高級レストラン"また行きたい"偏差値【2026年最新版】

  • フレンチ イタリアン 中韓焼肉 和食 その他 
  • 私の主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の優劣ではありません。


高級レストランでナメられないためのマナー集

高級レストランには一種独特の雰囲気があります。「なんだか店に値踏みされているようで居心地が悪い」と感じる方が多いかもしれませんが、その通り、店は客のことを値踏みしています。

「お客様は平等に扱う」なんてのは大ウソです。レストラン業界には『ソワニエ(大切におもてなしするべき客)』という言葉があるくらいであり、一流の客や金払いの良い常連・重い客に対しては恭しく接し、どう見ても場慣れしていない一見客に対しては、人間だもの、おざなりな対応になるものです。

そこで、「高級レストランにあまり行ったことは無いが、ナメられたくはない」と考えるワガママな貴方のために、高級レストランにおけるマナーを整理しました。結構な長文となってしまったので是非ブックマークして頂き、必要に応じて読み返して頂けると幸いです。

グルガオン(GURGAON)/銀座

2026年3月にムンバイとデリーを巡ろうと計画し、航空券の予約まで入れていたのですが、イラン問題によりインドじゅうのガスが枯渇しレストランが軒並み閉店したため旅行は中止。仕方がないので銀座の北インド料理店「グルガオン(GURGAON)」にお邪魔します。ちなみに店名はデリーのすぐ近くにある新興ITビジネス都市です。
ちなみに当店は、かつて中央区八重洲に存在し2023年4月に再開発のため惜しまれつつ閉店した「ダバ インディア」の姉妹店。もちろん百名店に選出されています。30-40席ほどのキャパであり、スタッフの客あしらい含め、典型的なインド料理屋さんといった風情です。
ビールは700-800円ぐらいだったかな。せっかくなのでインドのビールを中心に楽しみました。その他、インド産のワインなどの用意もあるようです。
お通しは「パニプリ」。球体状の揚げた生地にソースを流し込み、ひと口で頬張ると酸味、辛味、ハーブの清涼感が爆発します。これから始まるスパイス料理への期待を高める最高のアペタイザーと言えるでしょう。
このお店の代名詞とも言える「チーズクルチャ」。タンドール窯で焼かれたナンの中にガーリックの香りと濃厚なチーズがたっぷりと入っており、熱々でもっちりトロトロの食感がたまりません。
グルガオンサラダ。いわゆるグリーンサラダであり、ドレッシングはひとクセあるものの、全体としては凡庸に感じました。もっと日本人が作れなさそうな、(良い意味で)変なサラダを注文すれば良かったかな。
タンドール料理はチキンとカリフラワー。スパイスとヨーグルトのタレにしっかり漬け込まれ、炭火の香ばしさも身に纏っており、ビールが進む専門家です。
こちらは自家製のインドチーズ「パニール」と野菜を焼いたもの。パニールは加熱しても溶けず、キュッとした独特の歯ごたえと淡泊ながらもミルキーな味わいが特長的。調味はスパイスを中心に組み立てており、この味の濃さ・食べ応えでベジタリアン料理なのは興味深い。
インド東部ベンガル地方のサバカレー。脂の乗ったサバを主役に、マスタードオイルやマスタードシード特有のピリッとした刺激と、独特のほろ苦い風味が効いています。ものすごい魚魚してるのですが、臭みはなくサバの持つ濃厚な旨味クセになる。なんとも中毒性のあるカレーです。
マトンビリヤニ。パラパラと軽やかなバスマティライスにマトンの深い旨味がしっかりと染み込んでおり、口に運ぶたびにシナモン、カルダモン、クローブといった香辛料が幾重にも重なって広がります。ゴロゴロと入ったマトンも食べ応えがあり美味。重層的な味のレイヤーを楽しめるひと品です。
以上を2人でシェアし、軽く飲んでひとりあたり5千円ほど。銀座で上質なインド料理をたっぷり食べてこの支払金額はリーズナブル。ランチはカレーとナンのセットを中心に提供しており行列が生じるほど人気だとか。次回はお昼にお邪魔したいと思います。

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ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化し◎〇△×と記した

年間を通じて外泊が多いので、ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化しました。

◎〇△×と記していますが、これは私が滞在した時点における感想であり、価格や為替の変動、混雑度合い、当時のスタッフの対応など偶然に因る部分も多いので、話半分に捉えてください。また、ハイアットやヒルトンは最上級会員であり、ひらまつは株主なので、素で予約する場合とは対応が異なるかもしれません。

