高級レストラン"また行きたい"偏差値【2026年最新版】

  • フレンチ イタリアン 中韓焼肉 和食 その他 
  • 私の主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の優劣ではありません。


高級レストランでナメられないためのマナー集

高級レストランには一種独特の雰囲気があります。「なんだか店に値踏みされているようで居心地が悪い」と感じる方が多いかもしれませんが、その通り、店は客のことを値踏みしています。

「お客様は平等に扱う」なんてのは大ウソです。レストラン業界には『ソワニエ(大切におもてなしするべき客)』という言葉があるくらいであり、一流の客や金払いの良い常連・重い客に対しては恭しく接し、どう見ても場慣れしていない一見客に対しては、人間だもの、おざなりな対応になるものです。

そこで、「高級レストランにあまり行ったことは無いが、ナメられたくはない」と考えるワガママな貴方のために、高級レストランにおけるマナーを整理しました。結構な長文となってしまったので是非ブックマークして頂き、必要に応じて読み返して頂けると幸いです。

マロリーポークステーキ(MALLORY PORK STEAK)/中目黒

急成長中のポークステーキ専門店チェーン「マロリーポークステーキ(MALLORY PORK STEAK)」。2020年11月に東京・自由が丘へ1号店をオープンして以来、首都圏を中心に大阪など関西エリアも含め、直営・フランチャイズで多店舗展開を進めており、この日は中目黒店にお邪魔しました。
店内はカウンター席とテーブル席の用意があり、カフェ寄りのファミレスといった雰囲気。お料理は勿論ポークステーキが主力であり、高尾山(270g)、富士山(450g)、マッターホルン(700g)などサイズを山の名前で選ぶスタイルです。なるほど店名は「なぜ山に登るのか?そこに山があるからだ」という名言を残した登山家ジョージ・マロリーにちなんでいるのでしょう。
夜のセットメニュー(?)は45分の飲み放題が付いているのですが、ちょっとアルコールがダメなタイミングだったので、私は単品の「マロリーライス」を注文。デフォで肉が200グラム1,144円であり、追加330円で肉を100グラム増量してもらいました。
豚肉はゴロゴロと厚みのあるカットですが、事前に低温で調理をしているのか、思いのほかパっと出てきました。脂はしつこくなく甘みがあり、赤身の旨味が濃厚。ちなみに山シリーズのポークステーキを注文する際はサイズごとにカナダ産・三元豚・ホエー豚といった豚の種類を選べるのですが、「マロリーライス」だと選択の余地は無く、どの豚だったのかはわからずじまいです。
ライスは白米かガーリックライスを選ぶことができ、当然に後者を選択。ニンニクの香りをしっかりと効かせた炒めご飯で、香ばしさと醤油の旨味がバランスよく絡んでいます。一粒一粒がパラッとしており、べたつかない食感が心地良い。加えてニンニクチップや刻みニンニクがアクセントとなり、香ばしいパンチが食欲をそそります。
卓上には岩塩、わさび、柚子胡椒、ソースなど味変調味料が豊富。個人的には「かき醤油」がお気に入り。牡蠣の旨みが凝縮された甘みとコクのある濃厚な味わいで、豚肉の脂の甘さや肉の旨みと相性が良い気がします。
以上を食べて1,500円ほど。お肉をガッツリ食べてこの支払金額はリーズナブル。今回は「マロリーライス」でしたが、次回は山シリーズの塊肉を試してみたい。キロ単位のブツは複数人でシェアしても良いそうなので、飲み会に使うのも楽しそう。

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レストランでの火入れを家庭で再現することに主軸を置いた稀有な本。「焼く」「揚げる」「ゆでる」「蒸す」「煮込む」「混ぜる」「漬ける」など、基本的な調理ほど論理的に取り組む必要があることを得心しました。肉の基本。これを知ると知らないでは大きく姿勢が異なります。

鶏そば 新里(とりそば しんざと)/泉崎(那覇市)

