平日ランチは13時~と変わった営業時間帯。この日は土日祝だったので11時~のランチ営業です。13時頃に訪れたのにも関わらずほぼ満席と手堅い人気が窺えます。
あんかけ炒飯の「黒」を注文。スープも自動的に付帯します。
「黒」とは「豆板醤と甘みその辛子味噌味」のこと。ぐるんぐるん豪快に中華鍋を振り乱し、勢い良く調理された炒飯の上に、中華風カレーよろしくたっぷりの餡が注がれます。具材は挽肉・タケノコ・ピーマン・タマネギ。伝統的な街場の炒飯に暴力的なまでに太い味の餡が妙にマッチ。
スープはややガソリンというかペトロールというか、キューピー人形のような香りがありイマイチ。あの独特な香りは何由来なのでしょうか。
何だかんだでメニューは30種以上あるような気がします。大将おひとりで連続的に調理されており中々の重労働。他方、マダムのほんわりとした受け答えや笑顔に癒される。いずれのメニューも1,000円前後と割高なのですが、何ともノスタルジックな雰囲気は何ものにも代え難い。こういう味のあるお店がしれっと溶け込んでいるのが麻布十番のすごいところです。
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当店の近所の中華料理店は下記の通り。どの店も圧倒的にランチがお得です。十番で中華は昼がオススメです。
- ナポレオンフィッシュ ←中国の少数民族料理。今までに無い調味料の使い方!当店に限っては夜も良いです。
- 飄香 ←夜は高級店ですがランチは驚くほどリーズナブル!
- 永新 ←単品モノは高いですが、スープの旨さに悶絶!
- 登龍 ←ギョーザが1人前2,000円という地獄。
- 御膳房 ←ここもランチ。ランチコースもありますが、一番安いセットメニューで充分。
- 富麗華 ←中国飯店グループの旗艦店。ですが、高いだけです。
- 紫玉蘭 ←富麗華のセカンドライン。ランチは800円~と一気にお得に。
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