高級レストラン"また行きたい"偏差値【2026年最新版】

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  • 私の主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の優劣ではありません。


高級レストランでナメられないためのマナー集

高級レストランには一種独特の雰囲気があります。「なんだか店に値踏みされているようで居心地が悪い」と感じる方が多いかもしれませんが、その通り、店は客のことを値踏みしています。

「お客様は平等に扱う」なんてのは大ウソです。レストラン業界には『ソワニエ(大切におもてなしするべき客)』という言葉があるくらいであり、一流の客や金払いの良い常連・重い客に対しては恭しく接し、どう見ても場慣れしていない一見客に対しては、人間だもの、おざなりな対応になるものです。

そこで、「高級レストランにあまり行ったことは無いが、ナメられたくはない」と考えるワガママな貴方のために、高級レストランにおけるマナーを整理しました。結構な長文となってしまったので是非ブックマークして頂き、必要に応じて読み返して頂けると幸いです。

魯忍(ろにん)/高岳(名古屋市)

新栄町駅や高岳駅から歩いて4-5分の場所に位置する「魯忍(ろにん)」。きちんとした日本料理店ながら遅い時間まで営業しており、同業者たちからも重宝されているお店。食べログでは百名店に選出されています。
店内はL字型のカウンター席が10席弱で、テーブルも1卓という配置(画像は一休公式ページより)。静かで落ち着いた雰囲気です。
アルコールは日本酒が充実しており、1合1,400円あたりが最多価格帯。私はビールで喉を潤してから地元のお酒を中心に楽しみました。
まずは春の訪れを告げる瑞々しいひと皿。主役のホワイトアスパラは、特有のほのかな苦味と甘い水分が口いっぱいに広がり、そこに車海老のぷりっとした弾力と濃厚な旨味が重なります。そら豆のホクホクとした食感と青い香りも心地よいアクセント。全体をまとめるのは、艶やかな黄身酢。卵黄のコクと程よい酸味が、素材それぞれの個性を優しく包み込みます。
酒徒を唸らせる趣向が凝縮された盛り合わせ。中でも私は「タコの柔らか煮」や「カラスミ餅」に貝類を炊いたんがお気に入り。これだけで1合は余裕で飲めてしまいます。
うなぎとワラビ。鰻は小鍋の中で脂が適度に溶け出し、身はふっくらと、皮目はとろけるような質感に変化します。そこに合わさるワラビの独特なぬめりと、山菜特有の野性味のある香りが、鰻の濃厚な脂を上品に中和。出汁には鰻の旨味が溶け込みつつも、ワラビの風味が清涼感を添え、最後の一滴まで飲み干したくなる奥深い調和が生まれます。
お造り盛り合わせ。マグロを千切りの長芋と共に愉しむのがいいですね。赤身の鉄分を含んだ酸味とトロの甘みが、長芋のシャリシャリとした食感と瑞々しさに調和します。サバの炙り鮨も香ばしく、サバの力強い旨味と脂が記憶に残りました。
焼き物の主役は仙台牛。きめ細やかな赤身の旨味と甘い脂の質が格別で、噛むたびに肉汁が溢れます。脂ののった白身魚もリッチな味わい。添えられた蓮根や椎茸といった野菜も脇役とするには惜しいクオリティの高さです。
茶碗蒸しにはアオサとタケノコ、白魚を。アオサの深い海の香りが出汁の旨味をより鮮明に引き立て、筍の食感は春の訪れを象徴し、白魚の繊細な甘みとほのかな苦味は優しい出汁の風味に奥行きを与えています。
揚げ物は春の山菜を中心に楽しみます。薄衣を纏うことで香りとほろ苦さが凝縮され、野生のエネルギーをビンビンに感じる。ウニやアワビなど豪華な食材もあり、加熱することで磯の芳醇な風味が増しています。
〆のお食事は蕎麦。細打ちながらもしっかりとしたコシがあり、啜り上げた瞬間に蕎麦粉の香りが鮮やかに立ち上ります。つゆは出汁の深みが効いたキリッと辛口。これまでの濃厚な料理の余韻を心地よくリセットしてくれる締めくくりです。
甘味としてわらび餅とイチゴのシャーベットを楽しんでフィニッシュ。ごちそうさまでした。

