エビと冬瓜のあんかけ。何の驚きも無い。
イカ、カレイ、イサキ。カレイに歯ごたえがあって良かったです。
おかひじき、とうもろこし、オクラの天ぷら。まずくはないんだけど、うーん。
ハマグリとアワビ。ご主人がアワビの切れ端をツマミ食いしてて複雑な気持ちになりました。信頼するから味見しなくてその分食べさせて。
ハモしゃぶ。
大きくカットしたハモを15秒ほどダシに潜らせて、
ジュレ状のタレで食べる。こちらも悪くはないのですが、良くもない。
鮎。焼いた後に蒸らしていましたが、蒸らす必要は無いと思います。火で炙ってザクザク食べるほうが雰囲気あって良いと思うんだけどな。
キュウリは新鮮。
土鍋で炊いた白米も、まずくはないのだけれども工夫もない。
デザートはメロンにマンゴー、抹茶アイス。抹茶アイスは食感がもっちりとしていてお餅のよう。唯一印象に残ったお皿です。マンゴーとメロンは大したことない。というか
お中元にメロンを頂き、
毎朝食べまくっているので、メロンには若干うるさいのだよ。
というわけで、全然ダメなお店でした。地味。工夫がない。家庭料理の延長です。まあ、和食の割にそんな高くないからまあ良しとしましょうか。でもミシュラン星付きは全然違うと思う。あとご主人が味見と称して結構パクついてくるので、カウンターで食べると色々気になってしまう。
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和食は料理ジャンルとして突出して高いです。「飲んで食べて1万円ぐらいでオススメの和食ない?」みたいなことを聞かれると、1万円で良い和食なんてありませんよ、と答えるようにしているのですが、「お前は感覚がズレている」となぜか非難されるのが心外。ほんとだから。そんな中でもバランス良く感じたお店は下記の通りです。
- くろぎ/湯島 ←吉野川の天然鰻に悶絶。ただちょっと割高かも。
- 温味/すすきの ←旨い!多い!安い!完全無欠の三ツ星和食店。
- 龍吟/六本木 ←モダンスパニッシュとさえ感じる前衛的な和食。外人にオススメ。
- たきや/麻布十番 ←その龍吟を天ぷらにするとこうなるのではないか。
- えさき/青山 ←こちらも創作気味。ミシュラン三ツ星和食にしては圧倒的な安さ。
- 季節料理なかしま/白島(広島) ←同じくミシュラン三ツ星和食にしては圧倒的な安さ。
- 歓盃 人形町田酔はなれ/人形町 ←飲んで食べて1.5万円。このあたりが分水嶺。
- 日本料理TAKEMOTO/代官山 ←2万円を切ってくる。私にはこれぐらいがちょうど良いです。
哲庵