店とも客とも関係無い赤の他人が料理を運んで来るwww

私はひとかどのUber愛用者であり、北米でのUber旅行を皮切りに、日本においても最低でも週に1度は使用しています。
そんな折、Uberによるフードデリバリーサービス「UberEATS」(ウーバー イーツ)が東京で始まりました。革新的なことは、店とも客とも関係無い赤の他人が料理を運んでくることです。

出前とは、店の料理をその店の従業員が運んでくることを指すのが一般的です。蕎麦屋とかピザ屋とかマックとか。

その進化系としてファインダインというサービスもあります。こちらは出前をやってないレストランに、ファインダインに所属するドライバーが直接料理を取りに行って、そのまま客の元まで運ぶという、料理に特化したバイク便のようなものです。金のかかるパシリという見方もできる。

さて今般始まりましたUberEATS。革新的な所は、上記のパシリ役(料理に特化したバイク便)を、「誰かこのあたりでヒマな人いませんかー?○○円でパシリやりませんか~?」とUberが呼びかけ、レストランと最終顧客を繋ぐ点にあります。

イメージ沸き辛いですよね。なので私が実験台となり説明させて頂きます。
まずはアプリをインストールし起動。Uberヘビーユーザである私は住所やクレジットカード番号などの基本情報は自動で連携されるようです。
アプリが立ち上がりました。冒頭に「ワンコイン・キャンペーン」と銘打って、たった500円で料理を提供するという暴挙に出たレストランが特集されてます。当然ここからチェックです。
プレミアム系のハンバーガーで有名なバーガーマニアに真っ先に目が留まる。
店舗で食べると1,280円のアボカドチーズバーガーがたったの500円!ただし1回の注文につき1個までです。
私はUberのヘビーユーザーであるので、事前に2,000円オフのクーポンを頂戴していました。したがって、あと1,500円分の残があるので、最も1,500円に近いメニューを選びます。
想定外に税別で、140円の足が出ました。まあここでニアピン賞を狙いに行っても詮無いことですので、そのまま注文。
レストランに連絡が行った模様。と、同時にUberのほうから近隣にいる人々たちに「今、このレストランの近くでヒマしてる人いませんか~?麻布十番の○○さん宅まで持ってって!」という呼びかけがなされています。
商談が成立しました。店では調理が開始され、ヒマを持て余していた店の近所の人が店に向かい始めます。
調理が完了し、ドライバーが料理を受け取り、私の家まで向かい始めました。ドライバーのスマホのGPS情報を基に、今どこにいて、あとどれくらいで来るのかが手に取るようにわかります。「あ、あそこの信号長いんだよなウフフ」みたいにニヤニヤしながら画面に食い入る。
ゴール間近、GPSの矢印がウロウロし始めます。たしかにこのあたりはマンションだらけでわかりづらい。と、その時、電話がかかってきました「近くまで来てるんですけどぉー、ちょっとわからなくてぇ~」女である。美人だったらどうしよう。
電話越しにマンションのエクステリアを説明するとすぐにインターフォンが鳴りました。

話は逸れるのですが、このインターフォン、どう思います?セコムのモノなのですが、経年劣化で壊れてしまい修理を依頼すると、まさに壊れた部品だけ交換しやがって、色合いが不釣合いで死ぬほどダサい。

担当者に「これダサくないすか?」と直接言っても「スミマセン、壊れた部分の交換は無料なのですが、壊れていない部分の交換は有料で(キリ」と取り付く島が無い。あなた本気で言ってます?胸に手を当ててじっくり考えて、自分は間違った商売をしていないと胸を張って言えますか?親にも同じこと言えますか?と穏やかに問い詰めても返ってきたのは苦笑いのみでした。
閑話休題、Uberである。「すごく素敵なマンションですね!たまにこの近くまで遊びに来るんです!」と、ドライバーの彼女も初めての配達だったようで、少しだけテンションが高い。せっかくなので玄関先で少し立ち話すると、
  • 事前にドライバー登録して、配達エリア内でUberからの呼び出しを待っている
  • 配達ごとにお金がUberから支払われる
  • 私はバイクだけどチャリの人もいる
  • 私も始めたばっかりなので勝手がわからず色々不安
とのことでした。
さて、500円のアボカドチーズバーガー。なるほど立体的なハンバーガーであり、マックやロッテリアなどとは一線を画す出来栄えです。バンズの膨らみ方もチーズの溶け方も堂に入っており、申し分なく美味しい。もちろん20分近くの旅路のもとに届けられた品であるため、バンズやポテトが若干のマジおつかれヘナヘナ丸なのは仕方がありません。
ダブルチーズバーガー。こちらは肉が倍量であれば肉汁も倍量。したがってバンズのヘナヘナ感が一層です。それでもパティの迫力は圧倒的で、これを不味いという日本人はいないと思います。
すぐに領収書などがメールで送られてきます。合計は2,140円ですが2,000円オフで支払額は140円でした。最高かよ。

もちろん通常運用時には割引料金が無くなるのはもちろん、現在はキャンペーン中でゼロ円の配送料が上乗せされます。配送料無料キャンペーンがいつまで続くのか、また、有料になった際はいくらなのかが気になるところです。

私の自宅の徒歩数分圏内には旨いメシを出してくれるお店が山ほどあるので、通常料金となった際にわざわざこれを使うことはちょっとないかなあ。病気で外出できないとか、ホームパーティで思いのほか料理が足りなかったけどピザでは誤魔化せない時とかには使うこともあるかも。三田二郎から鍋二郎持って来てくれたりしないかな。
と、いうわけで、この記事を最後まで読んでくださったアナタ。「UberEATS」アプリをインストール後、プロモーションコードとして eats-q1xjbncdue を入力すると、配達料が無料のままでさらに1,500円オフとなります。先の「ワンコイン・キャンペーン」も活用すれば、夫婦ふたりが充分におなかいっぱいになれます。週末のランチで是非試してみましょう。ついでに私も1,500円オフとなるのでとっても嬉しいです。

それにしてもUberは、本気でこのサービスで儲けようとしているのかなあ。実は東京でUberが本格稼動する時に備えての、ドライバー確保のための布石だったりして。

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