以上のコース料理が1.5万円で、酒やら税やら含めてお会計は2万円ほど。王道の日本料理をしっかり楽しんでこの支払金額はリーズナブル。春の息吹を五感で楽しみつつ、どこか独創的な遊び心もある。値段を含め、バランス感覚優れた日本料理でした。

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日本料理は支払金額が高くなりがち。「飲んで食べて1万円ぐらいでオススメの日本料理ない?」みたいなことを聞かれると、1万円で良い日本料理なんてありませんよ、と答えるようにしているのですが、「お前は感覚がズレている」となぜか非難されるのが心外。ほんとだから。そんな中でもバランス良く感じたお店は下記の通りです。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

くろぎのおかず [ 黒木 純 ]
価格:1,650円(税込、送料無料) (2024/1/20時点)

黒木純さんの著作。「そんなのつくれねーよ」と突っ込みたくなる奇をてらったレシピ本とは異なり、家庭で食べる、誰でも知っている「おかず」に集中特化した読み応えのある本です。トウモロコシご飯の造り方も惜しみなく公開中。彼がここにまで至るストーリーが描かれたエッセイも魅力的。

フロレゾン(Floraison)/神楽坂

「La Gloire (ラグロワ)」での食事が暗すぎて滅だったので、お口直しに神楽坂の「フロレゾン(Floraison)」へ。過去にミシュラン1ツ星を獲得しており、食べログでは百名店に選出されています。
店内はインダストリアルな雰囲気でスタイリッシュ(写真は食べログ公式ページより)。厨房に面したカウンター席とテーブル席があり、おひとりさまから大人数のグループまで上手く使い分けれそうです。

新たに厨房を預かる佐藤貢平シェフは六本木の「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」「カンテサンス」で腕を磨いてきました。
ワインは全て佐々木利雄オーナーソムリエにお任せしましょう。フランス各地の銘酒を料理をピタリと合わせてくれ、量もたっぷり値段も手頃。フランスワインひいてはフランス料理に文化に対する深い愛情と敬意がビンビンに伝わって来ます。
アミューズのビジュからしてキリッとしています。温かなグジェール(?)からはラクレットチーズの濃厚なコクと香ばしさが溢れ出し、シャンパーニュを誘います。続く馬肉のタルタルは、キャビアの硬質な塩気が赤身の澄んだ旨味を研ぎ澄ませ、官能的な舌触りへと導きます。締めくくりはタラの芽のフリット。春特有のほろ苦さが、薄衣の中で蒸らされた瑞々しい香りと共に弾け、山菜の生命力をダイレクトに伝えます。
ねっとりと甘いアオリイカの質感を主役に、緑の香りを多層的に重ねた爽快なひと皿。ピスタチオの香ばしくまろやかな脂質がイカの甘みを優しく包み込みつつ、春菊特有の清涼感ある苦味が後味を整理します。レモンのシャープな酸味と華やかなアロマも良く合います。
フォアグラは緻密な構成力が光るガトー仕立てで。雑味を削ぎ落としたクリーミーで濃密な口溶けにブラッドオレンジの力強い酸味と特有の苦みが重なることで、フォアグラの脂の甘美さがより一層際立ちます。土台となる生地のサクサク感も心地よく、ここ数年で食べたフォアグラ料理の中でもトップクラスの完成度です。
モリーユ茸には旨味の濃いホロホロ鳥を詰め、そのエキスを茸に吸わせることで風味を高めています。ソースはジュラの銘酒を用いたヴァンジョーヌ。程よいの酸化熟成香が、茸の土っぽい香りと共鳴し、全体に奥行きを与えます。旬のタケノコのサクッとした歯触りもリズミカルで、クラシックな重厚さと季節の軽やかさが見事に共存しています。
お魚料理はシロアマダイ。皮目はパリッと香ばしく、身は水分を湛えてしっとりと仕上げられています。中心部がわずかにレアな状態を保ちながらも熱はきちんと入っているという理想的な状態。藁のの燻煙香も組み込んでおり、白身の繊細な甘みを引き立てつつ、フキノトウの力強い苦味と野生的なトランペット茸の香りと見事に呼応しています。ソースは白ワインをベースとしたクラシカルなものであり、魚料理の完成形のひとつと言えるでしょう。
メインはランド産ピジョン(鳩)。鳩の血と内臓のコクが凝縮されており、力強く、野性味溢れる官能的な味わい。一方で、鳩の肉自体は非常にエレガントに焼き上げられており、鉄分を含んだ濃い旨味が噛み締めるほどに溢れます。伝統的なフランス料理に対する深い敬意と現代的な精密な火入れが融合した、クライマックスに相応しい重厚かつ洗練された逸品です。
清涼感とスパイスの刺激で鮮やかに彩るモダンなデザート。ヴァシュランを基本としたもので、キウイとライムの鮮烈な酸味をベースに、生姜のピリッとした辛みも効かせています。そこにシャルトリューズの複雑なハーブ香が加わることで、単なるフルーツデザートではない、奥行きのある大人な味わいへと昇華されています。
小菓子にも手がかかっており、八女和紅茶と共にニコニコしながらフィニッシュ。ごちそうさまでした。以上のコース料理が17,500円で、ワインのペアリングも含めて3万円でお釣りが来ました。料理やワインの質と量を考えれば信じがたい費用対効果の高さであり、控えめに言って神席です。

