高級レストラン"また行きたい"偏差値【2026年最新版】

  • フレンチ イタリアン 中韓焼肉 和食 その他 
  • 私の主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の優劣ではありません。


高級レストランでナメられないためのマナー集

高級レストランには一種独特の雰囲気があります。「なんだか店に値踏みされているようで居心地が悪い」と感じる方が多いかもしれませんが、その通り、店は客のことを値踏みしています。

「お客様は平等に扱う」なんてのは大ウソです。レストラン業界には『ソワニエ(大切におもてなしするべき客)』という言葉があるくらいであり、一流の客や金払いの良い常連・重い客に対しては恭しく接し、どう見ても場慣れしていない一見客に対しては、人間だもの、おざなりな対応になるものです。

そこで、「高級レストランにあまり行ったことは無いが、ナメられたくはない」と考えるワガママな貴方のために、高級レストランにおけるマナーを整理しました。結構な長文となってしまったので是非ブックマークして頂き、必要に応じて読み返して頂けると幸いです。

Lai Foong Lala Noodles(麗豊啦啦米粉、ライ フォン ララ ヌードルズ)/チャイナタウン(クアラルンプール)

小さな屋台からスタートし、ミシュランガイドのビブグルマンに選ばれてからはチャイナタウンを代表する人気店へと上り詰めた「Lai Foong Lala Noodles(麗豊啦啦米粉、ライ フォン ララ ヌードルズ)」。観光客だけでなく、今でも地元民の日常のローカルフードとして愛されているのがいいですね。ちなみに店名の「Lala(ララ)」はマレー語で「アサリ(二枚貝)」を意味します。
屋台からスタートしましたが、現在は2階建ての独立した店舗を構えています。かなりの席数を誇るのですが、それでもランチタイムは行列が絶えません。通しで営業しているので、ピークを外した時間帯に訪れると良いでしょう。
飲み物につき、お茶や水、ジュース類は数百円で楽しめるのですが、ビールだけは何故か千円超という常軌を逸した価格設定。足元を見やがってこんちくしょう。ちなみに注文はQRコードを使ってスマートフォンで注文する形式が導入されており、中国語ができなくてもスムーズにオーダーできます。
まずは点心を楽しみましょう。こちらは定番の焼売で、は、黄色い薄皮の中に粗挽きの豚肉とエビのすり身がぎっしりと詰まっています。肉の食感をしっかり残すためにあえて粗く叩いた肉を用いており、弾力のあるプリプリとした歯ごたえが楽しめます。焼売というよりも肉団子やハンバーグに近い印象を受けました。
こちらは「蒸排骨(Steam Spareribs)」。広東式飲茶の定番メニューである豚スペアリブの蒸し物です。小さくカットされた骨付きの豚肉を様々な調味料やスパイスと共に一気に蒸し上げます。骨の周りから溢れ出す濃厚な旨味が堪らない。
看板メニューはアサリ(Lala)のヌードルなのですが、せっかくなので大きなが大胆にトッピングされた「生蝦啦啦米(Shang Har Lala Noodles)」を注文してみました。食べ進めていくにつれてエビの頭から溶け出した濃厚なミソがアサリのお出汁に馴染んでいき、複層的な味覚へと進化しています。序盤は尖った唐辛子の辛味が感じられますが、徐々にカドが取れて円みのある味わいに。
こちらは「啦啦炒米粉(Lala Fried Mihun)」。先の麺は殻付きのアサリが大量に用いられていましたが、こちらの焼きビーフンにはアサリの剥き身がこれでもかというほどぶちこまれています。強火で一気に炒めることで生まれる程よい焦がし香が心地よく、ビーフンが魚介のエキスをしっかりと吸い込んでいます。
野菜も食べようと、ベジタリアンメニューから「羅漢斎(Buddha’s delight)」も注文。何やら仰々しいネーミングですが、仏教の僧侶が好んで食べたことに由来する伝統的な精進料理とのこと。野菜やキノコ、豆製品を煮込んで作られており、肉を使わずともこんなにガッツリとした風味を作り込めるのかと感心しました。台北の「CHAO 炒炒新亞洲蔬食(CHAO stir fry)」における激しいヴィーガン料理を想起させます。
以上の料理を2人でシェアし、総支払金額は4千円程度。料理の質および量を考えれば見事な費用対効果であり、ビブグルマンの常連となるのも納得です。炒飯などのゴハンものや、土鍋で煮込んだ麺料理なども用意されているので、大勢で訪れ片っ端から注文してワイワイ楽しむのが良いでしょう。

