高級レストラン"また行きたい"偏差値【2026年最新版】

  • フレンチ イタリアン 中韓焼肉 和食 その他 
  • 私の主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の優劣ではありません。


高級レストランでナメられないためのマナー集

高級レストランには一種独特の雰囲気があります。「なんだか店に値踏みされているようで居心地が悪い」と感じる方が多いかもしれませんが、その通り、店は客のことを値踏みしています。

「お客様は平等に扱う」なんてのは大ウソです。レストラン業界には『ソワニエ(大切におもてなしするべき客)』という言葉があるくらいであり、一流の客や金払いの良い常連・重い客に対しては恭しく接し、どう見ても場慣れしていない一見客に対しては、人間だもの、おざなりな対応になるものです。

そこで、「高級レストランにあまり行ったことは無いが、ナメられたくはない」と考えるワガママな貴方のために、高級レストランにおけるマナーを整理しました。結構な長文となってしまったので是非ブックマークして頂き、必要に応じて読み返して頂けると幸いです。

沖縄食堂Dining 東雲(しののめ)/旭橋(那覇市)

昼はボリューム満点の食堂として、夜は居酒屋として活躍する「沖縄食堂Dining 東雲(しののめ)」。旭橋駅下の国道58号線から一本裏道に入った場所に位置しており、地元色の強いお店です。
昼から紫煙が立ち込める店内。飲食店の殆どは店内喫煙不可であることが一般的なので、喫煙可のお店には自然と愛煙家が集まるのでしょう。座席数は多く、カウンター席にテーブル席、お座敷と、様々な用途に対応できます。
私は900円の「沖縄のちゃんぽん」に追加の200円で「半そば」を付けてもらいました。わざわざ「沖縄」と冠しているのは、内地でお馴染みのリンガーハットのような白いスープの麺料理ではなく、野菜炒めの卵とじをご飯に乗せた「丼もの」だからでしょう。
主題の「沖縄のちゃんぽん」。具材には玉ねぎ、人参、キャベツ、ニラといった野菜に加え、沖縄の食堂らしい「ポーク(ランチョンミート)」がたっぷり用いられています。野菜のシャキシャキとした食感がしっかり残っており、程よくジャンクな味付けです。
「半そば」は想像以上にきちんとした沖縄そばであり、ランチの定食のオマケとは一線を画す完成度。スープを一口含むと、まずは鰹の澄んだ旨味が口の中に広がり、その後を追うように豚のまろやかな甘みが全体を包み込みます。
麺には沖縄県内で人気を誇る「照喜名(てるきな)製麺所」のものでしょう。つやつやと輝く縮れ麺は独特の弾力と力強いコシを湛えており、喉ごしも見事。「半そば」であっても主食級の存在感を放つ一杯でした。
このボリュームとクオリティで1,100円。お腹も心もパンパンに満たされました。喫煙可という条件は嫌煙家にとっては困ったものですが、それも含めてこの店の味なのでしょう。ひと通りの沖縄料理は揃っているので、観光客がグループで夜に飲みに来るのも良いでしょう。