沖縄そばや豚骨ラーメンが主流の那覇で新たなジャンル「鶏そば」を広めようと試みる「新里(しんざと)」。那覇バスターミナルの近くであり、ゆいレール旭橋駅から徒歩約3分、県庁前駅からも徒歩5分ほどとアクセス良好です。
店内はコの字型のカウンター席のみで構成され、花ブロックが飾られるなど沖縄らしい趣が感じられます。タッチパネル式の券売機で食券を買うのですが、paypay利用の際はスタッフに声掛けして口頭注文すればOKです。
私は「鶏そば」の「新里のせ」に「まかないチャーハン」を注文。合計で1,700円と中々のお値段です。ちなみに「新里のせ」とはトッピングを全て盛り込んだものであり、いわゆる「全部のせ」にあたります。
「新里のせ」の主力はチャーシュー。低温調理されているのかしっとりと柔らかい口当たり。その他、塩漬けしていないメンマにネギ、味玉などがトッピングされます。いずれもそれなりに美味しいのですが、デフォの「鶏そば」に追加料金500円の「新里のせ」で、このラインナップは物足りなく感じました。
麺は細めで全粒粉を練り込んでおり、ややザラつきのある独特の食感です。スープは鶏ガラをベースとしているとは思いますが、色も味も妙に薄く感じました。所謂クリーミーでコク深濃厚な鶏白湯をイメージしているとハシゴを外されます。
まかないチャーハン。油が浮き、ベチャベチャとした口当たりで全然美味しくありません。もちろん「まかない」なので仕方ないのかもしれませんが、それにしても不味かった。そういえば注文直後にスタッフが電子レンジで何かを温めていましたが、これだったのかなあ。
以上を食べて1,700円。うーん、ちょっと高杉ですね。もっともそれ以前に「鶏そば」も「まかないチャーハン」も私の口に合わなかったのが悲しかった。
ところでGoogleマップの口コミで「味玉が600円だった」トラブルが報告されていますが、これは投稿から3週間たった今でも券売機の表記が600円のままだったので、何だかちょっと良くわからないですね。味も価格設定も不思議ちゃんなお店でしたちゃん。

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沖縄と東京の2拠点生活なので、旅行やゴルフだけで沖縄に来る人よりかは一歩踏み込んでいるつもりです。沖縄の人ってネットに書き込みしないから、内地の人が知らない名店が結構多いです。
沖縄通を気取るなら必ず読んでおくべき、大迫力の一冊。米軍統治時代は決して歴史のお話ではなく、今の今まで地続きで繋がっていることが良くます。米軍の倉庫からかっぱらいを続ける悪ガキたちが警官になり、教師になり、ヤクザになり、そしてテロリストへ。沖縄戦後史の重要な事件を織り交ぜながら展開する圧巻のストーリー構成。オススメです。

ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化し◎〇△×と記した

年間を通じて外泊が多いので、ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化しました。

◎〇△×と記していますが、これは私が滞在した時点における感想であり、価格や為替の変動、混雑度合い、当時のスタッフの対応など偶然に因る部分も多いので、話半分に捉えてください。また、ハイアットやヒルトンは最上級会員であり、ひらまつは株主なので、素で予約する場合とは対応が異なるかもしれません。

費用対効果も重要視しています。お金に糸目をつけないお金持ちの方々とは観点が異なることをご承知おきください。

ところで、私は子連れ客とそれをコントロールできない宿泊施設を憎んでおり、そういった客層が支配的なホテルは自然と△や×が多くなります。しかしながら、これは見方を変えれば家族旅行に向いたホテルを選ぶ指標となり得るかもしれません。


【ハイアット】
<北海道>

<関東>
△:ハイアットリージェンシー東京ベイ

出羽屋(でわや)・夕食/西川町(山形)

