「日本人が体験したことのないBBQを」と鼻息の荒い当店。公式ウェブサイトには「私たちのBBQは薪だけを使い、専用の窯(PIT)で12時間以上、スモークして作ります。 完成した真っ黒い肉は長時間の低温調理で柔らかく、スモークフレーバーを楽しんで頂けます」と自信たっぷり。
「DC BBQの使う窯は、4メートル、600キロ以上。そのブラックな巨体は、まさに“BIG MONSTER”! 設計から製作・テストまで約1年の歳月をかけて、日本の職人の手によって創り出されました。 また、PITから出る大量の煙や熱は、専用の“PITルーム”で完全にカット。 ガラス窓越しに、豪快奔放な本場のBBQを目でも味わっていただけます。 未体験の肉料理をお楽しみ頂ければ幸いです」と食道楽の興味をそそる説明書き。
店名を冠した「D.C. Burger」を注文。ソフトドリンクはオーダー方式の飲み放題です。久しぶりにペプシNEXを飲みました。
スープは実にオマケな印象であり、ビジネスホテルの朝食ブッフェ味です。
D.C.バーガーが到着。サイドディッシュを2つ選ぶことができたので、私はシューストリングポテトとピクルスを注文。ポテトは恐らく冷凍のものを揚げただけであり平板な味わい。ピクルスは妙な苦味があって美味しくなかった。
閑話休題。D.C.バーガーについて。150gのパテ、ポークベリー、チーズ、グリルオニオン、レタスとシンプルながら具だくさんのバーガー。ちなみにポークベリーとは豚の三枚肉すなわち豚バラを指します。
うーん、不味くはないが、旨くもない。ハンバーガーの主題たる肉がイマイチですね。妙に肌理が細かくボソボソとして旨味が抜けてしまっており、ジューシーさに乏しい。それを補うかのようにバーベキューソースにハニーマスタード、マヨネーズがたっぷりと塗布されておりひたすらに喉が渇く。
夜であれば飲み放題付きのコースなどもあるようなので、気の置けない仲間との飲み会などにちょうど良いお店なのかもしれません(画像は食べログ公式情報より)。
私にとってこの地域でのハンバーガーは、トランプ大統領も絶賛したという『マンチズ バーガーシャック』が基準なので、それと比較すると力不足と言わざるを得ない。行くとしたら夜の宴会かなあ。
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