高級レストラン"また行きたい"偏差値【2026年最新版】

  • フレンチ イタリアン 中韓焼肉 和食 その他 
  • 私の主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の優劣ではありません。


高級レストランでナメられないためのマナー集

高級レストランには一種独特の雰囲気があります。「なんだか店に値踏みされているようで居心地が悪い」と感じる方が多いかもしれませんが、その通り、店は客のことを値踏みしています。

「お客様は平等に扱う」なんてのは大ウソです。レストラン業界には『ソワニエ(大切におもてなしするべき客)』という言葉があるくらいであり、一流の客や金払いの良い常連・重い客に対しては恭しく接し、どう見ても場慣れしていない一見客に対しては、人間だもの、おざなりな対応になるものです。

そこで、「高級レストランにあまり行ったことは無いが、ナメられたくはない」と考えるワガママな貴方のために、高級レストランにおけるマナーを整理しました。結構な長文となってしまったので是非ブックマークして頂き、必要に応じて読み返して頂けると幸いです。

岸田屋(きしだや)/月島

月島のもんじゃストリート(西仲通り商店街)沿いにある東京屈指の名酒場「岸田屋(きしだや)」。明治33年(1900年)に汁粉屋や酒屋として創業し、戦時期の国民酒場を経て、昭和41年(1966年)に現在の居酒屋の業態となりました。吉田類の「酒場放浪記」に紹介され、食べログでは百名店に選出されています。
店内は年季の入ったコの字型カウンター主体のシンプルな造り。真壁は茶色く変色し、天井から吊るされた裸電球が薄暗い店内を照らし、人工的に演出された昭和レトロとは一線を画する、本物の昭和の実感を現在に伝えています。
ところでネット上の情報から「行列する」と脅されており、念のため開店15分前に訪れたのですが、その時点で先客は7名。しかしそこから列は延びず、入店後30分経ってからでも客は半数の入りでした。もちろん日に拠るとしか言えないでしょうが、回転も速い業態ですし、過度に待ち時間を恐れる必要は無いように感じました。
卓上にメニューはなく、四方の壁に貼られた品書きから飲み物と料理を選ぶスタイルです。瓶ビールや生ビールは700円前後であり、日本酒はクラシックなものが好みのようです。もちろんハイボールやレモンハイなどの用意もあります。
ぬた。酢味噌で和えた定番のツマミであり、具材はマグロ、甘エビ、タコ、ワケギ、ワカメなど旬の魚介と野菜を組み合わせています。酢の酸味と和辛子のピリッとした刺激が効いています。
れん草ごまあえ。ギャルっぽい略し方ですが、恐らく「ほうれん草」のことであり、醤油ベースのタレで和えたシンプルな仕上げ。れん草由来の甘みと青々しい香りに、香ばしい胡麻の風味が加わり、箸休めにぴったりです。
看板メニューの「牛にこみ」。北千住の「大はし」、森下の「山利喜」と並んで「東京三大煮込み」のひとつに数えられ、漫画「美味しんぼ」の第1巻では「究極の煮込み」として登場します。スパイスなどで誤魔化すことなく時間をかけて何度も煮こぼすことで臭みを徹底的に取り除いており、そこに味噌と醤油をベースにした濃厚かつドロッとしたタレをたっぷり。部位ごとに異なる食感が楽しみつつ、たっぷりの刻みネギを添えて清涼感をプラスします。
しらす沖漬け。一般的に流通している茹でられた「しらす干し」とは異なり、コチラは生しらすを新鮮なうちに特製の醤油ダレに漬け込んだ逸品。タレの旨味としらす自身の持つ仄かな苦味、内臓のコクが酒を呼ぶ。
「牛にこみ」と双璧をなす当店の煮込み料理の傑作「肉どうふ」。お豆腐は佃島の老舗豆腐店から仕入れているそうで、煮崩れしないしっかりとしたタイプ。「すき焼きです」と言われても納得する上等な牛肉にじっくりと甘辛く煮込まれたネギが添えられます。肉やネギから溶け出した濃厚で甘めの黒い汁が豆腐の芯まで染み渡り、大衆酒場における煮物の最高峰としての完成度。個人的には「牛にこみ」よりも「肉どうふ」のほうが好きかもしれません。
〆にイワシのつみれの吸い物。主役のつみれは、新鮮ないわしを骨ごと丁寧に叩いて作られており、イワシならではの旨味と苦味が凝縮されています。つみれから出たエキスが優しい味わいの吸い地と合わさり、五臓六腑にじわりと染み渡ります。
以上を食べ、軽く飲んでお会計は5千円強。派手さはなくともひと皿ひと皿に手間と誠実さが宿り、静かな自信を感じさせる料理の数々は、長年多くの愛酒家を魅了してきた理由を雄弁に物語っています。次回はキンメの煮付けなどお魚系のツマミを試してみようと思います。おにぎりも気になる。