山形県は西川町にある「出羽屋(でわや)」。月山の麓にある山菜料理専門の老舗料理旅館であり、出羽三山を訪れる行者をもてなす宿として始まり、2代目が山菜料理を体系化しました。今ではゴエミヨに掲載され、食べログではシルバーメダルを受賞しています。なお、お部屋の紹介などの宿泊期はコチラをご参照ください。
我々は「おふるまい料理」という、宿による最高級のおもてなしコースを予約しました。かつて人を正式に招待する際に出していた最高の山菜料理だそうで、何か月もかけてその日のために準備された食材が惜しみなく使われ、器も伊万里物の陶器や会津・輪島の塗物など、とっておきのものが用意されるようです。 ちなみに我々は宿泊者であるためお食事用のお部屋で楽しみましたが、カウンター8席のシェフズテーブルも人気であり、4代目の佐藤治樹シェフが厨房を統べています。
酒は安く、地元のクラフトビールが500ミリリットルで900円、地元の日本酒の1合瓶も千円かそこらであり、懐具合を気にすることなく楽しむことができます。が、後述するように量が死ぬほど多いので、アルコールが入り込む余地が無かったことを最初に述べておく。
前菜から山菜のオンパレード。秋にお邪魔したので当然にキノコ特集。派手さよりも丁寧な仕事ぶりと清らかさが心に残りました。
続いて山人参にコゴミ、菊と木耳。山菜特有の苦みを否定せず、すっきりとした味覚を並べていきます。
五重のお椀もキノコだらけ。正直なところ、ずっと似たような味覚が続き飽きてきます。鮎の山河焼きが組み込まれており、久しぶりの動物性タンパク質に心和みました。
庄内地方に伝わる伝統食「むき蕎麦」に天然キノコの出汁を合わせたお椀。むき蕎麦とは、蕎麦の実の殻を丁寧にむいて丸ごと茹で上げたもので、麺とは全く異なるプチプチ、モチモチとした素朴な粒感が楽しめます。きのこの出汁が効いた吸地は澄んだ味わいながら奥行きがあり、蕎麦の実の香ばしさとキノコの旨みが調和します。
胡桃豆腐。すり潰した胡桃を練り込んだなめらかでコクのある豆腐であり、箸を入れるともっちりと吸い付くような強い粘りがあり、口に運べば舌の体温でなめらかにとろけていきます。一般的な大豆の豆腐とは異なり、胡桃本来の持っているリッチな油脂分と芳醇な木の実の香ばしさが口いっぱいに充満します。
お造りは山女魚(ヤマメ)。渓流魚らしい引き締まった身で、脂は少なめ。生でも臭みがなく、淡い甘みとミネラル感のある清らかな味わいが特長的。こちらも貴重な動物性タンパク質です。
鮎の春巻。パリッと香ばしい皮の食感と、中からあふれる鮎のほろ苦さと旨みのコントラストが心地よい。揚げることで香ばしさが加わり、鮎特有の川魚らしい風味がより濃厚に感じられます。ずっと保存食を食べてた感があるので、この油のジャンクな感じは食欲を刺激する。
キノコの茶碗蒸し。滑らかな卵液に数種のキノコの旨みがじんわりと溶け込み、キノコはぬめりのあるものと歯ごたえのあるものが混ざり、一口ごとに食感が変わります。美味しいのですが、むき蕎麦・胡桃豆腐と水分量が多い料理が続き、流石に腹が膨れてきました。
鮎の塩焼き。串を打ち、炭火でじっくりと遠火の強火で焼き上げられており、まさに川魚料理の原点にして至高の味わい。化粧塩が施された皮目はパリッと香ばしく、ヒレは煎餅のようにサクサクとしており、中の身は水分を閉じ込めてふっくらとジューシーに蒸し焼き状態となっています。
あけび焼き。山形ではあけびの皮を食べる文化があるそうで、その中に細かく刻んだキノコを詰め込んで焼き上げています。ものすご皮が分厚く胃袋が膨れていくのが良く分かる。
キノコ鍋。出羽屋の代名詞ともいえる料理であり、多種多様な天然キノコが惜しみなく投入されています。各種キノコから溶け出したエキスが一体となり、人工的な調味料では決して出せない複雑な旨味が素晴らしい。なんぼでもおかわりできるぐらい用意されるのですが、流石にギブギブ腹くっちー。
ここにきて満腹中枢にトドメをさす揚げ物。中でも菊の花の天ぷらは花びらがサクッと広がり面白いのですが、なんせ油を大量に吸っており、気絶しそうになりました。
〆のお食事は「とびたけご飯」。土鍋でゴッソリ登場したらどうしようとびびってたのですが、巻物として用意されたので胸をなでおろす。香りを引き出した鳶茸(とびたけ)とゴマが組み込まれています。
お漬物とお味噌汁も付きます。それにしても水分量の多い食事である。おなかたぷんたぷんやで。
デザートに黒文字の煮出し汁を練り込んだ羊羹とシャインマスカットを楽しんでごちそうさまでした。なるほど自然の恵みと人間の生存の知恵が交差する孤高の山岳ガストロノミーであり、まさに唯一無二。この体験が15,000円で楽しめるというのは悪くないディールです(我々は宿泊なので宿泊代金に込み)。

