さわやか/静岡

ロケットニュースに頻繁に登場するさわやか。そこまですごいハンバーグなのかと静岡県出身者数名に裏を取ると、皆が皆「間違いない」と口を揃えます。ほんまかいな。びっくりドンキーと変わらんじゃろう。ってかただのファミレスでしょ?と言うと「さわやかはさわやかでありファミレスとは次元が違う」と二郎は二郎でありラーメンにあらず的な宗教観が漂います。ならば自らの舌で確認するしかない。
 静岡着。千葉の千葉駅のような雰囲気。本日は静岡在住の連れが全てアテンドして下さるので、何の予習も無く知識手ぶらでお邪魔します。
 まずは日本平ホテルを散策。おお、嬉しい!いきなりこういう提案があるとは!私のリゾートホテル愛が刺激される。
 ホテルの形、全面ガラス、広がる緑、ウインザーホテルに似ています。
 茶畑が併設されており、駿河湾と富士山と茶畑をセットで眺めることができるという、静岡の中の静岡がここにある。
 ロビーだけでなく、客室もガラス貼り。お掃除中の部屋が丸見えだったのですが、センス良い雰囲気がビンビンに伝わってきます。
 結婚してました。こういうところで挙げるのいいよなあ。私の友人の誰か、ここで挙げてくれませんかー。
 ランチはバフェ+お好きなパスタ。サーモンが美味しい。
 夜にさわやかを控えていながら、やはり私は大食いなのである。
 あまり作り手の愛情が伝わってこないパスタ。少しガッカリしたので、口直しにサーモンを山ほど食べて昼食を終えました。
 ロープウェイで移動するあたり、ますますウィンザー。
 久能山東照宮へ。日光東照宮にそっくり、と思いきや、むしろ久能山東照宮を原型として日本中の東照宮は作られているんですって。
 ザ・極彩色。昔の人って油断してるとすごい派手ですよね。
 家康様のお墓。
 宿泊客でもないのに長時間、日本平で過ごしました。とても良いところです。次は必ず泊まりに来よう。
 都会に戻りツタヤ的ブックカフェでお茶などを楽しんだ後(六本木や代官山と違ってガラ空き)、新静岡セノバというショッピングモールへ。ラジオ局があり、まさにココで生放送されていました。放送終了後、静岡では超有名なパーソナリティのRoniさんという方が外に出てきてくださり、握手や写真を気前良く振舞ってくれました。ええ人や。
からのさわやか。40分待ちです。ちなみに当店は電車で行ける唯一のさわやからしいです。他はロードサイド店ばかりで、車が無いと行けないんですって。 「メニューは開かなくて結構。私が注文する」と連れが全てを仕切って下さいました。ちなみにソースはオニオンソースであるべきで、デミグラスソースを頼むやつはアマチュアらしいです。
 まさにゲンコツである。テーブル上で店員さんが最後の仕上げをして下さいます。
 新入りバイトちゃんは粘土を渡され、家で練習するとのこと。
 ふたつに切って、中まで火を通す。
ソースをかけて完成。一口パクり。おお!確かにウマい!期待ギャップは生じることなく、心の底から美味しい。てゆーかウルフギャングよりもウマい。これで1,000円切るのは賞賛モノ。静岡県民が他所でハンバーグを食べると怒り出すんじゃないだろうか。

素敵な一日でした。日帰りであってもやはり旅行は旅行であり、思い出に残りますね。寝溜めなんかしてちゃダメですね休みの日は。出かけよう、外へ。


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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。



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