どん詰まりのごみ捨て場の奥に案内板が。それに従い3Fまで階段で登るとお目当てのゲストハウスにたどりつきます。ちなみにこの案内板、最後の「E」の文字が照明で隠れがちであり、「HIV」に見えることが多々あって複雑な気分。
島のちょっとしたカフェのような佇まいの入り口。ドアノブにはロックがついており、日中は開放されているのですが22時以降は宿泊者専用のパスワードが必要となります。
チェックインを済ませてスタッフに館内を案内してもらう。元々は関西系のゲストハウスチェーンらしく、スタッフはみな関西人で、妙に関西弁に溢れた空間です。オープンして3週間程度であり遍く知れ渡るにはもう少々の時間を要するのか、ベッドは半分ぐらいしか埋まっていませんでした。ゲストの半分は外国人で、中でも中国人が多いように感じました。
私に割り当てられたベッド。予約サイト上での表記では「ドミトリー」との表記でしたが、どちらかというとカプセルホテルに近い。各部屋にパーティションがあり、プライバシーが確保されていました。小さな机(?)や鏡もある。
ただ、パーティションは薄くトイレの個室ように上部は開いているつくりであるため、物音は丸聞こえです。電話などは間違ってもできません。目覚ましのスヌーズをいつまでたっても切らない輩がひとりでもいると、館内全員が起床せざるを得ない仕様です。
リネン類はピカピカのものが用意され、ゲストがセルフで準備する形式。「もし暑ければどうぞ」と小型の扇風機も貸し出してくれました。その他、ゲストひとりひとりに鍵付きのロッカーが与えられます。wifiは繋がったり繋がらなかったりするのであまり期待しないほうがよいでしょう。
共用の洗面所。オープンして間もないだけあってピカピカです。ただし時々女の髪の毛がホラー映画のように落ちていたりと、先客の民度によっては不愉快な思いをすることもしばしば。
共用のシャワールームもキレイです。ただし洗面所同様、女の髪の毛がとぐろを巻くように落ちていたりと、やはりゲストのマナーに左右される。また、ブースが2つしかなく、ピークタイムには使えないときに使えない場合があったりもします。
洗濯機・乾燥機それぞれ1回200円。洗剤は無料です。こちらも当館においてそれぞれ1台しかないため、使いたいときに使えるわけではないのでご注意を。
トイレもキレイ。もちろんウォシュレット完備です。
共用のキッチン。溢れ出るイケア感。調理器具や調味料、食器などは自由に利用してOK。冷蔵庫にモノを入れる場合は自身の名前を書くという、典型的なゲストハウス方式です。
キッチンの背面にあるダイニング。宿泊者憩いの空間であり、こちらも自由に利用して構わないのですが、自由の意味を履き違えた連中が夜間であってもゲラゲラと高笑いし手を叩いて大騒ぎしたりするのが癇に障る。もちろんゲストハウスとはそのようなコンセプトであり、秩序に神経質な人間(私です)が泊まるほうが悪いのでしょう。
ハコ自体は新しく清潔で、1泊4,000円弱という金額も悪くはない。ただ、夜中に酒宴から戻ってきて飲み会のテンションのまま話す連中がいたり、就寝中のゲストがいるというのにドアやロッカーをバタンバタン大きな音を立てて締めたりする輩がいたりと、どうしても他のゲストのマナーの良否に居心地が左右されてしまう宿泊施設です。
見方を変えれば、無神経で気が利かなく、マナーを破ることに些かの躊躇いも無い客にとっては極めてリーズナブルな宿泊施設でしょう。広い心で楽しみましょう。
ハコ自体は新しく清潔で、1泊4,000円弱という金額も悪くはない。ただ、夜中に酒宴から戻ってきて飲み会のテンションのまま話す連中がいたり、就寝中のゲストがいるというのにドアやロッカーをバタンバタン大きな音を立てて締めたりする輩がいたりと、どうしても他のゲストのマナーの良否に居心地が左右されてしまう宿泊施設です。
見方を変えれば、無神経で気が利かなく、マナーを破ることに些かの躊躇いも無い客にとっては極めてリーズナブルな宿泊施設でしょう。広い心で楽しみましょう。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。