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EIBUN palette(エイブン パレット)/久茂地(那覇市)

那覇で快進撃を続ける「EIBUN(えいぶん)」グループが「デパートリウボウ」に4号店をオープン。1階の路面のスタバの隣にあり、沖縄そば店とは思えない洒落た外観です。
店内もカフェっぽい、というか、カフェそのものです。壺屋あたりの店舗は30分待ちは当たり前の超行列店ですが、コチラは未だ見つかっていないのか全然ガラ空きでした。相変わらずスタッフの感じは良く、全店舗を通じて統制が取れています。
私は看板メニューの「BUNBUNそば」に「文ちゃんジューシー」を注文。合計で2,220円と強気の価格設定です。とは言え飲み屋でこれだけの肉類を注文することを考えれば、まあ、こんなもんかもしれません。欲を言えば、あと2円払いたかった。
主題の「BUNBUNそば」。三枚肉、まかない肉、軟骨ソーキ、炙り本ソーキを盛り込んだ最強プラン。器を覆い尽くす肉肉肉。いずれもじっくりと煮込まれ味が沁み込んでおり、脂身の甘みと赤身の肉々しさが調和します。泡盛飲みたくなってきたな。
麺はスタンダードな「EIBUN麺」のほか、「生麺」「フーチバー(よもぎ)麺」「アーサ麺」などから好みに合わせて選択可能。私は保守的に「EIBUN麺」をチョイス。ツルッとした喉越しと、しっかりとした噛み応えが両立しており、王道の美味しさです。

スープは豚骨と鰹の風味が支配的。アタックはあっさりとしつつも、コクと深みもしっかりと感じられ、最後までゴクゴク飲めてしまいます。
「文ちゃんジューシー」は定番のジューシーにダイスカットされた肉を散りばめ、軟骨ソーキをトッピングしています。ジューシーの量は一般的な沖縄そば店の1.5倍ぐらいあり、お出汁(?)の味わいがしっかりと染み込んでおり、「BUNBUNそば」に勝るとも劣らない存在感を主張しています。ただし、「BUNBUNそば」で散々肉を摂取している上でこれなので、流石にやり過ぎてしまった感はある。もちろんメニューを選んだ私の責任です。
以上を食べて2,220円。高いなあと思いつつも、全体として他店の倍ぐらいの量を食べている気がするので、そう考えれば悪くないディールです。本店・1号店至上主義でない限り、行列を避けて当店を訪れるのは賢い選択。何かと便利な立地なので、那覇を散策するついでに立ち寄りましょう。

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沖縄と東京の2拠点生活なので、旅行やゴルフだけで沖縄に来る人よりかは一歩踏み込んでいるつもりです。沖縄の人ってネットに書き込みしないから、内地の人が知らない名店が結構多いです。
沖縄通を気取るなら必ず読んでおくべき、大迫力の一冊。米軍統治時代は決して歴史のお話ではなく、今の今まで地続きで繋がっていることが良くます。米軍の倉庫からかっぱらいを続ける悪ガキたちが警官になり、教師になり、ヤクザになり、そしてテロリストへ。沖縄戦後史の重要な事件を織り交ぜながら展開する圧巻のストーリー構成。オススメです。

