イビサとバスク/vol.1

今回はイビサとバスク。

前者は世界中のパーリーピーポーの聖地。海はキレイ。食事はウマい。数万人規模のクラブがたくさん。世界の欲望を集約した島。

世界的にはとても有名なリゾート地なのに、日本での知名度はサッパリ。そもそも日本からスペインへはノンストップ便が無く、さらにそのスペインに着いてから国内線で向かわなければならないというアクセスの悪さから敷居が高くなっているのかもしれません。「地球の歩き方 スペイン」では400ページ中たった1ページという扱いであり、ガイドブックも素人の日記の延長みたいな自費出版系ばかり。たまたま親しい友人夫妻が何度か訪れたことがあるため、情報収集には事欠かなかったのが助かりました。

後者はとにもかくにも美食の地。スペイン北部のフランスとの国境地帯。ETA(バスク祖国と自由)による独立テロ活動があったりと穏やかではありませんが、海と山に囲まれ食材がリッチ、かつ、フランスよりグルメの洗礼を受け、食のオープンソース化で一気にブレイクした地域です。

このふたつの地域について最も精通した日本人は、意外にも"ハイパーメディアクリエイター"の高城剛でしょう。
高城剛は痛い大人の代表格のように扱われていますが、私は彼を庇いたい。めちゃくちゃ面白いっすよあのオッサン。ちっこくて動きがコミカルで芸人のようにベラベラとテンション高く喋る。教養の幅が異常に広く、周囲を飽きさせない。パーペチュアル・トラベラーであり、各国のメディアとも距離を置いているため発言内容が自由。魅力的な人物なのですが、日本では「エリカ様に捨てられた職業不詳のロリコン」としか取り扱われないのがとても悲しい。彼のことを何も知らない方は、もう少し本質を知る努力を。
 お盆前のド平日であったため、成田はガラ空き。こんなに空いてるの、初めてかも。ちなみに「時差ボケ対策」と称して朝の4時まで飲んでいたためすごく気持ち悪いああ気持ちわる。
ラウンジにて連れはかきあげそば
 私はカレーそば。ここのカレーは大して美味しくありませんが、これから海外に行くんだなというテンションを上げるにはもってこいです。
 NRT-CDGはスタッガードでないためフルフラットにはならない。
 それでも色々と微調整がきき、
 体感的には全身伸ばして寝れるので、全然問題なし。
 アメニティはロクシタン。このリップバーム、1,000円ぐらいしますよね?太っ腹なこと。

なお、お食事内容は別記事にてじっくりと記載します。
 意味不明で開始15分で観るのをやめました。Timothy Ferrissの"The 4-hour Work Week"という本の中で「映画や本は少しでもつまらないと感じたら直ちに読むのをやめなさい。我慢して最後まで続けて面白くなったためしがない」という一文に感銘を受けてから、勇気を持ってそのように実践することにしています。
 これは面白かった。すごくリアル。
安っぽいけれど、地味な役を演じる井上真央が、自身の魅力を極限にまで抑え込んでいて、逆説的ですが良い女優だなあ。
林業にフォーカス。林業と言えば山林所得で税金が安いぐらいの知識しかありませんでしたが、非常に興味深い作品でした。矢口監督らしいわかりやすい流れで良かったです。
 これはNYの街並みの美しさに尽きる。ジェイミーフォックスの怪演も見事。ラッパーだったのに。
フォーンブースのコンサート版。「一音でも間違えれば射殺する」のですが、ドリフのような展開で笑いが止まりませんでした。ツッコミどころ満載の傑作コメディです。
海堂尊の著書は医学書を除いて全て読んでおり、映像化作品を観ることは避けていたため初めての視聴。仲村トオルが白鳥にはまりすぎて驚きました。あと、桐谷美玲の手を振る仕草がかわいすぎる。思わず釣られてこちらも振り返しそうになりました。

ところで、通路を挟んで隣の客が、CAを奴隷のように扱う横柄で品位に欠ける輩ですごく気分を害されました。仕事でも部下や仕入先に対して似たような態度なんだろうな。呪いをかけておいたので、今後絶対に不幸になる予定。


「イビサとバスク」シリーズ目次
下から上に向かっています。レストランの記事が多いですが、殆どが写真です。


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