立地はあのおにまるが入居するビルの地下。昔は喃喃というビストロが入居しており、その後も体感半年おきに店が変わる印象のテナントです。ランチタイムど真ん中にお邪魔したのに店内はガラガラ。店員同士が座り込んでダベっており営業しているのかよくわからない有様であり、思わず引き返しそうになりました。
サービスランチといった類はなく、通しで同じメニュー構成のようです。王道だと「ブランチ」メニューから選択すべきなのでしょうが、無類のブリトー好きの私は「ビッグブリット」を注文。店員は外国人またはそれに順ずる帰国子女(日系人?)ばかりであり、公用語は英語。まるで海外旅行に来たかのようです。
注文後に調理が開始され、数分にて着丼。一般的にブリトーは作り置きの具材を包んで終わりのお店が多い中、作りたてというのは斬新。それにしてもその名の通りビッグであり、ややもすると南インド料理のマサラドーサ級の迫力があります。それをナイフで2つに切り、極太のヌンチャク状態。
これで半分。フランスのバゲットほどのサイズ感。
中身はチョリソ、卵、ゴマ、ライス、豆類、ホウレンソウなど。サワークリームの量は僅かでありアボカドは入っておらず、一般的なブリトーというよりは、炒飯をクレープで巻いたような印象。これはこれでありよりのあり。
もう半分。さすがに一気に食べることはできないと観念し、持ち帰りにと白旗をあげる。このあたり手馴れているようで、手早くラッピングした上にソースやお手拭などもご用意頂けました。すごくアメリカンです。お会計は1,750円。昼夜2食分と考えればある意味リーズナブルかもしれません。
食事中、客なのかダチなのかよくわからない外人が店に入ってダベり始めるなど、純ジャパがイメージする西海岸(?)な雰囲気です。ブラザーと認められれば居心地の良い溜まり場となりそう。十番は外人慣れした街ではありますが、その中でも際立って外国の風を感じるカフェでした。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。