前任シェフ時代に獲得した1ツ星の重圧をはねのけ、佐藤貢平シェフ独自のスタイルが既に確立しているのもいいですね。モダンで華やかな構成でありつつ味わいは伝統的なフランス料理の枠組みを厳格に尊重。近々ミシュランの星の獲得は確実。かけてもいい。新生フロレゾンは新進気鋭の若きシェフを得たことで、かつてないほど鮮やかな「開花」の時を迎えています。

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「好きな料理のジャンルは?」と問われると、すぐさまフレンチと答えます。フレンチにも色々ありますが、私の好きな方向性は下記の通り。あなたがこれらの店が好きであれば、当ブログはあなたの店探しの一助となるでしょう。
日本フレンチ界の巨匠、井上シェフの哲学書。日本でのフレンチの歴史やフランスでの修行の大変さなど興味深いエピソードがたくさん。登場する料理に係る表現も秀逸。ヨダレが出てきます。フランス料理を愛する方、必読の書。

道頓堀 今井 本店(どうとんぼり いまい)/難波

道頓堀にある老舗うどん店「道頓堀 今井 本店(どうとんぼり いまい)」。道頓堀通り沿いに位置し、グリコの看板など観光地のど真ん中に位置します。

歴史的源流は江戸時代末期の1838年(天保9年)にまで遡ることができ、当時の道頓堀は歌舞伎や人形浄瑠璃の芝居小屋が立ち並ぶ日本屈指の興行街であって、この時期に初代・今井佐兵衛の娘であるお竹が創業した芝居茶屋「稲竹」が現在の今井のルーツであるそうです。
風格を感じさせるエクステリアですが、建屋そのものは地上4階建ての構成であり、座席数も100席を超える大箱です。気軽にうどんや丼を楽しむフロアに加え、完全個室のテーブル席や掘りごたつ式のお座敷がなどの用意もあり、多様な社会的集会の場として機能しています。
看板メニューの「きつねうどん」。自慢は何と言ってもスープであり、昆布やサバ節、うるめ節を上手く合わせています。塩気は控えめで表面上はあっさりしていますが豊かなコクも感じられる。また、鮮度へのこだわりも徹底しているそうで、香りと風味を損なわないよう作りおきはぜず、一日に何度も出汁を引いているそうです。
麺は関西らしい柔らかめでモチモチとした食感。讃岐うどんのような強いコシや固さはなく、ふんわりと喉越しが滑らかです。麺がお出汁を適度に吸い込むことで、麺とスープが分離することなく、一体感のある味わいを楽しむことができます。
主役のお揚げは肉厚でふっくらジューシー。甘めの味付けが特長的ですが決してくどくなく、薄味の出汁とよく合います。食べ進めるうちにお出汁にそのお揚げが少しずつ溶け出し、後半になるにつれてスープの味わいに深みと変化を与えてくれます。
しみじみ美味しいうどんでした。観光地ど真ん中で観光スポットともなりつつあるお店ですが、そこで看板料理を930円で提供してくれるとは嬉しい限り。私は飲みの帰りの〆の一杯としてお邪魔しましたが、出汁をきかせたセットメニューの親子丼なども美味しそう。うどんすき等の宴会メニューもあるようなので、飲み会利用も面白そう。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。