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富士㐂(ふじき)/中目黒

中目黒駅から池尻方面へ10分ほど歩いた場所にあるトンカツ専門店「富士㐂(ふじき)」。運営は多種多様な飲食業態を展開する「際コーポレーション株式会社」の運営です。ドンキの少し手前に位置し、メディアによっては「富士喜」という表記の場合もあります。
店内はカウンター4席ほどに加え、テーブル席が数卓。スタッフもゲストも外国人ばかりで、中目黒というロケーションを考えると妙なアウェー感があります。また、衛生教育が徹底されていないようで、せっかく青いグローブを着用しているというのに、その意図がまったくわかっていなさそうで、手袋のまま床に落とされた客のナプキンを広い、そのまま台拭きでテーブルを拭き、その勢いでソースの注ぎ口まで拭っていました。それだと清潔なのは手袋の内側の君の生の手だけだぞ。
私は「当店名物オリジナル 骨付きとんかつ」を注文。ゴハンと味噌汁を付けて3,060円です。構造がややこしく中々に分厚い肉でもあるため芯まで熱を通すのに時間がかかるようで、注文してから料理が出てくるまでに20分以上待ちました。時間に余裕の無い方は薄目のお肉で注文したほうが良さそうです。
主役の「骨付きとんかつ」ですが、これはあんまり美味しくないですねえ。最大の特徴は骨周りの脂身の多さであり、通常のロース以上に脂の層が厚く、食後感はかなりヘビーです。骨のキワを食べるは面倒だし、衣が剥がれやすくベチャつきやすい点も相まって、高くて時間がかかって食べづらい割には単に脂っぽいトンカツでした。
身の部分は肉汁が完全に抜けきり、繊維が収縮して硬さパサつきが際立っています。もちろんこれは骨付きという構造上の欠点であり、骨の周囲は火が通りにくいため芯まで加熱しようとすると、どうしても周囲の肉に火が入りすぎてしまうのでしょう。せっかくの贅沢なメニューでありながら、旨みよりも喉越しの悪さや筋っぽさが勝ってしまうのは、調理の難易度が裏目に出た残念な仕上がりと言わざるを得ません。
ライスは大盛は無料であるもものお代わりは有料で、その品質もそのへんの定食屋と大差なく、同価格帯のトンカツを提供する専門店に比べると意識が低いと言わざるを得ません。
味噌汁もビジホの朝食のようなジャーでずっと保温されているものであり、煮詰まっているのか何なのか、単に味噌が濃いだけで、四捨五入すると味噌です。この味噌汁のお代わりが150円というのは良識に抵触しても良い気がします。
際コーポレーションが手掛ける飲食店は結構好きなだけに、大変にガッカリしたディナーでした。以上のセットが3,060円。同じ価格帯の他の店と比べると食後感はだいぶ劣ります。ランチの安い定食であれば千円強で楽しめるようなので、近所のリーマンが昼食をパっと食べるぐらいに留めたほうが良いのかもしれません。お疲れ様でした。

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私は「とんかつ」という料理をそれほど好みません。だって、豚肉を脂で揚げるだけじゃないですか。それなのに、行列するは調理に時間がかかるわ結構高いわで、積極的に取り組もうとしないのです。したがって、私は物凄く「とんかつ」ならびに「とんかつ屋」について、検察官のようにシビアに評価しています。思い入れが無い分、信憑性は高いかもしれません。

トンカツだけでなく揚げ物全般について注力した興味深い本。トンカツを単なる洋食系の揚げ物から偉大なごちそうへと昇華させる秘訣が惜しみなく紹介されています。写真を眺めているだけで腹が鳴る。

ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化し◎〇△×と記した

年間を通じて外泊が多いので、ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化しました。

◎〇△×と記していますが、これは私が滞在した時点における感想であり、価格や為替の変動、混雑度合い、当時のスタッフの対応など偶然に因る部分も多いので、話半分に捉えてください。また、ハイアットやヒルトンは最上級会員であり、ひらまつは株主なので、素で予約する場合とは対応が異なるかもしれません。

費用対効果も重要視しています。お金に糸目をつけないお金持ちの方々とは観点が異なることをご承知おきください。

ところで、私は子連れ客とそれをコントロールできない宿泊施設を憎んでおり、そういった客層が支配的なホテルは自然と△や×が多くなります。しかしながら、これは見方を変えれば家族旅行に向いたホテルを選ぶ指標となり得るかもしれません。