モン プチ コション ローズ (Mon Petit Cochon Rose)/千石

千石駅から歩いて5分ほどの住宅街にあるフランス料理店「モン プチ コション ローズ (Mon Petit Cochon Rose)」。食べログでは百名店に選出されており、本郷のタルト専門店「LaLa TARTE(ララタルト)」の姉妹店にあたります。
店内はL字型のカウンターのみで構成されており、総座席数は7〜8席程度の非常にミニマムな造りです。一斉スタート制であり、シェフが目の前で仕上げを行い完成の瞬間を楽しむスタイルです。なのですが、皿数の割に長時間を要するのが玉に瑕ですね。加えてアシスタントの方がネイルバリバリで、それで盛りつけとか手伝っているのも潔癖症の私はとても気になりました。
ワインはボトルで5千円台、グラスでも千円前後という良心的な価格設定です。気軽なお店なので、ビールを飲んでいるゲストも結構多かった。
アミューズは稚鮎をチーズと共にパートブリックで巻いて揚げたもの。初夏の訪れを告げる稚鮎のほろ苦さに酸味のあるチーズを掛け合わせた洗練された前菜です。春巻きとは一線を画すパリパリとした軽快な食感が心地よい。
フローズンガスパチョ。スペイン発祥の冷製トマトスープですが、それをスタバのフラペチーノ的なアプローチで臨みます。シャーベット状のトマトが口の中でひんやりと心地よく溶け出します。暑い季節にピッタリの冷菜です。
スペシャリテのカリフラワー。2時間もかけてローストしているそうで、水分がじっくり抜けて甘みが凝縮され、ホロホロとした柔らかい食感に仕上がります。添えられるのは旨味が詰まったタラバガニの身。クラシックで濃厚な白ワインバターソース全体をまとめあげ、シンプルながらも奥深い味わいのハーモニーを奏でます。
アワビとウニ。海の高級食材を大胆に組み合わせています。アワビはフリットにすることで表面はサクッと、中はコリコリとした食感。そこにウニの濃厚な旨みとクリーミーさを添えるという最高の贅沢。泡状のソースはベーコンの風味をまとわせており、立体的で重層的な美味しさを生み出しています。
フォアグラは桃と合わせてソテーします。表面はキャラメリゼされておりカリッと香ばしく、中で贅沢な脂の旨味を楽しみます。桃の自然な甘みと酸味がフォアグラの濃厚な脂と上手く調和し、スモモを加えることで酸味に奥行きが生まれ、単調になりがちな甘みにメリハリを与えます。
マダイは皮目をパリッと香ばしく焼き上げ、身はふっくらとした仕上がり。キャベツはクタクタとした食感で野菜本来の甘みが引き出されいます。シンプルで素材への敬意が伝わるひと品です。
お肉料理はラム。事前に火を入れつつ提供直前にポケモンみたいなマシンで瞬間燻製します。ラム特有の風味に燻製の香ばしさが重なり食欲を刺激する味覚に。終盤は骨を持って手づかみで余すところなく楽しみ、プリミティブな食べる歓びを堪能します。
デザートは桃の飴細工に桃のムースを詰めました。ビジュに加えパリッと割って楽しむエンターテインメント性と、桃づくしの一体感のある味わいが両立しています。
店名「私の可愛いピンクの子ブタちゃん」の通りのお茶菓子とハーブティーでフィニッシュごちそうさまでした。
以上のコース料理が1.2万円程であり、量および質を考えれば実にお値打ち。一斉スタートということで身構えますが、何なら半ズボンでもいいぐらい気軽でカジュアルな雰囲気なので、フランス料理の入口としても最適。六義園や巣鴨とげぬき地蔵周辺の散策と組み合わせて訪れましょう。

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「好きな料理のジャンルは?」と問われると、すぐさまフレンチと答えます。フレンチにも色々ありますが、私の好きな方向性は下記の通り。あなたがこれらの店が好きであれば、当ブログはあなたの店探しの一助となるでしょう。
日本フレンチ界の巨匠、井上シェフの哲学書。日本でのフレンチの歴史やフランスでの修行の大変さなど興味深いエピソードがたくさん。登場する料理に係る表現も秀逸。ヨダレが出てきます。フランス料理を愛する方、必読の書。

ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化し◎〇△×と記した

年間を通じて外泊が多いので、ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化しました。

◎〇△×と記していますが、これは私が滞在した時点における感想であり、価格や為替の変動、混雑度合い、当時のスタッフの対応など偶然に因る部分も多いので、話半分に捉えてください。また、ハイアットやヒルトンは最上級会員であり、ひらまつは株主なので、素で予約する場合とは対応が異なるかもしれません。

費用対効果も重要視しています。お金に糸目をつけないお金持ちの方々とは観点が異なることをご承知おきください。

ところで、私は子連れ客とそれをコントロールできない宿泊施設を憎んでおり、そういった客層が支配的なホテルは自然と△や×が多くなります。しかしながら、これは見方を変えれば家族旅行に向いたホテルを選ぶ指標となり得るかもしれません。


