「グッドミートバル」は満席だったのですが、「上階のビストロでしたらすぐにご案内できます」とのことだったので、そのまま入店。
ボトルは2~3千円代が中心。フランスワインにこだわらず、世界各国のものを手広く揃えています。選んだのはカンパーニャのアリアニコ主体。お店で飲んで3千円代は嬉しいですね。セパージュの割にクリアであり、するすると肝臓に染み渡る。
パンは普通。オリーブオイルが望外に新鮮で楽しめました。
ところで、メニューが手書きで可愛らしい。ワインリストも全て手書きであり、料理やワインに対する愛情が感じられました。
ツマミにゴルゴンゾーラのピカンテ。いわゆる普通の人が普通に食べるタイプ(ドルチェ)と異なり、クセのある固体です。発想が酒飲みの女たち。
パテドカンパーニュは480円。この価格でこのクオリティと量はお見事です。付け合せのピクルスもアクセントとなり美味しい。本日は赤羽で5軒を巡ることになりましたが、その中で一番のお皿でした。「赤羽にまで来てフランス料理が一番好きだなんて、ここまで来るともはや病ね」
赤羽の中では高めの価格設定であり、都心のリーズナブルなビストロといったところ。客層が明らかに赤羽の他店とは異なり、きちんとしています。従業員も若く親切。常に満席が続くお店であり、やはり街の意表を突くコンセプトというのは重要ということを再認識しました。
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