2週間のハワイ旅行で出来ること<4日目>~松坂世代が感じの悪い日本人を駆逐~

■チェックアウト/Airbnb(ハワイ)
3夜お世話になった豪邸ともお別れ。Airbnbなのでチェックアウトに際しややこしい手続きは特に無く、バイバイと手を振るだけです。今回は素晴らしい宿だった。フランスで使った時はピンと来ませんでしたが、今回の宿により、またAirbnbを使おうという気になりました。


■レアヒ・ヘルス(Leahi Health)/カイルア(ハワイ)
開店と同時にお邪魔すると大トラブルに遭遇。肝心な時ほど男は役に立たない。詳細は別記事にて。


■カイルアからワイキキへの移動/オアフ島(ハワイ)
やはりUberで捕まえることはできなかったので、Lyftを利用。「ワオ!朝っぱらからこんなにロングライド!?やったね!」と、長距離を素直に喜ぶドライバー。「Uberは客の捜索範囲が狭いんだよね。10分を越えるリクエストは、(システム上)まず無い。Lyftは20分でも30分でも遠くから駆けつけようと思えば駆けつけることができる」とのこと。
信号待ちをしている際に、道路脇でドーナッツを手売りしている女の子がいて、窓越しの購入。どうやらクリスピークリームドーナッツが協賛するファンド・レイジングのようです。アメリカでは子どもたちが学校での研究資金(?)を調達するために、自分たちで働くことはよくあることらしく、このドライバーは出来る限りそのような行為に協力しているとのこと。
ちなみに信号待ち中の窓越しの購入は、発展途上国ではよくあることですが、最近の中国においては、窓越しに不動産を売りつけて来るそうな。


■KCCファーマーズ・マーケット(KCC Farmar's Market)/カピオラニ(ハワイ)
「想像を絶する規模と混雑」と方々から脅されていたのですが、覚悟していたよりも規模は小さく来訪客も少なかったです。詳細は別記事にて。


■ダイヤモンドヘッド・マーケット&グリル(Diamondhead Market & Grill)/モンサラット(ハワイ)
スコーンとプレートランチで有名な当店。リンクは記事の最下部を参照。
特にスコーンにつき、この本で「いままで食べたスコーンはなんだったのか、と思うくらい感動的な味」と絶賛されていたので楽しみにしていました。
結果は惨敗。カントリーマアムの方が美味しいです。決してまずくはないけれども、取り立てて大騒ぎするほどでもありません。それでいて1個500円近くを要する。「まあ、ハワイの料理なんてこんなもんよ」と妻は歯牙にもかけない。


■パイオニア・サルーン(Pioneer Saloon)/モンサラット(ハワイ)
開店前から十数人の行列。プレートランチでそこまで美味しいはずがなかろうとタカをくくっていたのですが、業態と価格からは考えられないほどのレベルの高さでした。詳細は別記事にて。


■ロイヤル・ハワイアン・センター(Royal Hawaiian Center)/ワイキキ(ハワイ)
アイランドスリッパは必ず買うと決めており、当然にクラシックな茶色のレザーを検討していたのですが、気まぐれに試着したコットンの紺のシマシマがあまりに素敵で衝動買い。
オールデンは日本の4割引で失神しそうになりました。数年前にユナイテッドアローズで13万円ぐらいで買ったブーツがわずか580ドル。今買うと荷物になるので、クルーズから戻ってきたら必ず買おう。今迷っているのは1足にするか2足にするかです。久しぶりに物欲を満たすって、楽しいですね。

ところで、十数年前に比べると、ハワイで働く日本人の質が段違いに良くなった気がします。一昔前は少し英語ができるというだけの感じの悪い奴らが暗躍していましたが、英語を話す日本人が珍しくない、松坂世代以降が社会に出るようになり、感じの悪い日本人を駆逐していったのでしょう。

今後翻訳技術が発達することにより、勢力図の塗り替わりに拍車がかかるのは自明の理。「感じが良い」「気が利く」「察しが良い」「空気が読める」「誠実」「フットワークが軽い」「決断力がある」「実行力がある」のようなコンピテンシーが価値を持つ世界となっていくんでしょうね。


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目次
「2週間のハワイ旅行で出来ること」シリーズを目次としてまとめました。
当シリーズ執筆時点(2017年5月)においては一番イケてるハワイ本。雑誌STORYの編集者・ライター・モデル・スタイリストが総力を結集した情報量です。ローカルのマニアックな口コミも多数掲載されており、リピーターも充分満足できることでしょう。
Diamond Head Market & Grill
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