しかしながら、当たり前に山菜ばっかしなので正直飽きました。腹はパンパンに膨れるものの動物性タンパク質が不足しており、どこか物足りない感覚。パワーが漲ってきません。食文化を深く知る貴重な体験として間違いなく価値がありますが、快楽や高揚感を求める食事とはやはり違うものなのかもしれません。通向けの食体験でしょう。未熟な私には早すぎました。

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関連ランキング:郷土料理 | 西川町その他


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日本料理は支払金額が高くなりがち。「飲んで食べて1万円ぐらいでオススメの日本料理ない?」みたいなことを聞かれると、1万円で良い日本料理なんてありませんよ、と答えるようにしているのですが、「お前は感覚がズレている」となぜか非難されるのが心外。ほんとだから。そんな中でもバランス良く感じたお店は下記の通りです。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

くろぎのおかず [ 黒木 純 ]
価格:1,650円(税込、送料無料) (2024/1/20時点)

黒木純さんの著作。「そんなのつくれねーよ」と突っ込みたくなる奇をてらったレシピ本とは異なり、家庭で食べる、誰でも知っている「おかず」に集中特化した読み応えのある本です。トウモロコシご飯の造り方も惜しみなく公開中。彼がここにまで至るストーリーが描かれたエッセイも魅力的。

出羽屋(でわや)・宿泊/西川町(山形)

霊峰・月山の麓で1929年に創業し、日本で初めて「山菜料理」を専門体系として確立させた料理旅館「出羽屋(でわや)」。もともとは出羽三山(月山・羽黒山・湯殿山)に向かう宿坊的役割を担う施設だったようですが、現在は山岳ガストロノミーの最先端として各種メディアに取り上げられ、食べログではシルバーメダルを受賞。ゴエミヨにも掲載されるようになりました。
何だか物凄い肩書ですが、宿そのものは古き良き日本の旅館といった風情です。土蔵を改装して開設したシェフズテーブルが話題ではありますが、ロビー脇に併設された「そば処」のランチは予約不要。数多くの山菜とキノコをを出汁とともに煮込んで味わう「月山山菜そば」が人気です。
我々は1泊2食付きのプランで滞在しました。チェックインは16時~とやや遅め。最初から布団が敷かれているスタイルです。
客室内は典型的な旅館といった設えであり、子供の頃の家族旅行を思い出します。エンタテインメントはテレビが主力であり、wifiはあるにはあるのですが、下り1-2Mbpsとドパガキには厳しい環境かもしれません。パソコンを触るためのデスクなども当然に無いため、仕事などを持ち込まないよう気を付けましょう。
ウェットエリアも親戚の家のようなニュアンスがあり心和みます。とは言えこれだけ広いのだから、トイレは独立型にしてもらいところです。
お風呂も実家みに溢れています。ちなみに当館の浴場は天然温泉ではなく、湯船を満たすのは月山自然水の沸かし湯。館内3階に共同浴場もあるのですが、連れが首を傾げながら帰って来たので、私は部屋のシャワーで済ませました。
夕食は別のお部屋に用意されます。我々は「おふるまい料理」という、宿による最高級のおもてなしコースを予約しました。詳細は別記事にて。
夜はあまり良く眠れませんでした。水道管(?)の劣化なのか断続的にウェットエリアのほうからギョエーという音が響き上手く寝付けず、また遮光意識の無いスタイルでもあり明け方からギンギラギンに明るいのですっかり睡眠不足です。淡路島「グランシャリオ北斗七星135°」の天井窓を思い出しました。
朝食は夕食とはまた違う会場で、お庭を眺めながら頂きます。引き続き山菜多めなスタイルであり、夕食よりも身体にしっくりくるような気がしました。
1泊2食付きでひとりあたり33,000円。唯一無二の山岳ガストロノミーを心ゆくまで楽しんでこの支払金額はリーズナブル。とは言え各種メディアの神格化はいささか過熱気味に感じました。土地の食文化を深く知る貴重な体験として間違いなく価値はありますが、分かりやすい快楽や高揚感を求める食事とは別ベクトルの、極めて通向けな世界です。私のような若輩者にはその深淵を真に理解しきれなかったのかもしれません。良くも悪くも、食べる側のリテラシーが試される一軒でした。

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