Mixology Bar Source 2102/麻布十番

「麻布十番 バー 2102 ミクソロジーカクテル&日本ワイン ・店内禁煙・ Mixology Bar Source 2102 Azabu Tokyo」という恐ろしく長い店名で食べログやFacebookに登録されています。
狸穴町のSM専門のラブホ「アルファイン」の隣の司法書士事務所の中という意味不明な立地(上記の写真はアルファインの公式HPから拝借したんですからね!)。ガラスの引戸には「関口仁郎司法書士事務所」という文字。まさかここがバー!?と、思わず軒先でぐぐってしまいました。

感じの良いロバート秋山をさらに感じ良くした雰囲気のバーテンダーがお出迎え。一見でも気持ちよく利用できます。ミクソロジーが自慢。ミクソロジーとはお店の説明に拠ると「リキュールやフレーバーシロップを一切使わず、果実やハーブ、ベジタブルを、スピリッツ(蒸留酒)などと組み合わせて作ったカクテル」とのこと。
ハロウィンシーズンだったので、私はカボチャのカクテル。ふかしたカボチャにラムをガツン。程よい甘みとアルコールが調和してOCでした。連れは奥にある巨峰のカクテル。
スペシャリテのアイリッシュコーヒー。コーヒーとウイスキーとシロップに生クリームを浮かべたカクテル。そう、当店のバーテンダーはコーヒーカクテルの日本チャンピオンであり、世界大会にも出場するという、コーヒーカクテルの第一人者なのです。元々はバリスタであったそうな。

グラスに液体と液体を混ぜ合わせ、傾けて火で炙りつつ、豆を目の前で挽き、プレスしてエキスを抽出し、生クリームをシェイカーできめ細かく泡立てたりと、10工程近くを化学実験さながらに手際よくこなす。その所作は芸術の域。見ているだけで楽しい。そして味も当然に素晴らしかった。カクテルという液体一本で人をで感動させるって、すごいこと。
連れは新作のピスタチオのカクテル。一口頂きましたが、ピスタチオのコクとアルコールのアタックがマッチしてこちらも素晴らしい一杯でした。
良いお店を見つけました。通い詰めようと思います。7席と小さいお店なので常に満員、かつ、18:00~24:00とバーにしては営業時間が変わってるのが若干使いづらいかもしれません。遠くから来る方は、満席で入れないと悲しいので、早い時間帯に来るのが吉だと思います。



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東京カレンダーの麻布十番特集に載っているお店は片っ端から行くようにしています。麻布十番ラヴァーの方は是非とも一家に一冊。Kindleだとスマホで読めるので便利です。


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