高級レストラン"また行きたい"偏差値【2026年最新版】

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  • 私の主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の優劣ではありません。


高級レストランでナメられないためのマナー集

高級レストランには一種独特の雰囲気があります。「なんだか店に値踏みされているようで居心地が悪い」と感じる方が多いかもしれませんが、その通り、店は客のことを値踏みしています。

「お客様は平等に扱う」なんてのは大ウソです。レストラン業界には『ソワニエ(大切におもてなしするべき客)』という言葉があるくらいであり、一流の客や金払いの良い常連・重い客に対しては恭しく接し、どう見ても場慣れしていない一見客に対しては、人間だもの、おざなりな対応になるものです。

そこで、「高級レストランにあまり行ったことは無いが、ナメられたくはない」と考えるワガママな貴方のために、高級レストランにおけるマナーを整理しました。結構な長文となってしまったので是非ブックマークして頂き、必要に応じて読み返して頂けると幸いです。

Lampe(ランプ)/武蔵小山

2025年10月に武蔵小山にオープンしたネオビストロ「Lampe(ランプ)」。中目黒のフレンチ「Restaurant Re:(アールイー)」の姉妹店にあたり、千葉県出身のシェフが地元食材の生産者と直接つながりを持ち、Re:での経験を活かした料理を提供しています。武蔵小山駅から歩いて4-5分とアクセス至便。
店内は思いのほか広く、カウンターに10席以上、奥には4席のテーブルが2卓用意されています(写真は食べログ公式ページより)。店内にはライトアップされた大きな枝木が2箇所に配置されており、無機質なコンクリート打ちっ放しの壁面とブラウンを基調とした内装に有機的な柔らかさと陰影をもたらしています。
酒は高くなく、グラスのシャンパーニュはたっぷり入って1,400円とお値打ち。スティルのグラスワインはいずれも千円強といった値付けであり、気前よく飲み続けることができます。
アミューズにつき、リコッタチーズを用いたアイスクリームが良いですね。特有のさっぱりとしたミルクの風味と、アイスクリームの冷涼感が舌の上で優しく溶け出しそこにキャビアの凝縮された海の塩気と旨みが重なります。また、このお皿に限らず全編を通して高品質なお野菜が添えられているのが嬉しい。
濃厚でねっとりとした舌触りのフォアグラのテリーヌからは上質な脂の甘みが感じられ、そこにイチジクのプチプチとした食感と深みのある果実の甘みが加わり、フォアグラの重厚さを中和しつつ奥行きを演出します。ネギの存在も面白く、シャキッとした食感と特有の香味・辛味が全体をキリッと引き締め、和のニュアンスを感じさせるモダンな味わいに昇華されています。
パンはブリオッシュとフォカッチャ。前者は手に取ると崩れそうなほど繊細で、口に含むとバターの芳醇な香りが鼻腔を抜け、リッチな甘みが広がります。一方のフォカッチャは、表面は香ばしくカリッと焼き上げられ、内側は水分をたたえてモチモチとした弾力が楽しむことができ、料理のソースを拭って食べたくなる衝動に駆られます。
フグの白子のフリット。熱々のフリットを噛めば、サクッとした薄衣の中からクリーミーな白子がトロリと溢れ出し、濃厚な旨みが口内を支配します。アクセントの炒り大豆が秀逸で、カリカリとした軽快な食感と香ばしさが、柔らかい白子との心地よいコントラストを生み出します。和食材である白子をフレンチの技法で軽やかに楽しませる逸品です。
松茸のクリーム煮。クリーム煮でありながら重すぎず、松茸の出汁がしっかりと溶け込んだソースは慈味深い味わい。そこに京都の伝統食材である「生麩(もみじ麩)」を組み込んでおり、日本料理のお椀のような優しさに加え、イタリアンのニョッキのようなニュアンスが感じられました。
プリプリとした弾力のあるアンコウの淡白な身に、クラシックなブールブランソースの芳醇なバターのコクと酸味が濃厚に絡み合います。アクセントに梅水晶を用いており、サメ軟骨のコリコリとした食感と梅の鋭い酸味が濃厚なバターソースにマッチし、全体をキリッと引き締めます。伝統的なフレンチソースに居酒屋的な要素をぶつける遊び心が秀逸で、アンコウの旨みを引き立てつつ食べ飽きさせないリズムを生み出します。
メインの千葉牛の内モモ肉。断面は艶やかなロゼ色に仕上げられ、ナイフを入れると押し返してくるような心地よい弾力が、その生命力を物語ります。内モモ特有のきめ細かくしっとりとした舌触りが訪れます。過度な脂がないため、噛み締めるごとに筋肉の繊維がほぐれ、そこから肉本来の鉄分を含んだ力強い旨みと、クリアな肉汁がじゅわっと溢れ出します。
焼き立てのタルトタタン。リンゴのほろ苦さと凝縮された甘酸っぱさが際立ち、サクサクのパイ生地との相性が心地よい。熱々のタルトの傍で濃厚なバニラアイスクリームが徐々に溶け出し、クリーミーなアングレーズソースのように全体を包み込みます。
ハーブティーでフィニッシュ。ごちそうさまでした。以上の「Lampe SP コース」が1.2万円で、お酒も結構飲んでお会計はひとりあたり2万円弱。これはフルフルに飲み食いした結果であり、ショートコースやワインペアリング付きコースなど予算に合わせて自由自在。アラカルトでの注文にも対応しており、2次会使いとしても機能しそう。武蔵小山という住宅街における多様な利用動機を上手く取り込んだフランス料理店でした。

