高級レストラン"また行きたい"偏差値【2026年最新版】

  • フレンチ イタリアン 中韓焼肉 和食 その他 
  • 私の主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の優劣ではありません。


高級レストランでナメられないためのマナー集

高級レストランには一種独特の雰囲気があります。「なんだか店に値踏みされているようで居心地が悪い」と感じる方が多いかもしれませんが、その通り、店は客のことを値踏みしています。

「お客様は平等に扱う」なんてのは大ウソです。レストラン業界には『ソワニエ(大切におもてなしするべき客)』という言葉があるくらいであり、一流の客や金払いの良い常連・重い客に対しては恭しく接し、どう見ても場慣れしていない一見客に対しては、人間だもの、おざなりな対応になるものです。

そこで、「高級レストランにあまり行ったことは無いが、ナメられたくはない」と考えるワガママな貴方のために、高級レストランにおけるマナーを整理しました。結構な長文となってしまったので是非ブックマークして頂き、必要に応じて読み返して頂けると幸いです。

ジャポネ/銀座一丁目

銀座インズ3の1階の通路沿いにある「ロメスパ」の聖地「ジャポネ」。夕方の営業は17時からとなっており、平日の17時きっかりにお邪魔したのですが、オープンと同時にL字型のカウンターが埋まり、すぐに待ち列ができるほどの人気ぶりでした。

ちなみに営業時間は人手不足の影響で3部制となっています。平日は10:30〜12:15、14:00〜15:00、17:00〜18:00の各枠1時間前後しか営業していません。土曜は夕方の部が休みで、日曜・祝日は定休日です。
壁や扉のないフロアの一角に、L字型のカウンター席が十数席のみ並ぶ、立ち食いそば屋のようなカジュアルな空間です。荷物を置くスペースもないため、サッと食べて退店する1人客に適しています。客層はサラリーマンや学生など男性が中心ですが、女性客の姿も見られます。
私が注文したのは看板メニューの「ジャリコ」。極太の茹で置き麺をマーガリン(?)で強引に炒め上げるという独自のスタイルです。具材にはエビ、肉、しその葉、トマト、シイタケ、オニオン、小松菜がたっぷりと投入されており、彩りも豊かで賑やかです。
さっそく一口。なるほど、これはイタリア料理のスパゲッティというよりは、平たく言えば「焼うどん」に近いベクトルですね。濃いめの醤油味にしそやトマトの酸味が駆け抜け、もっちりとした太麺が絡みつく。洗練されたパスタを期待して訪れると肩透かしを食うかもしれませんが、B級グルメとしての完成度は高く、ビジネスマンたちが愛する中毒性があるのも理解できます。
途中で卓上にドンと置かれた巨大な粉チーズで味変を試みます。ただ、この粉チーズは独特の風味が強く、私の口には合いませんでした。せっかくのシソやトマトの爽やかな酸味や、醤油の香ばしいバランスを覆い隠してしまうきらいがあるため、個人的にはプレーンなままで食べたほうが全体のまとまりが良いように感じます。
食事を楽しむ環境としては、背後に並ぶ行列の気配を感じながらサクッと食べて退店するスタイルなので、決して落ち着ける空間ではありません。しかし、銀座という一等地でありながら格安でボリュームのある一皿をいただける費用対効果は極めて優秀です。遠方から過度な期待を胸に何十分も並ぶというよりは、銀座周辺に用事があった際に、東京のロメスパの歴史を体験しにサクッと立ち寄る、というスタンスで訪れるのが正解なお店でしょう。

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SAMARQAND OSH MARKAZI N1(Центр Плова N1、サマルカンド オッシュ マルカジ)/サマルカンド(ウズベキスタン)