【ハイアット】
<北海道>

<関東>
△:ハイアットリージェンシー東京ベイ

ベンジャミンステーキハウス KITTE大阪店(BENJAMIN STEAK HOUSE)/梅田

東京に続き大阪にも進出を果たした「ベンジャミンステーキハウス(BENJAMIN STEAK HOUSE)」。場所は梅田の KITTEの5階レストランフロアであり、私はマンハッタンの本店にお邪魔したことがあるのが密かな自慢です。
店内は広くテーブル席を中心に100席以上はあるでしょうか(写真は一休公式ページより)。本店のインテリアコードは引き継いでおらず、独自のモダンな内装に感じられました。客層につき、東京の六本木店はちょっとアレな感じの輩が多く、その賑わい方もスタッフの振る舞いも含めて六本木らしい夜を堪能させていただいた記憶がありますが、当店は家族連れや接待風のゲストが支配的で治安が保たれています。
我々はコース料理で注文し、最初に前菜の盛り合わせ。これはもう、ビジュからダメですねえ。盛り付けも味わいも、そのへんの西洋居酒屋と大差ないクオリティであり、客単価2-3万円のレストランの作品とは認められません。コースじゃなくて肉だけ注文すれば良かったと既に後悔しています。
ジャガイモのスープも悪くはないのですが、「普通に美味しい」レベルであり、ロイヤルホストなどのファミリーレストランで提供されるスープと比較しても格差を見出すのは難しかった。
2種のパンも全体的にボソボソとした乾燥気味の食感が際立っており、口の中パッサパサです。ホイップクリームバターもコクが無く全てが物足りない。客が3万円を払えるからといって、店が3万円の仕事ができているとは限らないのだ。
主題のポーターハウス。数週間熟成させた立派な牛肉であり、なるほどこれまでの料理の印象を鮮やかに覆す圧巻のクオリティです。肉からはナッツのような芳醇な熟成香が感じられ、高温のオーブンで一気に焼き上げられた表面はカリッと香ばしく、内部は肉を嚙みしめる歓びに満ちています。フィレの繊細な味わいとサーロインの力強い肉汁を同時に楽しめるのは、まさにポーターハウスの醍醐味。これまでの不満をすべて帳消しにするほど、本格派ステーキハウスの誇りを感じさせる格別の味わいでした。
マッシュポテトとホウレン草。ニューヨークスタイルのステーキには欠かせない王道のサイドディッシュ。あくまでステーキの引き立て役であり、単体で食べるよりも熟成肉の強い脂と一緒に口に運ぶことで、そのポテンシャルが最大化されます。
デザートを締めくくるのは、まさにアメリカの伝統を体現したような重厚感溢れるチーズケーキ。フォークを入れた瞬間に伝わる密度の高さはクリームチーズを贅沢に使用している証であり、良くも悪くも大味なインパクトを残します。ドミノピザのような安定感。たまにはこういう雑なスイーツを食べたくなる。
以上を食べ、軽く飲んでお会計はひとりあたり3万円弱。流石にステーキは旨いですが、その他の料理はファミレスと変わらず、ワインの値付けも高いので、なんだかなあというお気持ちです。とは言え日本で楽しむコレ系のステーキハウスはどこでも割高なので仕方ありません。

大箱で直前での予約にも対応してもらえ、接客もそつが無く(六本木店より全くきちんとしてる)、店構えも立派で格好もつくので、お金さえ払えば会食の会場としては中々使えるお店かもしれません。

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王門(おうもん)/おもろまち(那覇市)

おもろまちの「王門(おうもん)」。もともとは「らぁ麺 王門」という屋号で営業していましたが、オーナーからシェフが経営を引き継いだそうです。情報ソースによって店名が異なりますが、いずれにせよ「餃子」というキーワードをよく耳にする中国料理店です。
店内はカウンター席とテーブル席、お座敷があり、健全な居酒屋といった雰囲気です。ランチタイムはパっと食べてサっと席を立つ常連客が多いように感じられました。
私は1,100円の「陳麻婆豆腐セット」の大サイズに200円を追加して「プレミアム麻婆豆腐」に変更してもらいました。メインの麻婆豆腐のほか、ライスにスープ、ザーサイ、塩キャベツも付きます。
主題の「プレミアム麻婆豆腐」。一般的な町中華の麻婆豆腐とは一線を画す本格的な仕上がりで、単に辛いだけでなく深みのあるコクも感じられ、重層的な味覚です。豆腐も濃厚な餡に負けない存在感を放っており、挽肉の肉々しい食感がアクセントを加えます。

プレーンな麻婆豆腐と食べ比べたわけではありませんが、なるほどプレミアムな美味しさであり、どうして沖縄の新都心でこんなにレベルの高い麻婆豆腐を楽しめるのか、謎は深まるばかりです。
ライスは普通のライスですね。決して不味いわけではありませんが、主役の「プレミアム麻婆豆腐」が鮮烈な分、ライスの普通な感じが余計に際立ってしまいました。とは言え千円かそこらのランチなので文句を言ってはいけません。
ランチセットに付随する「玉子スープ」はなかなか、いや、かなりの美味しさです。雑味がなくクリアな味わいで、そこにとろりとした餡がスープ全体を包み込んでいます。玉子はまるで羽衣のようにふわふわと細かく散らされており、口に含んだ瞬間に解けるような食感を楽しめました。この店の料理人は只者じゃないはずだ。
以上の定食が1,300円。謎にクオリティの高い麻婆豆腐であり、そのへんのホテルの中華料理よりも余程レベルが高く、意味が不明でした。ネット上の情報では「麻辣牛肉拉麺」も魅力的であり、また、スペシャリテの餃子も試してみたい。次回は夜に、本格的な中国料理を楽しむつもりでお邪魔したいと思います。