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「好きな料理のジャンルは?」と問われると、すぐさまフレンチと答えます。フレンチにも色々ありますが、私の好きな方向性は下記の通り。あなたがこれらの店が好きであれば、当ブログはあなたの店探しの一助となるでしょう。
日本フレンチ界の巨匠、井上シェフの哲学書。日本でのフレンチの歴史やフランスでの修行の大変さなど興味深いエピソードがたくさん。登場する料理に係る表現も秀逸。ヨダレが出てきます。フランス料理を愛する方、必読の書。

首里そば なかだ/首里(那覇市)

沖縄そば界隈で不動の名声を誇る「首里そば」の姉妹店「首里そば なかだ」。沖縄随一の観光名所である首里城公園の入口からほど近い場所に位置し、観光客の昼食需要を捉える上で、まさに理想的な立地。本店は数十人待ち・数十分待ちは当たり前の超人気店ですが、当店は行列が控えめ。開店と同時に訪れればスっと座れるレベルです。
古民家風情の本店とは対照的に、モダンで洗練された内装の店内。8席のカウンター席のみで構成されており、おひとりさまでも気兼ねなく食事に集中できる環境を提供しています。スタッフの接客は優しく親切で、とにかく明るい。世の中の子供たちが皆、あのように育てばいいのに。
私は700円の「首里そば(中)」に300円の「じゅうしぃ」を注文。一緒に注文した場合は100円引きとなり、総額は900円です。
「首里そば(中)」には無駄が無く、王道中の王道のビジュ。派手さはないが洗練されており、博物館に「沖縄そば」として展示したいほどです。具材は三枚肉・かまぼこ・ネギという伝統に則ったシンプルな構成であり、スープが濁らないよう紅ショウガでなく生の針生姜を用いているのがクールです。
麺は本店と同様に独特で、ゴワゴワとした食感で歯でブツブツと切れていくスタイル。細めに切られた角のある平打ち麺で、ぷつんと切れるような独特の食感を有します。

