高級レストラン"また行きたい"偏差値【2026年最新版】

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  • 私の主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の優劣ではありません。


高級レストランでナメられないためのマナー集

高級レストランには一種独特の雰囲気があります。「なんだか店に値踏みされているようで居心地が悪い」と感じる方が多いかもしれませんが、その通り、店は客のことを値踏みしています。

「お客様は平等に扱う」なんてのは大ウソです。レストラン業界には『ソワニエ(大切におもてなしするべき客)』という言葉があるくらいであり、一流の客や金払いの良い常連・重い客に対しては恭しく接し、どう見ても場慣れしていない一見客に対しては、人間だもの、おざなりな対応になるものです。

そこで、「高級レストランにあまり行ったことは無いが、ナメられたくはない」と考えるワガママな貴方のために、高級レストランにおけるマナーを整理しました。結構な長文となってしまったので是非ブックマークして頂き、必要に応じて読み返して頂けると幸いです。

CREATERNA(クレアテルナ)/池尻大橋

世田谷区池尻に2025年7月にオープンした「CREATERNA(クレアテルナ)」。世界各国の名店で研鑚を重ねたシェフが繰り広げるイノベーティブ系の料理が耳目を集めており、ミシュランでは早速セレクテッドに選出されています。場所は世田谷公園の近くで、池尻大橋駅もしくは三軒茶屋駅から歩いて10分強といったところ。
店内は白を基調としたシンプルモダンな内装で、オープンキッチンを臨むカウンター席と、ゆったり過ごせるテーブル席が用意されています(写真は食べログ公式ページより)。

須羽恒之シェフはフランス料理を皮切りにヨーロッパ諸国の食文化に興味を持ち、料理人としての修行にとどまらず、パン、チョコ、製菓など多様な専門領域を学んだそう。どこか美容師を思わせる、スっと入り込んで来る雰囲気です。
ワインセットが推しのようで、スパークリング・白・赤の3杯に加え、食後のお茶が付いて5,500円。この手のレストランとしては悪くない価格設定ですが、皿数に比してワインの量が我々には全く足りないので、けっきょく追加する勢です。ところで泡だけでなく、どの白ワインもフルートグラスで提供されるのですが、意図は私にはわかりかねました。
アミューズはビーツを用いた生地で色々巻いたもの。ビーツ特有の土の香りと甘みに、フレッシュチーズのフロマージュブランのミルキーな酸味が寄り添い、チョリソのスパイシーな旨みが味の輪郭を引き締めます。スプラウトの瑞々しい食感と苦みがアクセントとなり、彩り豊かな見た目も含め、なるほど「ブーケ」の名にふさわしい一品です。
白いとうもろこし「ピュアホワイト」を用いたヴィシソワーズ。素材本来の圧倒的な甘みに加え、香ばしいポップコーンパウダーがユニークな風味の奥行きを加えます。口の中で儚く消えるパルミジャーノの濃厚な泡も心地よいアクセント。
赤ワインでホロホロになるまでじっくりと煮込んだ和牛を生地で包んで揚げました。香り高くサクッとした生地からとろけるようなテクスチャーの煮込みが流れ出し、濃厚で贅沢な余韻を長く残します。
パンが美味しいですねえ。シリアルを載せたり、天然酵母を用いたりと工夫が込められており、そのまま食べて良し、ソースを拭っても良し。添えられるオリーブオイルはチリの「ICONO」という凄いやつらしく、なるほど雑味の無いクリアな味わいです。
オキザヨリという魚をセビチェ風に仕立てました。上品で淡白ながらもしっかりとした旨味を持つ魚種であり、そこに薄切りの大根を添えることで、シャキシャキとした食感と大根特有の清涼感を加えます。
併せて供されるスープ(?)はトマトの透明なエキスを用いており、見た目は透き通っていながらトマト本来の旨みと甘み、酸味が感じられます。そこにジュンサイ特有のつるりとしたぬめりと食感を加えることで、清涼感のある夏らしいひと皿に仕上げています。
濃厚なフォワグラに、プラムの甘酸っぱさを組み合わせました。表面はカリッと香ばしく、中はとろけるように焼き上げており、そこに甘みを引き出したエシャロットを重ねます。添えられたプラムのジューシーな酸味と果実味がフォワグラの豊かな脂を上品にマスキングしており、濃厚さと爽やかさのコントラストを楽しみます。
ラヴィオリ。中にはアンコウが詰まっており、淡白ながら旨みが強い。注がれるスープはアンコウのエキスに満ちており、ヌルつきと磯の風味を纏ったメカブと共に、和のニュアンスを感じさせるひと品です。
キンメダイ。鱗をあえて残したまま香ばしく焼き上げ、パリパリとした食感を演出する一方で、厚切りの身からはしっとりと官能的な舌触りを楽しみます。甘エビのエッセンスを凝縮した濃厚なソースとブランダード(鱈とジャガイモのペースト)を詰めた花ズッキーニが添えられ、ボリュームと華やかさを添えています。傑作と評すべき魚料理です。
メインは鴨。滋賀県のブランド鴨「近江鴨」を用いており、鴨肉ながらどこか白身がかった穏やかな旨味を楽しみます。きめ細かくジューシーに焼き上げており、王道なソースや独特のほろ苦さを持つホワイトアスパラとチコリをペアリングするなど、創造と調和に満ちたひと皿です。
デザートはチェリーのソルベにパンナコッタ。チェリーの甘酸っぱさがクリーミーなパンナコッタの濃厚さを爽やかに引き立て、ソルベが清涼感を添えます。チェリー尽くしの可憐な味覚でありつつ、クニャクニャしたプレゼンテーションもマリオカートのコースのようで楽しい。
お茶菓子もバリバリに手が込んでおり、お料理やパンも含めこの席数でここまで凝るとは頭が下がる思いです。なお、食後のお茶は別料金ですが、ワインセットを選んでいれば込み料金で自動的に付随します。
以上のコース料理が2万円ほどで、ワインのセットに追加のグラスワインやら何やらでお会計はひとりあたり3万円。ヨーロッパじゅうの名店を渡り歩いたシェフ渾身の料理がこの支払金額で楽しめるのは大変お値打ち。イノベーティブとは王道を極めた者だけが挑戦できる世界であり、王道で勝負できなかった者の逃げ場ではないことを証明したディナーでした。

