カリブ海クルーズ vol.11~ケイマン~


連日朝食でやられてるので、ルームサービスにチャレンジしたものの、無駄な努力に終わる。
ケイマンはサンゴ礁に覆われており、デカい船は接岸できないとのことなので、テンダーボートで上陸。
本日は船主催の1日観光ツアーに参加。stingray cityという、エイだらけの地へ。
マジでエイだらけ。しかもやたらと人懐っこくて向こうから擦り寄ってくる。そしてその質感。ぬるぬるヌメヌメああ気持ち悪い。
船の人がエイを捕まえてくれ、だっこして写真を撮ったりするわけですが、それを数十人に対して繰り返すわけで、「生物に触れては絶対にならん」と厳しく指導されているダイバーとしては心が痛みました。

その後はシュノーケルポイントに連れて行って頂けましたが、どうってことのない中途半端な海で全く面白くなかったです。ダイビングに行かなくて良かった。たぶん、ダイビングがメインのクルーズではないので、思い切ったポイント選びはせず、安全最優先雰囲気掴めればそれいいでしょ系なんだと思います。

ツアー終了後、船に戻る際にバスの運転手が「7 mile beach(超有名なビーチ)で降りたい人、いる?」とのことでもちろん挙手。しかし結局降りるのは我々だけという。どんだけノリ悪いんじゃこのピザ野郎共!2時に拾いに戻って来てくれるとのことで我々だけツアーを離脱。
7 mile beach。うおおおやっぱチョーキレーじゃーん!来て良かった。ピザ野郎共は何しにケイマンに来たんでしょうコレ見とかなあきまへんで。
ランチはマグロのグリル。魚に対して焼き加減を聞かれたのは生まれて初めて。ちなみに当店はクルーズ客で無い人々が集まるレストランなのですが、富裕層の多さに驚きました。さすがイギリスが誇るタックスヘイブン。ジャマイカと同じ成り立ちとは思えない。

ジャマイカはプランテーションのためにアフリカから大量の奴隷が送られて来たことにより産業が成立した一方で、ケイマンは何の取り得も無く海がキレイなだけ。しゃあないから税金全部取っ払って避寒地にどうですかと売り込むと世界からお金が集まっちゃった系。世の中わからんもんですな。

約束の2時のピックアップポイントに戻ると何も来ない。15分待っても来ない。まあ世の中こんなもんかと地元のバスに乗ってトボトボと港へ戻る。記念に銀行口座を作りたくてパスポートやら何やらまで持ってきたのにあえなく時間切れとなり、荷物になっただけでした。

もちろん2008年のプライベートバンク最大手UBSのスキャンダルから脱税業界は穏やかでない状況が続いており、そんな口座を持っていたとしても怖い人たちから目をつけられるだけで無用の長物なのだけれども。
船でサーフィンシミュレータに挑戦。立ち乗りはどう考えてもムリ目だったのでボディーボードで。シミュレータはシミュレータなので、別に面白くなかったです。
本日もフォーマルナイトだったので夕食は別料金レストランを予約。しかし予想に反して店内はガラガラ。プリンセスクルーズ社ではフォーマルナイトの別料金レストランなんて、何日も前から予約しないと席を取れないのに。。。どうもロイヤルカリビアン社の客は格式や特別感にお金を使う感覚に乏しく、コーラばっか飲んでいます。
前菜はカキ。なんか久々ウマイもん食った。
連れはカニのコロッケ的な。ぎっしりと身が詰まっており満足とのこと。
オニオングラタンスープ。日本のビストロで食べるそれと変わらず美味。
連れはマッシュルームスープ。おそらくレトルトではなくマジでマッシュルーム。
特製シーザーサラダはこんなカンジ。
対応に困っていると、店員さんが切り分けてくれました。このプレゼンテーション、不要でしょう。
シュリンプカクテルは無料レストランと質が全く異なる。こんなにぶっとい海老を隠し持っていたとは。
メインの付け合せにキノコと
オニオンリング。なんちゅう量。
連れはNYストリップ。どう考えても無謀。サーヴィスでロブスターもついてきた。
私はおとなしくメダリオン。それでも200グラム近くあったはず。

別料金であり、意外にも美味であったため、調子に乗って注文し過ぎてしまいました。デザートまでたどり着けなかったのが残念。

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