スープは限りなく透明に近い澄み切った外観が特長的で、カツオ出汁の風味が支配的。表層的な調味料に頼らず、出汁そのものの力で味を構築しています。
三枚肉は泡盛を加えてじっくり煮込んでいるのか、赤身部分は口の中でほろほろと溶け、脂身はプルプルとした弾力でとろりと広がる食感が心地よい。豚の旨味とほのかな甘みが染み込み、あっさりとしたスープに深みを加えます。また、700円のプレーンなそばで、この2枚のトッピングは気前が良い。
「じゅうしぃ」は程よくカタメに炊かれており、そばの完璧な相棒と言えるでしょう。お米ひと粒ひと粒がパラパラと軽やかで、豚の深い旨味が染み込んでおり、素朴ながら中毒性のある味覚です。
以上を食べて総額900円。首里城という世界的な観光地のすぐ近くにありながら、この価格設定は良心的。売り切れ御免というスタイルも品質への妥協のない姿勢のあらわれでしょう。「とうふ家 Beans(とうふや ビーンズ)」もそうですが、首里城周辺には良心的で質の高い通なお店が多い気がする。

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寒い季節は沖縄で暮らしているので、旅行やゴルフだけで沖縄に来る人よりかは一歩踏み込んでいるつもりです。沖縄の人ってネットに書き込みしないから、内地の人が知らない名店が結構多いです。
沖縄通を気取るなら必ず読んでおくべき、大迫力の一冊。米軍統治時代は決して歴史のお話ではなく、今の今まで地続きで繋がっていることが良くます。米軍の倉庫からかっぱらいを続ける悪ガキたちが警官になり、教師になり、ヤクザになり、そしてテロリストへ。沖縄戦後史の重要な事件を織り交ぜながら展開する圧巻のストーリー構成。オススメです。

ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化し◎〇△×と記した

年間を通じて外泊が多いので、ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化しました。

◎〇△×と記していますが、これは私が滞在した時点における感想であり、価格や為替の変動、混雑度合い、当時のスタッフの対応など偶然に因る部分も多いので、話半分に捉えてください。また、ハイアットやヒルトンは最上級会員であり、ひらまつは株主なので、素で予約する場合とは対応が異なるかもしれません。

費用対効果も重要視しています。お金に糸目をつけないお金持ちの方々とは観点が異なることをご承知おきください。

ところで、私は子連れ客とそれをコントロールできない宿泊施設を憎んでおり、そういった客層が支配的なホテルは自然と△や×が多くなります。しかしながら、これは見方を変えれば家族旅行に向いたホテルを選ぶ指標となり得るかもしれません。


【ハイアット】
<北海道>

<関東>
△:ハイアットリージェンシー東京ベイ

五反田 鶏料理きむら/大崎広小路

ブランド地鶏「日向鶏」を専門に扱う鶏料理専門店「五反田 鶏料理きむら」。五反田駅から少し離れたエリア、TOC近くに位置します。私の推しのフレンチ「レ アール(LES HALLES)」の数軒隣です。
店内は厨房を取り囲むカウンターに10席ほどに加え、テーブル席が数卓。カウンター席からは目の前の焼き場を望むことができ、火柱が上がる迫力ある調理風景が魅力的です。
生ビールはグラスで800円とやや高い。他方、焼酎への傾倒とこだわりも見られ、やはり九州ひいては宮崎を志向した鶏料理屋なのでしょう。ワインはボトルで3,500円から用意されており、意外にお値打ちです。
我々は5千円のコースをお願いしました。まずは「きゅうりのごま塩和え」。叩き割られたきゅうりの不揃いな断面に、風味豊かなゴマとタレが馴染んでいます。
たたき。軽く炙った表面の香ばしさと生に近い柔らかな中心部のコントラストが印象的。皮目のカリッとした焦げ目と脂の乗った部分が実にジューシー。地鶏特有の弾力があり、吸い付くような食感が心地よい。
ささみのづけ。一般的に淡白とされる部位ですが、甘辛いタレに漬け込まれることで水分が適度に抜け、旨味が凝縮されています。まるで上質な鮪の赤身のような滑らかで官能的な口当たり。
きもしょうが煮。新鮮な肝を、たっぷりの生姜と甘辛いタレで炊き上げており、口に入れるとフワリとほどけるような柔らかさがあります。内臓ならではの深みがあり、酒を呼ぶひと品です。
せせり塩焼き。首周りの肉であり、よく動く部位ならではの引き締まった筋肉と、適度に乗った脂のバランスが見事です。炭の香りを纏いつつ、プリッとした弾力のある歯ごたえがあり、噛むたびに濃厚な肉汁がジュワッと溢れ出します。
砂肝と手羽先の唐揚げ。手前の栗みたいなやつが砂肝で、パリッと揚がった外皮と内部の中のコリッとした歯ごたえが後を引く美味しさ。焼きで食べることが多い部位ですが、揚げるもの中々いとをかし。手羽先は安定の味わいであり、骨周りのジューシーな脂の旨味が爆発。骨から身を外す瞬間に広がる鶏油の香りが食欲を猛烈に刺激します。
日向鶏のもも焼き。黒々とした見た目がインパクト抜群で、スモーキーな野趣あふれる香りが食欲を刺激します。地鶏特有の強靭なコシがあり、噛めば噛むほどに旨味が滲み出る力強さを堪能します。
〆は親子丼。卵がたっぷりトロトロで、丼ものというよりは雑炊に近い仕上がりです。炭火焼き由来の炭香が肉に染み、優しい卵の味わいの中に力強いアクセントを加えています。まさに「飲める」と評すべき親子丼でしょう。
以上のコースが5千円で、そこそこ飲んでお会計はひとりあたり8千円といったところ。ボリュームはそれほど大きくはありませんが、価格設定を考えれば悪くないディールです。その他のメニューも魅力的で、次回はアラカルト注文で臨みたいと思います。