費用対効果も重要視しています。お金に糸目をつけないお金持ちの方々とは観点が異なることをご承知おきください。

ところで、私は子連れ客とそれをコントロールできない宿泊施設を憎んでおり、そういった客層が支配的なホテルは自然と△や×が多くなります。しかしながら、これは見方を変えれば家族旅行に向いたホテルを選ぶ指標となり得るかもしれません。


【ハイアット】
<北海道>

<関東>
△:ハイアットリージェンシー東京ベイ

ソロ客でも食を堪能、悪目立ちせず店にも嫌気されない。これが「孤食の流儀」だ


高級レストランに「おひとりさま」で行くときのリアルな心得をまとめました。 

ソロ客の貴方はある種、不気味な存在で悪目立ちします。距離感バグって店主にかまってちゃんなど愚の骨頂。周囲の目には「通ぶっているだけの薄っぺらい客」と映っているかもしれませんよ。

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ジュネ/前島(那覇市)

那覇にいながら石垣島直送の麺を使った本格的な八重山そばが楽しめると評判の「ジュネ」。50年近い歴史があるそうで、前島エリアのランチ需要を長年引き受け続けています。場所はとまりんの裏あたりであり、私の推しのカレー屋「タマニカレー」のすぐ近くです。
店内はかなり広く、トータルで50席以上あるでしょうか。個人経営のそば店としてはかなり大規模なお店と言えるでしょう。インテリアはスナック時代の物理的遺産が色濃く残されており、特に重厚なカウンターがエモいです。
今回は2人で訪れ、「八重山そば」「てびちそば」のそれぞれ大サイズを注文。スープと麺は同じでトッピングのみが異なるとのことなので、肉類を交換こしながら頂きます。
こちらは「八重山そば」。スープは豚骨、鶏ガラ、カツオの合わせ出汁でしょうか。透明感がありつつも動物系のコクがしっかりと感じられます。トッピングとして八重山流に細切り(短冊切り)にされた豚肉とかまぼこがのっています。
麺は、あれ?八重山そばの麺ってこんなだったけな。私の理解では丸みを帯びたストレートの細麺だったのですが、当店のそれは太目の饂飩麺のような形状です。とは言えネット上の情報では一様に石垣島から直送された本場の麺」と記されているので、恐らく私の頭のネジが緩んでいたのでしょう。定義はさておき、歯切れの良さとモチモチ感が共存しており、麺としてきちんと美味しい。量もたっぷりです。
こちらは「てびちそば」。一般的な沖縄そばのてびち(豚足)は甘辛い醤油ベースで濃く煮込まれることが多いですが、ジュネのてびちは塩茹でに近い仕上がり。プルプルとしたコラーゲン質の食感と豚肉本来の甘みをダイレクトに楽しむことができ、あっさりとした出汁のスープと調和します。
「ジューシー」は単品150円のところ、そばとセットで注文すれば50円引きで楽しむことができます。おにぎりスタイルでの提供で、恐らくそばと同じ出汁を使って炊き上げられており、あっさりとしていながらも米の一粒一粒に旨味が凝縮されています。
麺はイメージと少し違いましたが味そのものは上々。また、麺量は他店よりも全く多く、見事な血糖値スパイクを決め込んでくれました。沖縄そばとしては独特のスタイルであり、「八重山そば」とは何たるかを議論するのではなく、「ジュネのそば」を楽しみに是非どうぞ。

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オオハラ エ シーアイイー(OHARA ET CIE)/西麻布

西麻布の閑静な住宅街にあるフランス料理店「オオハラ エ シーアイイー(OHARA ET CIE)」。2000年創業と、この辺りでは中々の老舗です。地下に下っていく美術館のようなアプローチが印象的。
我々はランチにお邪魔しましたが、地階ながら吹き抜けのテラスに自然光が差し込み開放的な雰囲気(写真は一休公式ページより)。

