イビサとバスク/vol.4

朝4時にホテルに戻って一瞬で眠りにつく。ホテルがしょぼいしょぼいと恨み言を述べてばかりいましたが、やはり疲れ切って寝に戻るだけという使い方としては最適だったのかもしれません。トップシーズンにおけるイビサのちゃんとしたホテルは、どこも1泊5万円以上するので難しいところですね。
 頑張って10時起床。Ses Salines(セスサリナス)という、イビサで最も美しい(らしい)ビーチへ。イビサタウンからタクシーで10キロ20分20ユーロぐらい。

そうそう、今回は全てタクシー移動にしました。長くいるならレンタカーがいいらしいです。私はマニュアル車を運転する自信がないことと、駐車場探しをする時間が無いことと、縦列駐車をする自信がないことと、お酒が飲めなくなってしまうことから、レンタカーは見送ることとしました。
 確かにキレイ。透明度は15~20mぐらいか。
 リゾート感抜群のビーチベッドを間借りすることができます。こういうベッドに寝ている方々は水着であるはずなのになぜか身なりが良く見え、体系も維持できています。一方で、持参したシートで寝転がってる方々はデブだったりブスだったりと、世の中こういうもんですね。
 我々は陽射しを避けてMaribuというレストランでキリリと冷えたワインを楽しむことに。
 ワイン1本21ユーロ。格安である。日本人はビーチでガンガンに肌を焼くことを好まないでしょうから、レストランで過ごすのがオススメです。
 そしてイビサと言えばトップレス。さすがに私は小心者かつ男性なのでカメラを向けることはできませんでしたが、連れが大胆にも撮りまくり。
 人生で一番生のおっぱいを見た日でした。しかし全く性的に感じない。野山をサルを見ているような気分。川村ゆきえの水着姿のほうがよっぽどいやらしい。

近くの高城剛オススメのレストランで食事を楽しんだ後、ホテルに戻って昼寝。16時から20時まで、ガッツリ夢を見るぐらい寝たので昼寝といって良いのかどうか。
 タクシーで30分ほどかけて、San Antonio(サンアントニ)と呼ばれるイビサ島第2の街へ。こちらは島の西側にあたるため、夕日がキレイに見えるのです。
 サンセット待ち。皆でお酒を片手に空を見つめる。
上流階級の方々はクルーザーから夕日を楽しむ。何十艘も停泊しておりました。特に正面の船。女6人男2人。戦争が無くならないわけだ。
Cafe del mar(カフェ・デル・マール)というバーがあって、そこからの日没の風景と、当店のDJがかける独特の音楽がとても印象的。日没ぴったりに曲の最高潮を持ってくるという、年末カウントダウンにおける東急ジルベスターコンサートのハラハラドキドキな曲芸的指揮を思わせる演出に胸熱である。

ちなみに当店のようなリラックス系の音楽は、チルアウトミュージックというジャンルで確立されており、Cafe del marのCDは世界中で何百万枚も売れているんですって。
 当日のDJ。70歳ぐらいのおじいちゃんでした。なんかすごい。
 街中では、今夜お邪魔するクラブのプロモーション活動が行われていました。すげースタイル。少女時代のスペイン版である。
 ここのバーでは、クラブミュージックに合わせてサックスが流れていました。そうそう、こういうメロディアスなのが好きです私は。
 イビサタウンに戻ってショッピング。
せっかくなので、パチャのオフィシャルショップでTシャツを買いました。独特のセンス。
 同店内にこんなコーナーが。どういう意味?
 さらに、パチャにおける超人気パーティ(イベント)のオフィシャルショップも。パーティでひとつの店を構えられるってすごいなあ。
 イビサタウンの脇にあるDalt Vila(ダルト・ヴィラ)と呼ばれる城および城壁に囲まれた街へ。
 壁内には雰囲気のよいレストランも点在します。
スーパームーンの時期であり、お月様がものすごく明るかった。
 うーん、雰囲気抜群。
 どこかに似ていると思えば、そう、ドヴロブニクですね。
 深夜0時近くなのにこの賑わい。
眠らない街。昼はビーチに街歩き、日が傾けばサンセット、夜は夜でクラブへと、一日中やることがある。睡眠不足間違いなし。

この後いったんホテルに戻り、2時間だけ仮眠をとり、いよいよ旅のメインイベント、泡パーティへ!



「イビサとバスク」シリーズ目次
下から上に向かっています。レストランの記事が多いですが、殆どが写真です。


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