通常、料理は階下の遠藤利三郎商店からケータリングしたり、会員の女性シェフが作ったりするとのこと。しかしこの日は遠藤利三郎商店は定休日。女性シェフは不参加。
ならばプロのアマチュアであり、一流の素人である私が作りましょう。
カプレーゼ。クレイジーソルトを使うとハーブが効いていい感じ。
パンにバジルとツナを乗せて、ブルーチーズソースを。
サラダはどっさりと大量作成。
ホタテ・アボカド・マグロをレモンで整えたのち、チコリに並べる。チコリの苦味が程よいアクセント。
カルパッチョは良いオリーブオイルをジャブジャブ使うのがポイントです。
サン・セバスティアンにかぶれてピンチョス風に。豚の角煮もこうすれば途端にシャレオッティ。
パプリカはディップしてポリポリ頂きましょう。
エビとマッシュルームのアヒージョも串刺し。パーティでは片手で食べることができるのが良いですね。
泡で喉を潤し、今後の展開に期待を膨らませます。
フランスで頑張る仲田晃司の作品。複雑ですごく好き。
トスカーナのもの。イタリアワインって飲む機会が少ないのですごく嬉しい。ワイン会の醍醐味ですね。
ゼルダの伝説みたいなエチケットでかっこいい。
温前菜はアサリのワイン蒸しを。みんな美味しい美味しい言ってくれて嬉しかっただよ。
レストランで飲むと1本10万円超えます。ブルゴーニュ王子とソムリエ氏がブラインドでチャレンジ。「だいぶ近くの畑まで来ているのですが」「ヒントは10」「なるほど、わかりました」全然わかりませんこの会話。ブラインドで生産者まで当てるだなんてマンガだけかと思っていたのですが、前回、女性シェフは当てちゃったんですって。鳥肌立つ。私はテイスティングで悩むふたりを横目にうめえうめえとガブガブ飲んじゃいまいした。えへへ。おいしかったなあ。
エシェゾー大好き。名前がいいですよね、人斬り以蔵みたいで。私がワインに入ったのはグラン・エシェゾーがきっかけだったので、このあたりはとても思い入れがあるのです。
こちらも好みで、
タイのポワレに合わせます。めちゃ合った。たまたまですが。
〆の赤には
牛肉のワイン煮で。これにも赤ワインを丸々一本使ってます。ちょっとトマト入れすぎて酸味が出ちゃったかも。それでもみなさんタレにパンつけてバクバク食べてくださり、心の中でガッツポーズ。
そんなわけで、8人で12本。良く食べ良く飲み、笑い転げた一夜でした。
私にとって知人が1人しかいない、はじめましての会だったのに、快く受け入れてくれて感謝感激です。2014年で最も楽しい飲み会だったかもしれません。しかも皆さん私の料理を美味しい美味しいと褒めてくださり「これはプロ級」「一緒に店をやろう」とまで。なんか一晩中褒められ続けてくすぐったい。幸せだ。もっと褒めて。
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私の参加するワイン会は、ヲタクが集まるというよりは、ワイワイふざけながら飲む形式です。全くの素人もウェルカム。ワインはみんなで飲むものだ。下記にテーマ別にまとめておきました。
- ロマネコンティ1978 ←全くの素人「佐々木」を用いてワインの実力を試行。
- マリアお誕生日会 ←ワインアパートメント在住の美人不動産王の誕生日会。
- 24歳の新入り ←神咲豊多香の私生児デビュー戦。
- シャンベルタンとミュジニー ←総額いくらになることやら。とにかく豪華な会。
- クリスマス ←ワインスクール同期とクリスマスパーティ。
- シャリュキュトリ ←ワインよりもツマミが目立った。
- 牡蠣 ←出張牡蠣職人を招いての300個食い。
- ピンチョス ←サン・セバスティアン帰りを記念してピンチョススタイル。