地中海・エーゲ海クルーズvol.07~ピレウス、アテネ~

最初の寄港地はギリシアのアテネ。ピレウスという大きな港がある街に接岸し、電車でアテネに向かいます。現在のギリシアは経済危機。ストライキで行政は機能しておらずマフィアが暗躍していると散々色んな人から脅されていたのですが、全く身の危険を感じることはありませんでした。
そもそもギリシアの男たちに犯罪を起こす気力なんて無いと思います。平日の午前中からカフェで30~50歳の男たちが、コーヒー片手にくっちゃべってる社会。店員や駅員、係員などおよそ目に付く働く人々は総て女性です。経済危機なんて何を今さら。何百年も前からこんなもんでしょう。うまく貧乏を演じてEUから金を引っ張っているようにしか見えませんでした。
ともあれ初ギリシア。念願のアクロポリス。何人か誘導員の男がいましたが、ただ突っ立ってるだけで、女性監視員がピピピーって笛を吹いて、おめーらしっかり働けよ!みたいな雰囲気で怒ってました。男はずっとヘラヘラしてるし、女は絶えずカリカリしている、そんな国。
ランチはギリシア料理。好きなお皿を選んで1本づつビールつけて、なんとたったの28ユーロ。
個人的にはムサカ(マッシュポテトでラザニア)と
ヤギのチーズがのったサラダ、
トマトにご飯を詰めて焼いた料理がお気に入り。トマトがうまいんだ、とにかく。
食後は街をぶらぶら。
素敵な雰囲気のカフェが多い。客は成人男性がほとんど総てを占めてます。

エロ本やAVが道端で平気に売られていますガムの隣とかに。さすが年間セックス回数世界No.1の国民。年間平均143回ですって。やたら体臭がキツいなぁと思ったのですが、これはもはやフェロモンと呼んだほうが良いのかもしれません。

この国はもうだめですね。そして今になって始まったことじゃなくて、昔からだめなのでしょう。昔の偉人(ソクラテスとか)たちの財産(アクロポリスとか)を食いつぶしながら、ただダラダラと暮らしているだけ。なんてうらやましい。憧れる。日が傾くと、カフェのおっさんたちはコーヒーからビールに飲み物が変えていました。
犬までダラけています。

このエントリーをはてなブックマークに追加 食べログ グルメブログランキング

「地中海・エーゲ海クルーズ」シリーズ目次
子育て中のイラストレーターが漫画でクルーズの素晴らしさを伝えるエッセイです。クルーズ旅行って、高級なイメージがありますが、子連れなどの場合は総額では割安になることが多い。そのような事実や基礎知識を非常に解かり易く著している良本です。クルーズをまだ一度も経験したことが無い人が読むに打ってつけ。

関連記事
旅行が好きです。油断するとすぐに旅に出ます。楽しかった大型旅行の先頭記事をまとめました。リンクに飛んでから、順々に次のページをめくって頂ければ幸いです。