの居酒屋です。
店内は靴を脱いで上がるカウンター席中心のお座敷に、靴を履いたままのテーブル席のエリアもあります(画像は食べログ公式ページより)。平日の夜にお邪魔したのですが、ゲストは3割の入りといったところです。
しかしながら、不思議なことにオペレーションは全然回ってません。ファーストドリンクは注文からおよそ10分を要し、お通しは約15分、おしぼりに至っては催促するまで出てこない有様です。
ファーストドリンクの注文から約15分を要したお通し。小さなお浸しに巻き寿司が2ピース。どこにその時間を要したのか、この客数でこのオペレーションの乱れは、正直なところ理解に苦しみます。
注文からおよそ30分を要した厚揚げ。味は悪くない。ただ、3割の入りでこの提供時間は、いかなる丁寧な仕事を想定しても説明がつきません。
さらにそこからおよそ30分を要したゴマサバ。注文からトータルでおよそ1時間。味は悪くないだけに、この運営の機能不全は純粋に惜しい。
料理の提供に長時間を要することに加え、他のゲストのテーブルには空のグラスが並び、「あたしのドリンクって注文入ってますかぁ?」のようなコールが飛び交い始めます。時間制限付きの飲み放題プランで、あの対応では不満が出るのも当然です。これ以上の滞在は無用と見切り、退店しました。

以前訪問した「Wine & Steak alpha(アルファ)」でも同様の体験をしましたが、那覇には基礎的なオペレーションに課題を抱える店舗が散見されます。せっかくの料理の質が運営の問題で損なわれているとすれば、客にとっても、店にとっても、惜しい話です。

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寒い季節は沖縄で暮らしているので、旅行やゴルフだけで沖縄に来る人よりかは一歩踏み込んでいるつもりです。沖縄の人ってネットに書き込みしないから、内地の人が知らない名店が結構多いです。
沖縄通を気取るなら必ず読んでおくべき、大迫力の一冊。米軍統治時代は決して歴史のお話ではなく、今の今まで地続きで繋がっていることが良くます。米軍の倉庫からかっぱらいを続ける悪ガキたちが警官になり、教師になり、ヤクザになり、そしてテロリストへ。沖縄戦後史の重要な事件を織り交ぜながら展開する圧巻のストーリー構成。オススメです。

ザ グレートバーガー(THE GREAT BURGER)/神宮前

南カリフォルニアの世界観に拘る「ザ グレートバーガー(THE GREAT BURGER)」が百名店に選出。印象的なガラスの大箱と派手派手なエクステリアが目印です。最寄りは明治神宮前駅で、原宿駅からも歩いて10分弱といったところ。
行列すると思いきや、平日正午ごろであっても客は6-7割の入りであり、その多くは外国人ゲストです。明るく開放的な空間が特長的で、アメリカンダイナーらしい雰囲気です。ただ、ところどころ清掃が行き届いておらず、スタッフの服装もダボダボで飲食店としてだらしない印象を受けました。
クラフトビールが充実しており、一番大きなサイズで1杯お願いするのですが、期待していたよりもサイズが小さい。これで1,540円という値付けには割高感を覚えました。ちなみに当店は価格表記が税抜きであり、お会計の際にちょっとした不意打ち感があります。
ベイビーケールサラダ。苦味が少なく柔らかいベイビーケールを主役にアボカドやナッツなどをあわせたヘルシーなひと品。味は悪くないのですが、これだけで2,200円という価格設定はやりすぎに感じました。所詮は葉物野菜のサラダであり、それなりのドレッシングやトッピングが添えられていたとしても、この値段を正当化するには少々無理があるように感じます。
ダブルチーズバーガーは2,365円。焦げ茶色のバンズが特長的で、フワフワとした独特の食感が心地よい。ほんのりとした甘みがあり、ジューシーな肉々しいパティの強い旨味に負けない存在感があります。
パティはシズル感たっぷりで食べ応えもバッチリ。肉の繊維感を残すように粗挽きに仕立てられており、ステーキを食べているかのようなワイルドな咀嚼感を楽しみます。溶けたチーズを接着剤としてバンズとの調和も完璧です。
ポテトは細切りか皮付き厚切りかを選ぶことができ、私は前者をチョイス。サクサクとした軽やかな食感が心地よく、思い切りの良い塩気もビールを誘います。もうちょっと量が多いと嬉しいんだけどな。また私が食べ終わるのを見張っていたのか、最後の1本を持ちあげた瞬間に光の速さで皿を下げられ、当店の辞書に余韻の二文字は無いのかもしれません。そのくせ外国人ゲストに対してはウェットに付き合っており、ハワイ在住の日本人みたいな接客スタイルです。
以上を食べてお会計は6,105円とバリ高い。加えて「シートチャージ」なるものを追加で110円加算され、何やねんそれ聞いてへんぞ案件。別に110円くらい構いませんが普通に不愉快なので、最初から値上げして料理の代金に含めておいて欲しい。高級店で買い物したのに紙袋代金を取られるストレスに似ている。

けっきょく消費者が本当に嫌うのは「値段が高いこと」よりも「払う覚悟のできていない出費」なのかもしれません。透明性こそが信頼であり、小さな不意打ちが店への印象を大きく損なうことを改めて認識させてくれた学びのあるランチでした。

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