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韓国ビストロ けなりぃ 恵比寿店 (KOREAN BISTRO KENARY)

2025年11月にオープンした「韓国ビストロ けなりぃ 恵比寿店 (KOREAN BISTRO KENARY)」。韓国料理をタパスで出すビストロという触れ込みで、何が何だかよくわからない業態ですが、恵比寿駅東口から歩いて4-5分と立地は便利です。
カフェのような雰囲気の店内。従来の韓国料理店にありがちな、排煙ダクトが主張する無骨な内装からは一線を画し、ポップでスタイリッシュなデザインです。総席数は40ほどでしょうか、半分近くをカウンター席が占めているのが印象的。
私は「お得なランチ定食」の「ベジびびんククス」を注文。麺にスープのキンパ、お漬物が付いて1,280円です。
主題の「ベジびびんククス」。韓国語で「混ぜ麺」を意味する甘辛い冷麺です。「ベジ」の名が示す通り野菜がたっぷりトッピングされており、健康的で彩り豊かな仕上がり。「韓国の超人気店から盗んできました」というお茶目な解説文も笑えます。
とにかく麺が美味しいですねえ。一般的には、日本のそうめんに似た細い小麦麺に絡めて食べる料理だと理解していたのですが、当店は讃岐うどんのように迫力のある麺を起用しており、シコシコとした強いコシがあり喉越しも抜群。コチュジャンをベースにしたタレからは辛さの中にもフルーティーな甘みと酸味が感じられ、もう一杯おかわりしたくなるほど中毒性のある味覚です。
キンパも付きます。いわゆる韓国料理のゴマ油香るスタイルとは異なり、控えめな味わい。先の麺が食感も調味も迫力満点だったので、やや物足りなく感じました。
スープは何のお出汁だろう。旨味たっぷりのボディを感じることができ、こちらを土台とするのであれば汁物の料理も注文してみたくなります。ちなみに韓国では器を持って食べるのはマナー違反とされていますが、そもそも食器が真鍮やステンレスなどの金属製が主流であり素手では熱くて持てません。
Kポ風のカフェめし屋ができたなあ、と、あまり期待せずにお邪魔しましたが(失礼)、思いのほか美味しかったです。とりわけあの麺はポジショニングが独特で中毒性がある。他のランチメニューも気になりますが、次回は夜に飲みにも来たい。

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ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化し◎〇△×と記した

年間を通じて外泊が多いので、ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化しました。

◎〇△×と記していますが、これは私が滞在した時点における感想であり、価格や為替の変動、混雑度合い、当時のスタッフの対応など偶然に因る部分も多いので、話半分に捉えてください。また、ハイアットやヒルトンは最上級会員であり、ひらまつは株主なので、素で予約する場合とは対応が異なるかもしれません。

費用対効果も重要視しています。お金に糸目をつけないお金持ちの方々とは観点が異なることをご承知おきください。

ところで、私は子連れ客とそれをコントロールできない宿泊施設を憎んでおり、そういった客層が支配的なホテルは自然と△や×が多くなります。しかしながら、これは見方を変えれば家族旅行に向いたホテルを選ぶ指標となり得るかもしれません。