サマルカンドで一番の規模と人気を誇る「SAMARQAND OSH MARKAZI N1(Центр Плова N1、サマルカンド オッシュ マルカジ)」。ウズベク語で「Osh Markazi(オシュ・マルカジ)」は「プロフ・センター(プロフ専門店)」を意味し、「N1」はロシア語の読み方で「Nomer Adin(ナンバーワン)」を意味し、サマルカンド風プロフの名店として地元民・観光客の両方から好評を博しています。
ドーンとバスケットコートぐらいに広い店内。我々は混雑を避けるため開店と同時にお邪魔しましたが、開店後は次から次へとゲストが訪れ11:20にはもう満席。加えて14時過ぎには売り切れ仕舞いというスタイルなので、時間の限られた旅行者は計画的に訪れましょう。
席に着くとすぐに「当店はお通しを選ぶことができまして~」的なお兄さんがやって来ます。我々は「アチチュク(トマトとキュウリのサラダ)」としんなりしたキャベツのサラダをチョイス。
ついでに茶色い層状のものもゲットし、勝手に羊肉のラザニア的なものを想像していたのですが、実際は「バクラバ」というクルミとハチミツをたっぷり用いたスイーツでした。思っていたのとは違いましたが、これはこれでありよりのありです。
温かいお茶も自動的に出てきたのですが、これが課金されているのかどうかは知らない。また、周りを見渡すと前菜はひとり1皿取るのが一般的なようで、2人で3皿取った我々がどのように課金されたのかは知らない。
主題の「プロフ(オシュ)」。巨大な鍋(カザン)で作られるウズベキスタンの国民食であり、各地で少しづつスタイルが異なるのが興味深い。ちなみに当店はサマルカンド風であり、炊き込みご飯にたっぷりの羊肉、黄ニンジン、レーズン、ひよこ豆、うずら卵、唐辛子などがトッピングされます。ちなみにこれで0.5人前です。
ちなみにサマルカンド流のプロフは「混ぜない」ことが主流だそうで、お米と具材(お肉、黄色いニンジン)を別々に調理し、お皿に盛る際に層のように重ねるのが特徴です。お米はパラリと独立しながらも羊の出汁を芯まで吸い込み、ど力強い味わいに仕上がっています。また、クミンのスパイスが食欲を刺激し、レーズンの甘酸っぱさも洒落てます。
何も言わずともナンが提供されたので、きっと込み料金なのでしょう。プロフだけでなくナンもサマルカンド風というのがあって、シルクロード時代から「ナンはサマルカンド」と言われるほど人気です。タンドール(土窯)の熱で焼き上げられ香ばしく、他地域に比べてると分厚く密度が高く食べ応えあり。今回の旅行で様々な地域のナンを口にしましたが、当店のものが最も私の好みでした。
以上、プロフと付帯する小皿をお腹いっぱい食べてお会計はひとりあたり千円ほど。最高かよ。「名物に旨いものなし」とは旅行者内で流通する格言ですが、プロフに限っては名物・ソウルフード・国民食であって、きちんと美味しい。日本人の口にも合うし、日本に出店しても人気が出ると思うのだけれど、やっぱりあの大鍋で、それなりの量を作らないといけないから難しいのかなあ。

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ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化し◎〇△×と記した

年間を通じて外泊が多いので、ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化しました。

◎〇△×と記していますが、これは私が滞在した時点における感想であり、価格や為替の変動、混雑度合い、当時のスタッフの対応など偶然に因る部分も多いので、話半分に捉えてください。また、ハイアットやヒルトンは最上級会員であり、ひらまつは株主なので、素で予約する場合とは対応が異なるかもしれません。

費用対効果も重要視しています。お金に糸目をつけないお金持ちの方々とは観点が異なることをご承知おきください。

ところで、私は子連れ客とそれをコントロールできない宿泊施設を憎んでおり、そういった客層が支配的なホテルは自然と△や×が多くなります。しかしながら、これは見方を変えれば家族旅行に向いたホテルを選ぶ指標となり得るかもしれません。


【ハイアット】
<北海道>

<関東>
△:ハイアットリージェンシー東京ベイ

つけ汁無双 鷹丸(たかまる)/松山(那覇市)

沖縄最大の歓楽街、松山のはずれにある「つけ汁無双 鷹丸(たかまる)」。営業時間は21:00 から翌 07:00と、松山でのアルコール摂取後の炭水化物需要に振り切った営業スタイルです。
店内は思いのほか広く、カウンター席とテーブル席の配置によって、一人客から小グループまで幅広く対応している。ボックスシート風のエリアもあり、居酒屋系のツマミの用意もあるでの、三次会・四次会としても使えるかもしれません。
看板メニューの「無添加濃厚魚介豚骨つけ麺」。東京・板橋の名店「つけそば周」の流れを汲んでいるそうで、クリーミーで濃厚な魚介豚骨スープが特長的。豚骨を骨の髄まで長時間炊き出し、そこに魚介出汁を合わせることで、ドロリとした粘度を生み出しています。暴力的なまでの濃度と、無添加ゆえの雑味のない余韻が心地よい。卓上にはIHヒーターが用意されており冷めることが無いのも良いですね。
麺は太く、スープの圧倒的な存在感に負けないように設計されています。表面は滑らかで喉越しが良く、一方で、中心部にはしっかりとしたコシがあり噛み締めるたびに小麦の密度を実感できます。
つけ麺のほか、北海道スタイルのスープカレーも扱っています。ベースとなる豚骨と鶏ガラのダブルスープが、一般的なカレーショップのスープよりも圧倒的に深いコクを与えており、そこにキレのあるスパイスが溶け込んでいます。つけ麺店ならではの重層的な出汁の旨味とスパイスが交差する独創的な味覚です。
単なる深夜のラーメンの枠に収まらない、立派な専門店でした。濃厚なつけ麺で王道の満足感に浸るもよし、スパイスの効いたスープカレーで酔いを覚ますもよし。松山の夜を締めくくる選択肢として、これほど心強い存在はありません。