大原正彦シェフは陸上自衛隊経たのちにフランス料理の世界へ。フランスの名店で経験を積んだ後、帰国後は「Q.E.D.CLUB」の厨房を統べました。2000年に当店を開業したのち、ミシュラン東京で1ツ星を獲得しています。
ワインはそう高くなく、お料理に合わせたセットも5杯で8千円かそこらと悪くなかったので、そちらを選択。PBのシャンパーニュに始まり、フランスの定番ものをたっぷり注いでくれ、きっちり酔えます。
アミューズは棒状の白身魚の微塵粉揚げにパニプリ。前者はサクッという快音とともに楽しむ上品な旨味が泡ものにピッタリ。後者にはらブルサンを思わせる濃厚でハーブ香るクリームチーズが溢れ出し、ディルの清涼感とエシャロットの微かな辛みが全体をキリッと引き締め、そこにトビコの弾けるような塩気がアクセントとして加わります。多層的な旨みが炸裂する鮮烈な幕開けです。
カリフラワーのムースとズワイガニのタルタル。きめ細やかでシルキーな舌触りからはカリフラワー特有の滋味深い甘さが感じられ、ズワイガニの濃厚な旨みと溶け合います。添えられたキャビアの強めの塩気が全体の輪郭をくっきりと浮き立たせており必然性がある。「追加でキャビアはいかがでしょうか?」などと提案する金満主義の阿保な店は見習って欲しいものです。
パンは自家製。穀物の深みが感じられる仕様であり、素朴な仕立てではありますが濃厚なソースと共に楽しむにはピッタリの味覚です。
続いてフォアグラ。らかな舌触りのフラン(洋風茶碗蒸し)と、表面をカリッと香ばしく焼き上げたポワレ。異なる二つのテクスチャーでフォアグラの脂の甘みを堪能できます。ここに絡むのが力強い香りのトリュフソース。フォアグラの重厚な旨みにトリュフの官能的な香りが奥行きを与え、まさにフランス料理を象徴する味わいです。「追加でトリュフはいかがでしょうか?」などと提案する金満主義の阿保な店は見習って欲しいものです。
お魚料理はしっとりと仕上げており、その土台に旨みの塊であるどんこ椎茸と、そのエキスをたっぷり吸い込んだナスのラグーを廃しています。山と海の出汁の共演が魚の淡白な味わいに深みを与える。ソースに忍ばせたイカスミの香りが仄かな潮のニュアンスとミネラル感をプラスし、料理全体にミステリアスな影とコクを添えています。
お口直しに白ワインとジンジャエールのグラニテ。白ワインの持つ上品な酸味とフルーティーな香りに、ジンジャエールのピリッとした刺激と細かな発泡感が重なります。冷たく潔い口溶けが味蕾に心地よい。
メインは黒毛和牛のザブトン。とろけるような脂の甘みと赤身の力強さが主題であり、そこに王道のフォンドヴォーソースが重厚なツヤとコクを与えます。興味深いのは付け合わせの栗のピューレで、その自然な甘みが肉の塩気と対比しています。オクラをベーコンで巻いたひと品も独特の食感とスモーキーなアクセントを加えてとても良い。
デザートはほうじ茶のクレームブリュレと黒ゴマのアイスクリーム。ほうじ茶の落ち着いた香ばしい香りと黒ゴマのビターな風味が良く合う。和のニュアンスをフレンチの技法で昇華させており、甘美でありながらどこか心落ち着く、食事の締めくくりに相応しい逸品です。
お茶菓子まで抜かりなく美味。ごちそうさまでした。以上のコース料理が1.3万円程で、ワインをたっぷり付けてもらっても2万円かそこらと大変お値打ち。見事な費用対効果です。

後から知ったことですが、大原シェフは先日急逝され、現在は共に道を歩んできた安田シェフがその跡を継いでいらっしゃるとのこと。老舗の安定感がありながら、どこかモダンで軽やかなプレゼンテーションを感じたのは、そうした背景があったからなのかと腑に落ちました。

巨星を失ったことはフランス料理界にとって大きな痛手ですが、彼が遺した料理という遺産は、今こうして確実に次の一歩へと繋がっています。個人の功績を土台に、組織や文化がまた一歩、階段を昇っていく。そんなフランス料理の前進を皿の上に見た気がします。料理は続いている。それがすべてだ。

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二軒目(にけんめ)/栄町(那覇市)