【ハイアット】
<北海道>

<関東>
△:ハイアットリージェンシー東京ベイ

BISTRO YOAKARI(ビストロ ヨアカリ)/恵比寿

2026年2月にオープンした「BISTRO YOAKARI(ビストロ ヨアカリ)」。私はずっと「YADOKARI(ヤドカリ)」と間違って覚えていたのですが、漢字で書くと「夜灯(よあかり)」であり、「夜を訪ね、明日を灯す」がコンセプトのようです。場所は恵比寿神社の裏手、宮崎料理の「てにゃわん」と同じビルです。
オープンキッチンが目立つ店内(写真は食べログ公式ページより)。厨房に沿って向けられたカウンター席が7-8席に、テーブル席が数卓。奥には個室もあるようです。スタッフはみな若く感じが良いのですが、デコったネイルがバリバリな方にサーブされるのは衛生面でアレだなと思いました。
ワインは安く、グラスは700円~、ボトルでも3千円台のものがあったと記憶しています。ところで、当店は「牡蠣+白ワインが500円」という奇跡の取り組みがあり、最強のウェルカムドリンク兼アミューズと言えるでしょう。
肝腎の生牡蠣ですが、これがなかなか、いやかなり美味しい。クリーミーな身を一口で頬張れば、濃厚な海のミルクの香りが口いっぱいに広がり、そこにキリっと冷えた白ワインで牡蠣のミネラル感を引き立てます。私が確認した限り、ゲストの全員が注文していましたのも納得です。
サラダは静岡県掛川市の「松下農園」を指名買いだそうで、野菜本来の味の濃さが特長的。とりわけ爽やかな苦味が心地よく、力強い大地の香りがダイレクトに伝わります。絶対注文しような。
こちらは「2週間熟成カンパーニュ」。その名の通り「2週間」という異例の熟成期間を設けているのが最大の特長。味を馴染ませるどころか更に踏み込んだ熟成をかけることで肉のタンパク質が分解され、アミノ酸による強烈な旨味が引き出されています。レバーの風味が支配的で、テクスチャはしっとりと滑らか。時間の経過が生み出す円熟味により、角の取れたまろやかな塩気と甘みが感じられます。
イカと墨 グラタン。真っ黒な見た目の正体はイカ墨を練り込んだベシャメルソース。インパクトのあるビジュアルと、それを上回る重層的な旨味が魅力的。具材もたっぷりで、イカのプリッとした弾力のある食感と、墨特有の磯の香りがクリーミーなソースに溶け込み、隠し味のスパイスやチーズのコクが後を引きます。
メインに「鶏もも肉のコンフィ」を注文。低温のオイルでじっくりと時間をかけて煮込んでいるため、ナイフを入れるとホロリと崩れるほど柔らかく、内側に肉汁をしっかりと閉じ込めています。一方で、仕上げに皮目をパリパリに焼き上げることで、食感の対比が際立っています。
以上を食べ、そこそこ飲んでお会計は7千円ほど。え?なんか安くない?体感的には1万円ぐらい飲み食いしたつもりなのに、この立地でこの費用対効果は魅力的すぎる。アラカルト注文で好きなものを好きなだけ注文できるのも嬉しい。いとしなもん。すぐ近くの「co.flamingo(コフラミンゴ)」にも似た食後感であり、このあたりは妙に佳店が多い気がする。恵比寿神社の御利益かもしれません。

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金月そば 那覇店(きんちちそば)/牧志(那覇市)

読谷村の本店を起点として県内に複数店舗を展開している「金月そば 那覇店(きんちちそば)」。この日は国際通り近くの旧店舗(むつみ食堂店)からもう少し奥へ移転オープンした「那覇店」へお邪魔しました。
店内は旧店舗の数倍の広さがあり、席数も大幅に増えました。それに準じてスタッフ数も増え、オペレーションもシステマティックになっているように感じます。それでも待合室スペースにはイスがズラリと並んでおり、人気のほどが伺えます。
私は店名を冠した「金月そば」を注文。1,200円です。これに150円の味付玉子と300円のジューシーを追加し、合計で1,650円と中々の金額です。ちなみに旧店舗は「むつみ食堂」という食堂を引き継いだ形で営業していたため定食モノが充実していましたが、新店舗では「そば」に注力したラインナップとなっていました。
トッピングに厚揚げ(豆腐)が含まれるのは珍しく、一種の「おでん」的な味覚体験があり、食感の多様性を演出しています。また、一般的な紅生姜ではなく生の針生姜を採用しており、スープの邪魔をせず爽やかな辛味で味蕾をリセットする役割を果たしています。