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寒い季節は沖縄で暮らしているので、旅行やゴルフだけで沖縄に来る人よりかは一歩踏み込んでいるつもりです。沖縄の人ってネットに書き込みしないから、内地の人が知らない名店が結構多いです。
沖縄通を気取るなら必ず読んでおくべき、大迫力の一冊。米軍統治時代は決して歴史のお話ではなく、今の今まで地続きで繋がっていることが良くます。米軍の倉庫からかっぱらいを続ける悪ガキたちが警官になり、教師になり、ヤクザになり、そしてテロリストへ。沖縄戦後史の重要な事件を織り交ぜながら展開する圧巻のストーリー構成。オススメです。

Emirhan Restaurant(エミールハン・レストラン)/サマルカンド(ウズベキスタン)

ウズベキスタン観光のハイライト、サマルカンドのレギスタン広場。その圧倒的な青のモスク群から徒歩でわずか5分ほど、マフムジャノヴァ通りの奥まった場所に位置する「Emirhan Restaurant(エミールハン・レストラン)」。知らなければ通り過ぎてしまうような隠れ家的な立地ですが、同名の人気ホテルに併設された当館は、現代サマルカンドにおける観光ガストロノミーの最高峰とも言える存在です。
店舗は3階建ての大箱。1-2階は団体客向けの大部屋ですが、当店の最大のハイライトは何と言っても3階の屋上テラス席でしょう。レギスタン広場のティラカリ・マドラサのドームを間近に望むパノラマビューは、まさに絶景。夕暮れ時から夜のライトアップにかけての時間帯は、サマルカンド滞在中に一度は体験したい圧倒的なロケーションです。
まずはウズベキスタンを代表するビールブランド「Sarbast」の無濾過(アンフィルター)タイプで乾杯。無濾過ならではの少し白濁した黄金色で、酵母由来のフルーティーな香りとまろやかなコクが広がります。一般的なラガーよりも口当たりが柔らかいのもいいですね。
食事は「フレッシュサラダ」から。驚くほど甘い完熟トマトと瑞々しいキュウリやパプリカに、パリパリに焼かれた生地(?)がトッピングされています。野菜のジューシーさと生地のクリスピーな香ばしさが口の中で混ざり合い、シンプルな調味ながら見事な食感のコントラストを描き出しています。
続いて中央アジア版の焼きパイである「Samsa(ミート・サムサ)」。窯の熱でパリッと香ばしく焼き上げられた生地からは、まるでフランスのブーランジェリーを思わせる重層的な口当たりを堪能できます。中には細かく刻まれたジューシーな肉と玉ねぎが詰まっており、クミンの香りが食欲を猛烈に刺激する。
スープ料理には「Beef Shurpa(ビーフ・シュルパ)」。牛肉の旨味が黄金色のスープにしっかりと溶け出しており、スプーンで簡単に解れるほどホロホロに煮込まれた大きな牛肉の塊と、出汁をたっぷり吸ったジャガイモや人参がと共に愉しみます。
〆の炭水化物に「Lagman Fried(フライド ラグマン)」。手打ちの太麺をトマトベースのソースと具材で炒めており、どこか日本のスパゲティ ナポリタンを想起させます。また、コシの強い極太麺がスパイシーで濃厚なソースを纏う姿は、名古屋の「あんかけスパ」にも通ずるパンチと力強い食べ応えがあります。トマトの酸味とクミンの刺激が絶妙に融合し、どこか懐かしくもエキゾチックな味わい。イタリアンでも中華でもない、中央アジアの熱気が凝縮された麺料理の決定版でしょう。
以上を2人でシェアし、軽く飲んでお会計はひとりあたり3-4千円といったところ。現地のローカル食堂に比べれば明らかに高価ですが、この眺望と英語が通じる安心感を考えれば、旅行者にとっては充分に納得のいくディールでしょう。屋上テラス席は競争率が高いため、ホテルのコンシェルジュ経由で予約してからどうぞ。