居酒屋 守礼(しゅれい)/首里(那覇市)

首里城近くの住宅街にある「居酒屋 守礼(しゅれい)」。観光客が首里を訪れるのは日中が多く、夜のお店は観光地化されていない地元感に満ちています。ゆいレールの首里駅から歩いて5分ほどであり、私の推しの食堂「ななほし食堂」のすぐ近くです。
昔ながらの沖縄の雰囲気が色濃く残る味のある店構え。店内は広く100席近くあるでしょうか。地元の常連客や模合(沖縄独自の互助組織。もあい、と読む)などの宴会でよく利用されているようです。もちろんカウンター席もあって、おひとりさまでも大歓迎。
アルコールは安く、生ビールが600円にサワー類やハイボールは500円前後といったところ。17-19時はタイムセールと称して少しだけドリンクが安くなりますが、それほど値引かれるわけではなく種類も限定されるので、あまり気にしないでもよいでしょう。
お通しはミミガーのゴマ和え。豚の耳の皮を香ばしい濃厚なゴマだれで和えたひと品で、軟骨特有のコリコリとした食感を楽しみます。このクオリティのお通しが秒で出てくるだけでゴキゲンです。
店名を冠した「守礼サラダ」はいわゆる海鮮サラダであり、キャベツの千切りや水菜といったシャキシャキの生野菜の上にマグロや白身魚、サーモンなどが豪快に盛られています。量もたっぷりで、このひと皿が千円とは沖縄は豊かである。
豆腐ちゃんぷるー。硬めで崩れにくい島豆腐をモヤシやランチョンミートと共にガガガと炒めています。他店に比べて豆腐とモヤシが支配的であり、真っ白なビジュが面白い。安心感のある素朴で優しい滋味が五臓六腑に染み渡ります。
島豚ギョーザ。響きは良いのですが、これはパっとしませんでした。ブランド肉特有の脂の甘みは感じられるものの、全体としては馴染みのある居酒屋の餃子という安定感の中に収まっており、驚きよりも安心感を優先した構成と言えるでしょう。
ラフティー。皮付きの三枚肉を使用しており、箸ですっと切れるほど柔らかく仕上げられています。皮の部分はプルプルとしたコラーゲン質に変わり、口の中でとろけるような食感が楽しめます。味付けは泡盛、醤油、黒糖を用いた伝統的なスタイルで、黒糖由来のコクのある深い甘みが肉の芯まで染み込んでいます。
うちなー天ぷら盛り合わせ。なんとこれで小サイズ750円です。タネはイカ、白身魚、もずく、カボチャ。内地の天ぷらとは異なり、衣が厚くモチモチとした食感が特徴的。まるでフリッターのような食べ応えがあり腹が膨れます。ちなみにウスターソースをつけて食べるのがウチナー流です。
以上を食べ、軽く飲んでお会計は3-4千円といったところ。料理の質および量を考えれば信じがたい費用対効果です。沖縄料理はもちろんステーキや焼鳥などの肉料理も豊富であり、ピザやチャーハンまであってまさに大人のファミレス。「串屋飛猿(くしや とびざる)」と同様に、首里の底力を感じさせる酒場でした。