迷宮のような路地と木造建築が密集する栄町市場のなかにある「二軒目(にけんめ)」。もともとは牧志の平和通り周辺で営業していていたそうですが、現在は歴史的な建物である「ひめゆり同窓会館」の1階に移転しています。OTVの「アゲアゲめし」でも取り上げられました。
立ち飲みスタイルの酒場はありますが、簡易的なハイチェアやテーブル席の用意もいくつかあります。軒先の焼き台から道行く酔客に「こんばんわ~」と声をかけるマスターが実に愛くるしく、二軒目どころかシラフの一軒目から行きたくなる感じの良さです。
オリオン生ビールは500円という栄町価格。泡盛が充実しているのは当然として、マスターが鹿児島にゆかりがあるのか芋焼酎のラインナップも方法でした。なお、料理につき、食材はすべて栄町市場内で仕入れているそうです。
ウズラの卵のピクルス。ひと口サイズの中にウズラの卵特有の濃厚でまろやかな黄身のコクが凝縮されており、続いてピクルス液の爽やかな酸味によってキリッと引き締められています。、中毒性の高い名脇役です。
島豆腐。大豆の旨味がギュッと詰まっており、独特の力強い歯ごたえと塩気が特長的。たっぷりの鰹節が立ち上る香りと共に深い出汁のような旨味をプラスします。
沖縄の食文化を象徴するヤギ刺し。赤身肉のしっとりとした柔らかさと、皮付き部分のコリコリとした力強い弾力を同時に楽しめます。噛むほどに肉本来の野生的なエネルギーが溢れ出し、一度ハマると抜け出せない魅力があります。
ズリポン。油で揚げることで砂ずりの表面はカリッと、中はプリッとした弾力が生まれ、噛むたびに心地よいリズムが生まれます。そこへポン酢がジュワッと染み込み、脂の重さを酸味が爽やかに中和してくれます。
以上を食べ、軽く飲んでお会計は4千円ほど。手頃な価格設定と奇をてらわないメニュー構成ながら、ひと品ごとに誠実さが感じられる佳店でした。栄町という街の懐の深さを、そのまま体現したような一軒として記憶に残る酒場です。

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木蓮(もくれん)/目黒

権之助坂を下った大鳥神社交差点近くにある「木蓮(もくれん)」。目黒駅から歩いて10分以上を要しますが、平日のランチタイムでさえ予約が推奨される、地元では大人気の韓国料理店です。
店内は木目調の温かみのある空間で、韓国のヴィンテージ家具などを活用しているそうです。私は開店と同時にお邪魔したためカウンター席にご案内頂けましたが、その後、予約無しで訪れた方々は皆、肩を落として帰っていっていたので、平日ランチと言えど予約したほうが確実です。
ランチに付随する前菜類。左からキムチ、モヤシ、豆腐であり、いずれも複雑で今後の展開を期待させる味覚です。なんかビール飲みたくなってきたな。
私は「参鶏湯(サムゲタン)」を注文。若鶏の中に高麗人参となつめ、にんにく、もち米を詰めて約2時間煮込んだ韓国の代表的な保養食です。鶏肉4分の1サイズは1,250円、ハーフサイズで1,800円で、当然にハーフサイズでお願いしました。
鶏肉は解体された状態でお持ち頂けます。おお、これはスープが美味しいですねえ。何かを長時間かけてじっくり炊き上げたことがビンビンに伝わるコクの深さであり、濃厚ながらも上品な味わいを実現しています。

鶏肉はスプーンで簡単にほぐれるほどホロホロと柔らかく、もち米もたっぷり。鶏の脂がほどよく回ったスープと、とろりと溶け出したもち米が一体となり、奥行きのある立体的な美味しさが感じられます。    
ランチには通常の白ゴハンも付随し、お代わりもOK。参鶏湯のお米はもち米であり、なるほどこうして対比しながら楽しむのも乙な味。スープが濃厚で、ゴハンが進むのなんのって。
美味しかった。先日の「明洞(ミョンドン)」では同じ参鶏湯と言えどかなりきつい思いをしましたが、当店のそれは韓国料理の名誉を挽回してくれる美味しさでした。となると他の料理も気になる。次回は夜に、色んな料理をたっぷり楽しみにお邪魔したいと思います。

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目黒は焼鳥やトンカツ、カレーにラーメンと生活に密着した飲食店が多く、そのいずれのレベルも高い。地味ですが豊かな食生活が約束されている街です。
市や区など狭い範囲で深い情報を紹介する街ラブ本シリーズ。2015年の『目黒本』発売から約4年の年月を経て、最新版が登場!本誌は目黒に住んでいる人や働いている人に向けて、DEEPな目線で街を紹介するガイドブックです。