【ハイアット】
<北海道>

<関東>
△:ハイアットリージェンシー東京ベイ

シェイクツリー バーガー&バー(shake tree burger&bar)/錦糸町

都内でもトップクラスの実力派ハンバーガーと名高い「シェイクツリー バーガー&バー(shake tree burger&bar)」。食べログではハンバーガー部門で百名店に選出されていますが、実態は純粋なハンバーガーショップというよりはアメリカンスタイルのカジュアルダイニング&バーという位置づけのようです。場所は両国駅と錦糸町駅のちょうど中間あたりです。
店内はテーブル席とカウンター席を合わせて40席ほどでしょうか。BGMや壁のサインや手形の感じがアメリカのバーガースタンドを彷彿とさせます。ちなみに店名は英語の慣用句である「shake a person's tree(人を喜ばせる、驚かせる)」に由来しているそうです。
私はごっつい肉料理を注文したのでドリンクは赤ワインに。スタッフの女の子が「厨房のスタッフが『いいチョイスだ』って言ってましたよぉ~」と褒めてくれました。そう、当店のスタッフは皆フレンドリーでチャーミング。メニューにある料理の内容等にも丁寧に解説してくれます。
ベジファースト勢として「ザ シーザー(The Caesar)」を注文。ロメインレタスを半株も用いており、それを丸ごとグリルするという斬新な試み。火を入れることでレタスの外側に香ばしさが生まれ、内側には甘みとしんなりとした柔らかさが加わり、生食とは異なる奥行きのある味わいに仕上がっています。「丸徳マーケット(PIZZA marutoku market)」の窯焼きサラダに方向性が似通っています。
当店の代名詞とも言える「ワイルドアウト(Wild Out)」。商標登録まで済ませた看板メニューであり、ハンバーガーからバンズを完全に排除し、合計240g(120g×2枚)のビーフパティでトマト、チェダーチーズ、オニオン、オニオンBBQソース、マヨネーズを直接サンドするという暴力的な試みです。
このパティは旨いですねぇ。なんでも農場指定・部位指定のブロック肉を店内で手切りした上で炭火でがっちり焼き上げているそうで、これはもはやハンバーグを超えてステーキですね。ガツンと脳に響くような圧倒的な肉の塊です。
フレンチフライも付いてきます。先の肉から線状降水帯のように肉汁が溢れてくるので、それに浸しながら食べるにちょうどいい。先の肉がオカズでこちらがゴハン。なんともギルティな炭水化物である。
以上を飲み食いして合計が4,200円。バリ旨いステーキとたっぷりのシーザーサラダに赤ワインを楽しんでこの支払金額は実にお値打ち。謎に席代110円を徴収するハンバーガー屋とはダンチの満足度です。

オニオンリングやバッファローウイングなどの気になるツマミの用意もあり、何よりハンバーガーをまだ食べていないので次回はそちらを試してみたい。4人以上の事前予約であれば飲み放題プランもあるようなので、飲み会使いにも良いでしょう。

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Hi-To (ヒート)/泊(那覇市)

那覇市泊(とまり)のフランス料理店「Hi-To (ヒート)」。住宅街に溶け込んだカジュアルなお店であり、千円台から楽しめるランチのセットが好評です。泊小学校の近く。ゆいレール美栄橋駅から歩いで十数分に位置します。
店内は木材と暖色系の照明を基調とした、アットホームで落ち着いた空間。店内は思いのほか広く、天井の梁やシーリングファン、そして随所に配された観葉植物が容積の余裕を感じさせます。
メニューは「フルコース」「コースランチ」「セットランチ」の3種類が用意されており、価格帯に応じて品数が調整されています。私はオードブル、スープ、デザート、コーヒーまたはティー、小菓子に加え、メインディッシュを「パスタ、魚料理、肉料理、牛肉のステーキ(+680円)」の中から1品選択できる「コースランチ」をお願いしました。
オードブル。グリーンサラダにキャロットラペ、ピクルスに各種ディップソース(?)といった構成であり、思わずワインを注文したくなるラインナップです。
レンズ豆と大麦のスープ。レンズ豆は煮崩れる寸前まで火を通すことでスープに自然なとろみを与え、一方で大麦は特有の弾力ある粒感を残すことで、液体の中にリズムのある食感を生み出しています。調味は強く、派手さはありませんが印象に残る液体です。
パンは普通のパンですね。あくまで2,200円のランチの添え物とといったポジションであり、幅広い料理に馴染む味わいです。
メインディッシュには「近海マグロのムニエル」をチョイス。しっとりとした質感のマグロに白ワインソースの優しい酸味が寄り添います。美味しいのですが、メインを張るのであればもうちょっと量が欲しかったかな。
デザートは黒糖とラム酒のアイス。黒糖特有のコクのある深い甘みと、わずかな苦みがベースとなっており、そこにラム酒の芳醇な香りを加えることで、奥行きのある風味に仕上げられています。
お茶菓子とコーヒー(または紅茶)も付きます。これだけ食べて2,200円。ちょっと豪華なラーメンを食べれば似たような価格となることを考えれば大変にお値打ちでしょう。先のマグロだけだと若干のタンパク質不足は否めないので、次回は肉料理を注文してみよう。

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