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ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化し◎〇△×と記した

年間を通じて外泊が多いので、ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化しました。

◎〇△×と記していますが、これは私が滞在した時点における感想であり、価格や為替の変動、混雑度合い、当時のスタッフの対応など偶然に因る部分も多いので、話半分に捉えてください。また、ハイアットやヒルトンは最上級会員であり、ひらまつは株主なので、素で予約する場合とは対応が異なるかもしれません。

費用対効果も重要視しています。お金に糸目をつけないお金持ちの方々とは観点が異なることをご承知おきください。

ところで、私は子連れ客とそれをコントロールできない宿泊施設を憎んでおり、そういった客層が支配的なホテルは自然と△や×が多くなります。しかしながら、これは見方を変えれば家族旅行に向いたホテルを選ぶ指標となり得るかもしれません。


【ハイアット】
<北海道>

<関東>
△:ハイアットリージェンシー東京ベイ

つきしろそば/浦添前田(沖縄)

かつて南城市つきしろという神聖な御嶽や自然豊かな環境に囲まれた地域で創業し、その後ゆいレールの延伸に伴い急速な発展を遂げている浦添市前田地区へ移転した「つきしろそば」。浦添前田駅から歩いて2-3分と、車を持たない民にとってのアクセスがグっと良くなりました。
爽やかなスカイブルーの看板の印象を引き継ぎ、店内もこざっぱりとしています。テーブル席とカウンター席がいくつか。子供向けのそばも用意されており、家族連れも大ウェルカムな芸風です。
私は看板メニューの「ニライカナイそば」を注文。トッピングが派手派手で、ソーキ、三枚肉、アーサ(あおさ)、だし巻き卵などがトッピングされた「全部のせ」のような一杯です。セミドライトマトも乗っており彩り豊か。

豚骨と野菜をじっくり煮込んだスープは、透明感がありながらも奥深いコクと野菜由来の優しい甘みが特長的。塩味の角は取れており、実にまろやかな味わいです。
麺は「亀浜製麺所」の細麺を用いており、細いながらも芯にしっかりとした強い弾力があり、パツンと歯切れの良い食感が心地よい。時間が経っても伸びにくく、豊富なトッピングをゆっくり味わっていても、最後まで麺の輪郭がぼやけません。
「じゅーしー」は昆布の風味が支配的。そのほかにも豚肉やひじき、人参といった具材の旨味がゴハンひと粒ひお粒に染み込んでいます。食感はパラっとしつつも、もっちりとした粘り気もあり、噛むほどに滋味深い味わいです。
サイドメニューに「プルドポークコロッケ」。アメリカ南部の家庭料理を採用することとなった経緯は存じ上げませんが、中には時間をかけて柔らかく煮込まれ繊維状にほぐされた豚肉がギッチギチに詰まっています。
一般的な挽肉のコロッケとは異なり、プルドポーク特有のスモーキーで甘みのある味付けと、しっかりとした肉の繊維感が楽しめるのがいいですね。

また、卓上にはオリジナルの「シークヮーサー胡椒」が用意されており、いわゆる柚子胡椒のシークヮーサー版とお考え下さい。柑橘特有の鋭く爽やかな酸味と、唐辛子のピリッとした辛味が凝縮されており、スープにこれを少量溶かすと豚骨ベースのスープの脂っこさが一瞬で引き締まり、華やかな香りが鼻に抜けていきます。
美味しかった。こうなってくるとスタンダードな「沖縄そば」を試したくなりますが、「黒バラのりそば」「プルドポークとネギのそば」や「月替わりスペシャルそば」など選択肢が山ほどあるのが困っちゃう。これは何度も通う必要がありそうです。

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