オープンと同時入店であったためガラ好き。しかしながら退店までこの調子だったので、普段から空いているお店なのかもしれません。カウンターが十数席に個室がいくつかと、使い勝手が良さそうです。
『旬の食材を使用したカウンター天ぷら』がコンセプト。ランチでは天丼や天せいろなどのメニューが中心です。
私は揚げ物という気分ではなかったため、天邪鬼ながらも『日替わり定食』を注文。『豚生姜焼と焼魚』 という記載であったため、何の焼魚かとスタッフに問うと、「少々お待ち下さい」との回答でした。
答えは赤魚(の西京漬け?)。淡白で上品な味わいであり、ゴハンが進みます。夜はコレをツマミに日本酒なんてのもありよりのありでしょう。
豚生姜焼。肉質はそう悪くないのですが、タレがデロンデロンに濃く繊細さが感じられない。生姜の風味に乏しく、一方で、必然性に乏しいマヨネーズが添えてあったりと、焦点が定まらない味覚です。
白米はかなり美味しい。一粒一粒がピカピカと輝いており、その偉大な食感を主張する炊き加減です。先の赤魚と食べるにピッタリのゴハンでした。
お漬物は既製品でしょうか、どこかで食べたことのある味覚であり標準的です。
味噌汁は出汁の存在感が大きく味噌はほんの一握りといったところ。好みが分かれるかもしれませんが、私の好きな味わいでした。
オマケの水菓子を食べてごちそうさまでした。
1,000円という支払い金額に見合った食事でした。ただ、料理人やサービスの印象はあまりよくないですね。食材を把握していないことについては先に述べましたが、全体を通してにこりともせず、およそ歓迎されているようには感じられない接客でした。この調子だと接待やデートでの利用は難しい。ランチで和定食を食べたくなった際での利用が吉でしょう。
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