株主たちはもちろん、何よりもお店の人たちがウキウキ楽しそう。
披露宴のようなバンケット形式。相席です。クルーズでの食事みたい。
Delamotte Blanc de Blancs。泡が繊細。一気飲みしたら次々と気前良く注ぎ足してくれます。こういう点でも披露宴形式。取締役の方のご挨拶に始まり、シェフの料理解説、シェフソムリエのワイン解説と、ますますの披露宴感。あ、シェフが若くて鼻血が出るほどイケメン。変なオバハンが握手を求めていてキモかったっす。
パンはまあまあ。
最近レストランでエシレ出してくれる所、減りましたよね。嬉しい限り。
アミューズはカリフラワーのドロドロにシェリーのジュレ、黒トリュフ。
ポーションが大きいのは嬉しいけれど、パっとしない味。
Chassagne Montrachet 1er Cru Louis Jadot。コクあり。
セップ茸とホタテにキュウリのムース。キュウリのムースが面白かったけれど、ホタテの大きさが中途半端であり旨味も少ない。凡庸な皿である。
マナガツオに昆布出汁?ジロール茸。マナガツオ好きじゃないんだよなー。黄色のソースはすごく美味しい一方で、スープみたいなのがぼやけた味。もっとソース主体で攻めてくれれば良いのに。
Chateau Roylland, Saint-Emilion Grand Cru。タンニンが効いていてOCです。
ラングドック産の仔牛にスカンピ。こちらもはっきりとしない味。スカンピ、特に味噌は美味しかった。
デザートワインはシャトーデュモン2011。デザートにはスペシャリテの桃のコンポート。こちらは共に良かったです。丸ごと桃って最高やん。
小菓子もなかなかの出来栄え。甘味がお上手なのですね。
というわけで、冴えない料理でした。印象に残らない。ワインが実質飲み放題なのが唯一の救い。
相席となった株主とオススメレストラン情報を交換してごちそうさまでしたー。
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ひらまつ関連のお店にはかなり行きました。全般的に「外さないレストラン」で安心できるのですが、たまにハズレもあります。
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- リストランテASO/代官山 ←ひらまつ系ではトップクラスに好きな店。
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- リストランテ ル・ミディ ひらまつ/西梅田 ←ひらまつ系のレストランの中で一番バランスが良い店かもしれない。
- ボタニカ/六本木 ←客層も良いし、何よりそんなに高くない。
- サンス・エ・サヴール/東京 ←夜景最高料理普通。
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- アルジェントASO(株主フェア)/銀座 ←たまたまなのか、客層がすごく悪かった話。
- アイコニック/銀座 ←2度目で5年後の世界が見えなくなりました。
- 代官山ASO チェレステ 日本橋/三越前 ←セカンドラインという位置づけと価格帯の制約。
- ブラッスリー ポール ボキューズ ラ メゾン/名駅 ←色々と難点アリな超高級ファミレス
- キャーヴ・ド・ひらまつ/西麻布 ←ひらまつ系では一番苦手かも。
「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。
http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130703/13001590/