「昔の上海」をイメージしているそうで、家具や調度品などは上海のアンティークを使用しているそうな。しかしながらこの椅子、背骨に沿って湾曲しておらず地面に直角なのですごく座りづらかった。
ゆうべはバリキャリ女子ふたりと飲んでさ。異性交遊についての考え方とか、とてもためになったよ。何よりすごく楽しかった。マキシ丈の純白のワンピースを着たロリ系女子にグラスを合わせる。昼から飲むビールは格別である。
小鉢と漬物。右からザーサイ、中はクラゲ、左は何かの揚げ物で、カレーの風味がきいて食欲が弾みます。サービスは決してぶっきらぼうというわけではないのですが、料理の説明が一切なく、新時代の塩対応です。
「女2男1の飲み会ってちょうどいいよね。女子がある程度集まれば悪口大会になりがちだけど、そこに男がひとりいれば、その悪口が加速することは無くなる。人の話をきちんと聞ける、中性的な男であれば尚良し」それは私のことですねわかります。
蒸し野菜は奥のパクチーソースで頂きます。
ところで私は初デートは土日のランチにしたいタイプ。ホテルのダイニングのように公衆の面前に晒された健全な空間で会うようにしています。が、ゆうべの彼女たちは「平日の夜の方がいい」との意見であったのが、新たな気づきでした。「なんかそれ、東カレの連載でもあったなあ。休みの日だと、そのためだけにおめかししてお出かけするからハードルが高いって。平日だと仕事帰り感があるから気がラクだって」
点心はおそらくシュウマイか何かなのですが、特に説明が無かった。味が濃く、まあまあ美味しいです。
あと、デートは絶対に男子から誘って欲しいって。女からは誘わないもんだって。そんなもんかねえ。「それは絶対に違う。自分からガンガン攻めていく女子はいくらだっているわ。ただ、そういう女の子は、他の女の子に知られることなく鮮やかに物事をフィニッシュしていくから、気づいたときには勝負アリ、なのよ。行き遅れた井戸端会議市場にそういう女は登場しない」あたしがあなたにコンタクトしたみたいにね、と片目を瞑る彼女。
遅くなっても何もしないよりはマシだ。世のこじらせ系女子のみなさん、どんどん男子を口説いていきましょう。
スペシャリテの鮑ご飯。名前ほどアワビが入っていないのですが、強い塩気と海鮮系の出汁の風味は中々のものであり、たっぷり放り込まれた白米とあわせると結構美味しい。二日酔いの身にはちょうど良い味覚です。
スープはいわゆるランチセットのオマケ味でした。
杏仁豆腐はおそらく既製品でなく手作り。高級中華料理屋で食べるそれと同等の味わいでありグッドです。
ランチのセットで酒を除けば1,500円。この立地でこのボリュームであれば悪く無い価格設定です。遠くからわざわざ来るというよりは、地元民がフラっと訪れるにちょうど良いお店。それでも結局は満席になっていたので、ryu-ryuからの転進は成功を収めたと言って良いでしょう。
関連記事
当店の近所の中華料理店は下記の通り。どの店も圧倒的にランチがお得です。十番で中華は昼がオススメです。
- 火鍋 三田 ←なんて素敵な地獄絵図。暑い夏に最適なレストラン。
- ナポレオンフィッシュ ←中国の少数民族料理。今までに無い調味料の使い方!当店に限っては夜も良いです。
- 飄香 ←夜は高級店ですがランチは驚くほどリーズナブル!
- 永新 ←単品モノは高いですが、スープの旨さに悶絶!
- 登龍 ←ギョーザが1人前2,000円という地獄。
- 御膳房 ←ここもランチ。ランチコースもありますが、一番安いセットメニューで充分。
- 萬力屋 ←チェーン店ですが結構おいしくリーズナブル。
- 富麗華 ←中国飯店グループの旗艦店。ですが、高いだけです。
- 紫玉蘭 ←富麗華のセカンドライン。ランチは800円~と一気にお得に。
- 麻布十番グルメまとめ ←ほぼ毎日、麻布十番で外食しています。その経験をオススメ店と共に大公開!