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「好きな料理のジャンルは?」と問われると、すぐさまフレンチと答えます。フレンチにも色々ありますが、私の好きな方向性は下記の通り。あなたがこれらの店が好きであれば、当ブログはあなたの店探しの一助となるでしょう。
日本フレンチ界の巨匠、井上シェフの哲学書。日本でのフレンチの歴史やフランスでの修行の大変さなど興味深いエピソードがたくさん。登場する料理に係る表現も秀逸。ヨダレが出てきます。フランス料理を愛する方、必読の書。

酒魚の交わり モザイク/安里(那覇市)

栄町の「酒魚の交わり モザイク」。魚介と炭火料理を中心に提供する居酒屋で、「栄町りうぼう」の裏手あたりに位置します。以前は「チルアウト」や「オキサカ」といった店舗が入居していたと記憶しています。
急な階段を昇るとカウンター6〜7席にテーブルが数卓が広がる小さなダイニング。アルコールにつき、小さなビールが600円に日本酒は1合1,300円前後と、栄町らしからぬ価格設定です。
もずく。三杯酢で食べるのではなく麺つゆ的なスープで頂きます。ツンとした酸味がないため、もずく本来の豊かな磯の香りを楽しむことができました。
ハッピーアワー的な試みで生ガキとワインがセットで千円ポッキリ。なのですが、生ガキのサイズは小さくワインの味わいも中くらいだったので、それほどハッピーになれませんでした。恵比寿のど真ん中でより上質な牡蠣とワインを500円で提供している店の偉大さが身に沁みます。
イワシの刺身を注文したのですが、「量が少なかったため水タコも付けた」とのこと。うーん、それならそうと勝手にアレンジせずに一言断って欲しいところです。同時に水タコも注文していたので食材かぶっとるやんけ。そんな気分の中で口にする魚介の味など中くらいである。
島人マッシュルームサラダ。皿を覆い尽くすほど贅沢に削り落としたチーズの白さが目を引きますが、ドレッシングそのものは市販品を思わせるゴマドレッシングの味わいで何だかなあ。ところでどのあたりが島人なんだろう。
合鴨ロースと島らっきょう。白髪ネギのように細く切った島らっきょうを合鴨で巻いて併せて食べるひと品で、おお、これは美味しい。噛むほどに濃厚な旨味と上質な脂の甘みが広がる合鴨に島らっきょう特有のシャキシャキとした快い歯ごたえとピリッとした爽やかな辛みが良く合います。
里芋と茄子の揚げ浸し。味は美味しいのですが、びっくりするほど量が少ないですね。里芋と茄子はそれぞれ2ピースしか入っておらず、2人でシェアすると瞬で終わってしまいます。
島たこの唐揚げ。カラッと香ばしく揚げた薄衣のサクサク感に続き、島たこならではのギュっと締まった弾力のあるぷりぷりの歯ごたえが楽しめます。唐揚げにしたほうが全然旨いやんけ。
連れと「美味しいけど、なんか違うよね」と頷き合い、腹3分目・肝臓2分目で退店。それでも支払金額はひとりあたり6千円にも達し、これなら東京の居酒屋と変わんないなあというお気持ちです。いずれも料理は美味しいが量が少なく、栄町に似つかわしくない食後感。私が栄町の飲み屋に求めているのとちょっと違いました。おつかれさまでした。

