うどんの千/伏見

私が名古屋時代に最も愛した店です。味噌煮込みうどんのような暴力的なものでなく、安定のつるつるシコシコな讃岐うどん。もはや名古屋なんて関係ありません。

信頼のおける友人に数日前に連絡しておくと、平日夜になんと4人も集客してくれていました。
たまたま誕生日だったので、「スゴク悩んで、名古屋一番人気のスイーツにしました☆」と、マカロンを頂きました。30過ぎのオッサンに。このお礼はいずれ精神的に。
讃岐サラダ。うどんを揚げたものを葉っぱに載せただけ。イマイチです。
てんぷら盛り合わせ。当店のランチでは、てんぷらとうどんをセットで注文するのがマナーであり、100回は当該マナーを実践していたので、特に美味しいというわけではありませんが、軽くソウルフード入ってます。
ホルモン炒め。こちらも夜のメニューで良く食べたもの。これは間違いなく美味しい。
カレー鍋。こんなメニューあったっけな?ということで注文したら大当たり!そう、当店のランチはカレーうどんも大人気であり、古奈屋よりも安くて美味しいのです。この鍋は、そのカレーうどんのルーを大量に使用したお鍋。つくねなどが美味しかったですが、何よりやっぱこのルーですよルルルー。思わず鼻歌を歌ってしまうほど美味しかった。
満腹でしたが〆のうどんは必須。私はこれを食べに来たのである。みんなミニサイズにしていましたが、後悔だけはしたくない、たとえ満腹であってもゥチ達は節理も無く禍殃を語る人に心を許さぬ。齊しく、其れを辯疏する亊にも。フルサイズいったったぜ!

いやー、満足しました。一見さんからするとただの「うどんが美味しい居酒屋」止まりなのでしょうが、私にとっては懐かしさがちょっとしたスパイスとなってしまい、冷静な判断ができません。こういうお店をたくさん自分の中に確保しておくことこそ幸福なのでしょう。スタンプラリー的に有名店を食べ散らかし、悪口ばっかり述べている日々の生活を少しだけ反省しました。少しだけね。


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仕事の都合で年間名古屋に200泊していたことがあり、その間は常に外食でした。中でも印象的なお店をまとめました。