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キエチュード(Quiétude)/上野

上野駅と稲荷町駅の間に位置するフランス料理店「キエチュード(Quiétude)」。店名はフランス語で「平穏、静けさ」を意味し、すぐ近くにある下谷神社の存在が何処か示唆的です。
店内はカジュアルな雰囲気で、ドレスコードも無いためジャージ姿の家族などもいました(画像は公式ウェブサイトより)。この敷居の低さからか子連れのゲストが多く、お子様向けのセット(?)の用意もあるようです。
酒は高くなく、グラスワインやノンアルコールドリンクも充実しており、やはりファミリー層でも安心して楽しむことができるでしょう。荒木栄朗シェフは熊本県出身で、「ひらまつ」や「エスキス」などで腕を磨き、渡欧経験もあるそうです。
アミューズはホタルイカのピサラディエールにパイ生地のクリ−ムチーズと生ハム、グジェール。いずれも美味しく、とりわけホタルイカの濃厚な肝の旨味には心を奪われるのですが、すげえ仕事が遅いですね。作業スピードというよりも段取り不足。開始15分で不吉な予感しかしません。
馬肉とシラスとアボカドをクレープで手巻き風に楽しむひと品。こちらも見た目通りの味わいなのですが、どうしてこんな料理、というか素材をポンポン置いていくだけのものに長時間を要するのかがわからない。スタッフはウジャウジャいるのに作業は任せられておらず、みんなでシェフの一挙手一投足を見守っています。まるでお料理教室のような光景である。
明らかにシェフがボトルネックとなっているのに、シェフ自ら直々にパンをカットしてくれます。こんなもんホールの新入りにやりゃせりゃいいのに。私の心は「平穏」どころかささくれ立って来、また、他のゲストも暇そうにスマホばっかいじっています。ベビーカーの赤ちゃんはずっと泣き叫んでいる。わかるよ、僕も泣きたいぐらいだ。
スッポンをミネストローネ風に楽しみます。これもリヒートするだけじゃんか。どうしてこの料理が出るのに30分かかるのか理解不能。このスピード感で大箱でも働いてたって大丈夫かな。当時の先輩の怒りが手に取るようにわかります。
お魚料理はヒラスズキ。何となく見えてきたぞ。各ゲストは予約時間はバラバラなのに、魚料理や肉料理の調理タイミングは同じであり、イクときは一緒ってやつか。それならそうと一斉スタートにすればいいのに。港区の2回転の高級店は給食みたいで情緒が無いなあと思う一方、ここまで提供速度が遅いと情緒もへったくれもないので、何事もバランスが大事だと勉強になりました。
結局、肉料理は全テーブルで揃って頂きます。早い時間の予約客はグラーヴェで、遅い時間の予約客はアダージョ。私のようにせっかちなタイプの方は遅い時間に予約を入れたほうが、テンポ良く食事を楽しむことができるでしょう。ちなみに肉の味は忘れました。
図々しくもチーズを進めてくるのですが、早く家に帰ってポケモンの続きをやりたかったのでパス。なのですが、けっきょく他のテーブルでチーズの注文が入ったため、シェフはチーズの開封の儀とご奉納の儀に手を取られるため待機民が爆誕。ちなみにこちらはお口直しのアイスなのですが、味は中くらいなのでピノをひと粒づつ配ってくれた方が効率的に感じました。
デザートはタルトタタンにフロマージュブランを用いたクリーム。この時わたしの怒りは頂点に達しているのですが、シェフはニコニコと終始朗らかな雰囲気なので人としての器が大きすぎる。この強靭なメンタリティは一朝一夕で身につくものではない。実家太いのかな。きっと余裕のある人生を送ってきたに違いありません。
小菓子とハーブティーを口に放り込んで逃げるように退店。私がこれまで訪れたフランス料理店の中でもトップクラスに仕事の段取りが悪い店でした。一方で、料理自体はそこそこ美味しく、この質と量のコース料理を1万円程度で楽しめると考えれば悪くないディールです。

私のような狭量な人間が行くべき店ではなく、子連れのママさんたちが高級ファミレス行く、みたいな使い方であれば本領を発揮できそうです。ここは精神と時の部屋。心にゆとりをもってどうぞ。

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日本フレンチ界の巨匠、井上シェフの哲学書。日本でのフレンチの歴史やフランスでの修行の大変さなど興味深いエピソードがたくさん。登場する料理に係る表現も秀逸。ヨダレが出てきます。フランス料理を愛する方、必読の書。