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寒い季節は沖縄で暮らしているので、旅行やゴルフだけで沖縄に来る人よりかは一歩踏み込んでいるつもりです。沖縄の人ってネットに書き込みしないから、内地の人が知らない名店が結構多いです。
沖縄通を気取るなら必ず読んでおくべき、大迫力の一冊。米軍統治時代は決して歴史のお話ではなく、今の今まで地続きで繋がっていることが良くます。米軍の倉庫からかっぱらいを続ける悪ガキたちが警官になり、教師になり、ヤクザになり、そしてテロリストへ。沖縄戦後史の重要な事件を織り交ぜながら展開する圧巻のストーリー構成。オススメです。

ケミジプ(개미집)/西面(釜山)

釜山を代表する名物料理「ナッコプセ(낙곱새)」の元祖として知られる老舗チェーン「ケミジプ(개미집)」。国際市場発祥の店として知られていますが、今回お邪魔した西面店も本店と同様に行列の絶えない大人気店。地下鉄の西面駅から歩いて5分ほどの、飲食店が集まる路地に位置します。
行列を避けるため我々は午前の早い時間帯にお邪魔しました。それでも客席の3-4割は埋まっており、人気のほどが伺えます。各種メディアにも多く取り上げられており、店内には芸能人と思われる写真が多数貼られています。 
おひとりさまの場合は30分以内での退店や幾許かの追加料金を求められるなどのルールがありますが、じっくりゆっくり食べる料理でもないので特に問題は無いでしょう。実際におひとりさまでの利用者も多く見られました。
看板メニューの「ナッコプセ」は1人前で13,000ウォン(写真は2人前)。主要具材であるナクチ(テナガダコ)、コプチャン(牛ホルモン)、セウ(エビ)の頭文字を合わせた略称であり、TWICEのMISAMOに近いものを感じます。
調理は全て店のオバチャンがやってくれるので、ゲストは「パンチャン」をつまみながら、しばし2小節待ちましょう。これらの副菜は単なる箸休めではなく、後述するゴハンに混ぜ込むトッピングとしての重要な役割も果たします。
卓上のガスコンロにセットされた浅鍋で食材とヤンニョム(旨辛ダレ)が出汁とともに加熱されていきます。野菜類がしんなりとし、やや煮詰まり気味となった頃が食べごろ。タコはコリコリとした歯ごたえ、ホルモンはムチムチとした弾力とコクのある旨み、エビはプリっとした甘みを持ち、海鮮とホルモンという意外な組み合わせが絶妙に調和します。タレは唐辛子の辛さとニンニク・生姜の香り、野菜類から出る仄かな甘みが層になっており、辛いのに後を引く中毒性のある味わいです。
大きめのボウルで提供されるご飯の上に全てをぶちかまし、海鮮の出汁とホルモンの脂分が融合した即席のビビンバをクリエイトするのが当店流。テーブルに用意された刻み海苔と前述のパンチャンも投入して全体を混ぜ合わせて至福のひと時。具材をある程度食べた後、残ったスープで麺やゴハンを煮込んで楽しむのも良いでしょう。
以上を食べてお会計はひとりあたり13,000ウォン(≒1,300円)。旨辛スープを纏った具材をゴハンにぶちかます背徳感と、この満足度で約1,300円という圧倒的な費用対効果。釜山を訪れたなら外せない、間違いのない一食です。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。