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焼鳥は鶏肉を串に刺して焼いただけなのに、これほどバリエーションが豊かなのが面白いですね。世界的に見ても珍しい料理らしく、外国人をお連れすると意外に喜ばれます。
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ロータスラウンジ(Lotus Lounge)/ノイバイ国際空港(ハノイ)

ハノイのノイバイ国際空港において、ベトナム航空が所有・運営する「ロータスラウンジ(Lotus Lounge)」。国際線(Terminal 2)の第2ターミナルの4階、出国審査後の制限エリア内にあり、29番ゲート付近のエスカレーターまたはエレベーターを利用してアクセスします。
天井が高く開放的な空間。大きな窓からは離着陸する航空機を間近に観察できます。座席は300席以上はあるでしょうか、ダイニングエリアを中心に広々とした誂えです。
マッサージチェアの置かれたクワイエットゾーンもあり、また、当然にシャワー室なども完備されています。ガチで仕事をするためのデスクが無いのは、ビジネス客にとっては物足りないかもしれません。    
食事はビュッフェスタイル。アジア料理と西洋料理の双方が提供されており、各種パン、サラダバー、フルーツ、スイーツは当然として、寿司ロールや炒め物などのホットミールの用意もあります。
飲み物はコーヒー、紅茶などのソフトドリンクが中心で、アルコールはビールにほんの少しのワインといったところ。他国のエアラインに比べると、ドリンクプログラムは貧弱に感じました。
目玉は専用のフードステーションで調理される「フォー」。数種類の麺やフレーバーが用意されており、トッピング類も自ら指定することが可能です。
スープは牛骨や鶏ガラを長時間煮込んだ優しく澄んだ味わいが基調で、スターアニスやシナモンなどのスパイスがほのかに香ります。米麺はつるっとした食感で、トッピングのハーブ類やライムや唐辛子でカスタイズ。空港ラウンジゆえ専門店ほど濃厚ではないですが、安定した美味しさです。
全体として「ゆったりとした快適さ」を重視した空間だと感じました。他方、ハードワークや美酒を求める向きには少々手持ち無沙汰な空間かもしれません。食事は華やかさこそ控えめですが、フォーを中心にベトナムらしさがしっかり味わえる点が好印象。滑走路を行き交う翼を眺めながら、熱々のスープと共にベトナムの余韻に静かに浸る。そんな使い方がこのラウンジの正解と言えそうです。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。