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Bostro(ボストロ)/白金高輪

精肉卸の「ミート矢澤(ヤザワミート)」が手掛けるイタリア料理店「Bostro(ボストロ)」。以前は「Steal Eda」という会員制のレストランだったようですが、2025年夏にリブランドし一般客の受け入れが始まったようです。白金は四ノ橋の近くに位置します。
店内はカウンターが5-6席に個室がひとつ(写真は食べログ公式ページより)。オーセンティックバーのような重厚な雰囲気です。

厨房につき、会員制レストランから一般開放へリブランドしたタイミングで宇野哲也シェフへとバトンタッチ。岐阜のフランス料理店でそのキャリアをスタートし、東京では広尾「インカント」、中目黒「イカロ」、広尾「ボッテガ」などで経験を積んだようです。
ワインリストの主旨は良く分からないですねえ。ステーキを目玉としたイタリア料理店のはずなのに、ミレジムのシャンパーニュとブルゴーニュばっかし。ペアリングもトータル400ミリリットル程度で1.2万円とコース料理との価格設定のバランスが悪く、港区の会員制レストランの残り香が抜けきれていません。また、ソムリエから何が何でも追加で課金してもらおうという意気込みが感じられるので居心地が悪い。君はこんなことがやりたくてサービスマンになったのか、胸に手を当ててよく考えてみるといい。
お料理はコースでお願いしました。まずはブッラータにプリカのマリネとサラミ。ストラッチャテッラのリッチな乳脂肪に程よい辛さのサラミが良く合う。モスコット(ぶどう果汁を煮詰めたシロップ)の凝縮された深い甘みと芳醇な香りも洒落てます。
続いてメカジキ。程よく脱水しスモークさせており、心地よい薫香を纏っています。完熟したトマトとサルサヴェルデとの対比も面白く、モダンで洗練された味わいです。
表面はカリッと香ばしく、中は水分をたっぷり含んでジューシー。噛みしめるたびに小麦の甘みとオリーブオイルの華やかな香りが広がり、程よい塩気が後を引きます。
ホタテ。香り高いトリュフとバターの風味が全体を優しく包み込み、口の中にリッチな多幸感をもたらします。トマトのエキスも用いているのか料理の濃厚な余韻をキリッと整理し、また、ほうれん草のほのかな苦みと土の香りで重層的な味覚を演出します。
キンキ。昆布締めして力強い旨味を与えてからバリっと焼いています。それだけでも旨いのに、ハマグリと名古屋コーチンのスープで味わいを補強。キンキの脂がスープに溶け出し旨味の層を形成し、パワフルな日本料理を感じさせるひと皿です。
パスタはタリオリーニ。卵がたっぷりと練り込まれており、添えられたウニからはとろけるような甘みと雑味のない澄んだ潮の香りが感じられます。こちらにもハマグリのお出汁が注がれており、ネギを含め、やはり和のニュアンスを感じさせるひと品です。
真打登場、ヤザワミートによる特選和牛です。この日のお肉は田村牛で、表面は香ばしく内部はシットリとした質感。和牛ならではの肌理細やかな脂が感じられ、濃厚な甘みが広がります。

なのですが、このタイミングでソムリエがトリュフ・ハラスメントをかましてきてガッカリ。これだけで充分に美味しいじゃん。美人に厚化粧するのやめてくれる?シェフはシェフで飄々としており、「オレはそういうの関係ないもんね~」と明後日の方向を向いているのが面白かったです。
デザートはミルクのジェラートにイチゴ。ミルクからはフレッシュなコクが感じられ、スッと溶け出す瑞々しい質感が特長的。イチゴは弾けるような甘酸っぱさと鮮やかな香りを放ち、ミルクのまろやかさに心地よいコントラストを添えます。アクセントにホワイトチョコも用いており、全体の味わいをワンランク上の贅沢なものへと引き上げます。
温かい紅茶でフィニッシュ。ごちそうさまでした。

飲んで食べて3万円。料理の質は間違いなく一級品ですが、店のコンセプトひいては運営の不全が目立った夜でした。皿の上の完成度に対し、ワインリストや客層、店構えが向いている方向がバラバラで、全体を支配するチグハグ感が否めません。これほどのシェフを擁しながら宝の持ち腐れとなっている印象が強く残ります。

会員制からの一般開放、そしてシェフの交代。その迷走の理由は、この一夜に凝縮されていたように思います。ここのところ港区から距離を置き国内外の地方を巡っていたせいか、久々に浴びた港区の毒気にすっかり充てられてしまい、心がもたれた夜でした。

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