人類みなまぜそば 目黒店

大阪の人気ラーメン店「人類みな麺類」がプロデュースするまぜそば専門店「人類みなまぜそば 目黒店」。目黒駅近くの線路沿いにあるカフェバー「BASECAMP MEGURO」の敷地内にあり、倉庫をリノベーションしたような開放的な飲食スペースが印象的。ちなみに恵比寿には「人類みな麺類 東京本店」があり、コチラも人気です。
見れば見るほど変わったまぜそば屋です。行列するつけめん屋にありがちな女子供はすっこんでろ感は皆無。アルコールやコーヒー類の取り扱いが多く、カフェラテを飲みながらMacをタカタカしているニイチャンなどもおり、赤ちゃんやイッヌ連れもOK。フードデリバリーの受け取りも頻繁です。
私は定番商品の「人類みなまぜそば」を加え、自家製チャーシューを追加トッピングしてもらいました。極太メンマ、ニラ、白髪ねぎ、玉ねぎなどがバランスよく配置されており、まぜるのを躊躇するほどです。
チャーシューが美味しいですね。豚肉をじっくりと煮込んで仕上げており、脂はトロトロ、身は繊維に沿ってホロッとほどける柔らかな肉質が印象的。よく染みたタレが肉の芯まで行き渡り、麺との相性は抜群。最大の見せ場となるトッピングと言えるでしょう。
麺は「人類みな麺類」系列らしい全粒粉入りの丸みを帯びた太ストレートでモチモチとした食感が特長的。大盛は無料であり、そうして丁度良いボリューム感だったので、普通の食欲の方は脊髄反射で大盛にしましょう。タレにはやや粘度があり、魚介と醤油の旨味が感じられるベーシックな美味しさです。
また、卓上にはオヤジギャグ感満載の味変グッズも揃っており、酸味を加えることでスッキリとした後味に変化します。が、個人的には何も加えずそのまま食べたほうが、当店の「らしさ」を感じられるような気がしています。
「人類みなまぜそば」に「自家製チャーシュー」を付けてお会計は1,400円ほど。昨今の物価高を考えれば、まあ、こんなもんでしょうか。当店の価値はまぜそば屋らしからぬ空間づかいでしょうね。ラーメンが食べたすぎてタヒにそうなママたちが赤ちゃんをベビーカーに乗せて食べに来て、その後しばらくダベっていても問題ない居心地の良さ。「蒙古タンメン中本」行列時に子連れグループ事件も当店であれば大らかに対応できたかもしれません。

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目黒は焼鳥やトンカツ、カレーにラーメンと生活に密着した飲食店が多く、そのいずれのレベルも高い。地味ですが豊かな食生活が約束されている街です。
市や区など狭い範囲で深い情報を紹介する街ラブ本シリーズ。2015年の『目黒本』発売から約4年の年月を経て、最新版が登場!本誌は目黒に住んでいる人や働いている人に向けて、DEEPな目線で街を紹介するガイドブックです。