三枚肉は、脂身・赤身・皮の三層のバランスが秀逸で、口に入れた瞬間に体温で溶け出すほどトロトロに煮込まれており、上質な脂の甘みを感じさせます。味付けはこっくりとした甘辛さですが、生姜などの風味が効いているためか、後味は意外にもさっぱりとしています。
金月そば最大の特徴とも言えるのが自家製生麺。一般的な沖縄そばが茹で置き後に油をまぶすのに対し、こちらは注文を受けてから茹で上げるため、小麦本来の瑞々しい香りと風味が際立っています。沖縄県産小麦(島麦かなさん)にこだわっており、2本の麺を1本にまとめたような独特の形状で、麺の中心部と結合部で茹で加減のグラデーションが生まれ、複雑な弾力を生み出しています。スープは鰹出汁の透明感と香りを前面に押し出しており、決して脂っこくありません。 
ソーキは別皿で提供されます。骨から肉がホロリと簡単に外れるほど柔らかく煮込まれており、豚肉特有の臭みや余計な脂っこさは皆無。味付けは甘辛い醤油ベースですが、肉の繊維の奥まで味が染み込んでおり、噛むたびにジューシーな肉汁と煮汁が溢れ出します。淡麗なスープに対してソーキの濃厚な存在感がアクセントとなり、全体の食べ応えを高めています。
味付玉子は150円と強気の価格設定ですが、別皿での提供で完璧な仕上がりです。白身はしっかりとタレの色が染みており、適度な弾力がありますが、黄身はねっとりとした半熟のジェル状に仕上げられています。断面を軽く炙る工夫もあり、これだけ質が高ければ妥当な価格設定でしょう。
ジューシーは豚肉の脂の甘みとヒジキや人参などの具材の旨味がご飯一粒一粒に染み込んでいますが、決して味が濃すぎることはなく、そばのスープとのペアリングを前提としているのかもしれません。最後はスープを少しかけて雑炊風にして食べるのも一興です。
美味しかった。特に麺が美味しかった。食券を購入した際は総額で1,650円と背筋が伸びたものですが、これだけの質と量であれば納得の価格設定です。11:00〜16:00(麺や出汁がなくなり次第終了)という短い営業時間であり、ピークタイムは行列を覚悟する必要があるため、上手くタイミングを見計らって訪れましょう。  

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寒い季節は沖縄で暮らしているので、旅行やゴルフだけで沖縄に来る人よりかは一歩踏み込んでいるつもりです。沖縄の人ってネットに書き込みしないから、内地の人が知らない名店が結構多いです。
沖縄通を気取るなら必ず読んでおくべき、大迫力の一冊。米軍統治時代は決して歴史のお話ではなく、今の今まで地続きで繋がっていることが良くます。米軍の倉庫からかっぱらいを続ける悪ガキたちが警官になり、教師になり、ヤクザになり、そしてテロリストへ。沖縄戦後史の重要な事件を織り交ぜながら展開する圧巻のストーリー構成。オススメです。

Plaza Premium Lounge(プラザ プレミアム ラウンジ)/ペナン国際空港

ペナン国際空港の国内線出発エリアにある「Plaza Premium Lounge(プラザ プレミアム ラウンジ)」。マレーシア航空の専用ラウンジの用意はなく、プライオリティ・パス(Priority Pass)等の会員と共用する仕組みのようです。
コンパクトなラウンジで、座席は100も無いかもしれません。ひとりがけのソファ多めデスクは少なめで、ガッツリとパソコン作業するには不向きでしょう。また、トイレの数も客席数に比べると異常に少ないので、ラウンジ外のパブリックエリアのものを使った方が手っ取り早いでしょう。
他方、食事についてはラウンジの規模の割に充実しています。簡単なサラダやサンドイッチ、ホットミールのほか、麺類や卵料理は注文を受けてから調理してくれます。
また、マレーシアにおけるラウンジとしては珍しくビールが置かれていました。今回のペナン滞在では殆どアルコールを楽しむことができなかったので、私とても嬉しい。
麺料理は2種類用意されており、私は「カリー ラクサ(Curry Laksa)」を注文。ココナッツミルクをベースにした濃厚なカレースープが特徴、と思いきや、エビの風味がめちゃんこ強く、「Green House Prawn Mee Corner(青屋蝦麵)」のような専門店に比肩する味わいです。もう一種類の麺料理はベジタブルなんとかヌードルだったのですが、ラウンジ内のほぼ全員がこの「カリー ラクサ(Curry Laksa)」を楽しんでいました。
コンパクトながら満足感のあるラウンジでした。それにしても、日系エアラインの国内線ラウンジって何であんなにショボいんですかね。ダイヤモンドラウンジですら雑なパンといなり寿司程ぐらいしかないんだぜ。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。