「○○さん、周りに女の子が多すぎて、私の番がまわってこないしー」と拗ねたメッセージ。こういうのグっと来ます。その6日後のランチをあっという間に手配。有事の際の私の予定調整能力は目を見張るものがある。
「変わったものが食べたいな」とのリクエスト。麻布十番のサムゲタン専門店へ。ランチビールは210円と小躍りしたくなる価格設定です。
セットのサラダはどこからどう見てもセットのサラダです。
コチラもセットのカクテキと白菜キムチ。酸味が支配的で好きなタイプではありません。ちなみに白菜キムチはおかわり無料です。
ナムルも自動的に付随します。これはいいですね。余計な味付けは控えられており、素材の味わいを楽しむことができました。
真打登場、参鶏湯(サムゲタン)。wikipediaにその定義を問うと
サムゲタン(参鶏湯)とは中華から流入された韓国料理の一つで、鶏肉と高麗人参、鹿茸、ファンギ(キバナオウギ)などの漢方ともち米、くるみ、松の実、ニンニクなどを入れて煮込んだ料理である。薬膳料理や補身料理(ポシン料理・滋養食)ともされている。とのことでした。へえ、元は中華料理だったんだ。当店のそれは鶏肉と高麗人参ともち米の存在が目立ちます。
味付けは極めて薄い。素材を楽しむにはこれぐらいがちょうど良い、と強がってそのまま食べ進めましたが、どうにも物足りなく感じ、テーブル脇にある塩を追加投入するとようやくそれらしい味わいになりました。
ランチセットにはコーヒー・紅茶・ショウガ茶のいずれかがサービスされます。迷うことなくショウガ茶を選択。なるほどショウガの風味が鮮烈で、円みのある甘さ(ハチミツ?)が全てを整える。参鶏湯よりもこちらのほうが記憶に残りました。
半身の参鶏湯セットを食べて2,000円弱。もう少しボリューム感が欲しいところです。それでもランチタイムはひっきりなしに客が訪れ、満員で入れず肩を落として引き下げるゲストもチラホラ。これが老舗の力。電車を乗り継いで食べに来るものではありませんが、ご近所の方は是非一度お試しを。
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麻布十番は隠れた焼肉激戦区。突出したお店は無い一方で、優等生が多い印象です。
- 焼肉 おくむら ←ランチでは都内トップクラスの費用対効果。ハラミが旨いんだ。
- ブルズ ←半個室なのでのんびりできる。
- 山本牛臓 ←サムギョプサルが良い。レタスとエゴマはお代わり無料♪
- おんがね十番 ←ランチだとオイキムチとカクテキが食べ放題♪
- 鳳仙花 ←老舗の超有名店。
- 純豆腐 田舎家 ←近日公開
- 三幸園 ←ランチの焼肉丼が特徴的。
- 新鮮ホルモン ランボー ←味と量と価格のバランスは十番焼肉業界でトップ
- 麻布十番グルメまとめ ←ほぼ毎日、麻布十番で外食しています。その経験をオススメ店と共に大公開!